全豪2010 DAY3観戦記(その2)

セブが負け、伊達も負け、どうしても見たい試合は早くもなくなった。当てのないコート放浪の旅へ。

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バルトリ様のお成り。

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ガリナ・ボスコボエワもロシアからカザフスタンへの国籍変更組。
カラタンチェワ、ゴルベフ、コロレフ、シュベドワ・・・一体何人引っ張るつもりでしょうか？
カザフスタンのテニス協会はなかなかの野心家さんのようですね。

  ツベタナ・ピロンコバ(ブルガリア)。

Women's Singles - 1st Round
Tsvetana Pironkova(BUL) def. Galina Voskoboeva(KAZ)
6-4 6-4

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1Rでシャラポワを倒して注目を浴びているマリア・キリレンコ。やはり確認しておかなければなるまいとショーコートNo.2へ。

実は、キリレンコのシングルスのプレーを今まで見たことがあったかさえ定かでないのですが・・・キリレンコってこんなんだったっけ？

腰の入ったリターンの構え。
「打って来いやー」みたいな。

膝の故障が癒え、筋力アップに取り組めるようになった、という話ですが、

女子プロレスラーのように「コーノヤローッ！」とか言いながら
相手をロープに投げ飛ばさんばかりの勢い。
シャラポワ顔負けの絶叫で、闘志剥き出しのプレー。
面白い！面白いよ、キリレンコ！！
ステラの可憐なウェアを着ていた頃よりずっといい！！

相手は予選勝者のイヴォンヌ・モイスバーガー。
今日もひたすら拾う拾う。

ドロップショット失敗！
ネットを越えそこなったボールを拾い上げ、
「ここに落ちてほしかったのよ・・・」
一見地味キャラながら、なかなかお茶目なモイスバーガー。
第1セットではデュースが何度も続くゲームがあるなど健闘しましたが・・・

最後のポイントは中ロブ合戦に。
モイスバーガーのロブが浅くなったところをキリレンコが前に出てきてスマッシュ！

キリレンコは昨年の全米に続く3R進出。

  何やら全身から自信がみなぎっていました。

ちなみに、マット・クローニンのTwitterによるとBFのイゴール・アンドレーエフとの結婚について聞かれたキリレンコの答えは「イゴールに聞けば？」。自分からは聞かないの？との質問には「ロシアではそういう事は女から聞かないのよ」。

Women's Singles - 2nd Round
Maria Kirilenko(RUS) def. Yvonne Meusburger(AUT)
6-3 6-1