Sunday 10 January 2010

ブリスベンDAY6 & ホップマン・カップDAY7 スペインvsイギリス TV観戦記

ブリスベン第1試合は男子準決勝、ラデク・ステパネックvsガエル・モンフィス。
ステパネックのポヨヨンタッチにモンフィスののらりくらりストローク。何と表現したら良いのか・・・ぬらぬらしている。

テーピングはカラフル&角丸の時代なんですね。おしゃれさん。一方、ALEAはチェコのヨネックス的な立ち位置のブランドなんでしょうか。

ステパネックのかゆいところに手が届く絶妙な配球!再トップ10入りの日も近いかも!モンフィスはコーチのラシード氏が体調不良で今大会帯同していなかったとか。

Brisbane International
Men’s semi-final
Radek Stepanek (CZE) def. Gael Monfils (FRA) 6-2 6-1


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ホップマン・カップ決勝。女子シングルスは世界403位のローラ・ロブソンちゃんが26位のマルティネス・サンチェスを倒す快挙。こんな展開を誰が予想したでしょうか!!この1週間で強い選手と当たり続ける中、トップレベルのプレーに対応する能力を身に着けつつあるとか?桜木花道か。フォアハンドウィナーの数、マリア・ホセ5本に対し、ロブソンちゃん17本が光ります。

勝利の後、観客の声援に応える姿も板についたロブソンちゃん。試合後のインタビューで

「第1セットは、”I completely dominated.”(私が完全に支配してたわ) 」(会場爆笑)
(イギリスにいるおじいちゃん、おばあちゃんに何か言いたいことは?)「ロンドンの人は今、みんな寝てると思う」(さらに爆笑)

文章にするとただの生意気な小娘っぽくとられそうですが、実際はロブソンちゃんが悪気なさげに可愛らしい声で話すので、とても、とても、かわいい!

マリア・ホセは今大会シングルスで初めての敗戦。後のインタビューで「今日は私の日じゃなかった」とコメント。

Hopman Cup
Women’s singles
Laura Robson (GBR) def. Maria Jose Martinez Sanchez (ESP) 6-1 7-6(6)


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第1シードから第4シードが揃ってベスト4に入るのは、昨年8月の米シンシナティ以来だとか。

判定を巡り再三主審と揉めるベルディヒ。また、第9ゲーム0-30からのポイントでは、ワイドに切れたように見えたベルディヒのサーブがインの判定で、ロディックも主審に詰問。怖いよ!主審は選手の抗議に動揺したとしてもそれを表に出すことは決して許されないし、後に引きずることもできません。厳しいお仕事ですね。

ロディックは豪国内の大会では、これが初めての決勝進出。ブレークとペアを組んだダブルスは残念ながら準決勝で敗退。

Brisbane International
Men’s semi-final
Andy Roddick(USA) def. Tomas Berdych(CZE) 1-6 6-3 6-4


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ホップマン・カップ決勝。男子シングルス、アンディ・マレーvsトミー・ロブレド。

試合途中、会場のオーロラビジョンにアップになっている自分に気がついて、「トミー、勝ってね」という風に拝む仕草を見せるマリア・ホセ。お茶目さん。そう言えば、初日以降彼女が男性といちゃつく姿を見なくなりました。ダメ出しでも入ったのでしょうか?

LOS・・・インディオス&シルビア・・・。



「まあ、何だかんだ言ってもマレーがランク通りの実力を発揮して勝っちゃうんだろうな」と思っていたのですが、第2セットをロブレドがすごい巻き返しの挙句セットオール!いつになく頼もしいロブレド!!

第3セットもロブレドが第2ゲームで先にブレーク。マレーはさすがに疲れたか?しかし、今週シングルス、ダブルスと彼がどれだけコートの上を人並み以上に走り回っていたかを知る人なら、とても彼を責める気にはなれないでしょう。

ロブレドが勝って、1-1のイーブンに。マリア・ホセのまさかの敗戦を帳消しにする大金星。トミーさん、素敵だ!!!

試合後のインタビュー。ロブレドは「観客の皆さんがミックスダブルスを見たいだろうと思って、頑張った」。

Hopman Cup
Men’s singles
Tommy Robredo(ESP) def. Andy Murray(GBR)1-6 6-4 6-3


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ローラ・ロブソンの録画インタビュー。メルボルン生まれで、今でも豪に親戚が多く暮らすという彼女。ロブソンちゃんの曽祖父はパースを拠点にするオーストラリアン・フットボール・チームの会長を長らく務めた人物だそうで、ユニフォームをもらったり、クラブの選手二人と軽くストローク。

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マリア・ホセ・マルティネス・サンチェスの録画インタビュー。サッカーは彼女の住まいのあるバルセロナファン。近くの広場で遊んでいた子供たちに混じり、華麗なドリブルを披露。

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大番狂わせの連続で最高のお膳立てが整ったミックスダブルス。ロブソンちゃん、今日のミックスダブルスはマレーをカバーするつもりでプレーするのだ。

スペイン・ペアはIフォーメーションを使う場面も。今大会でやっているペアは初めて見たかも。

第1セット第6ゲーム。マリア・ホセがロブソンちゃんの足元を狙ってボレーを打ってくるのを読みきったマレーが、ロブソンちゃんの後ろに回りこんでキャッチ。次のボレーで決められはしましたが、見事なフォロー。

ロブレドは優勝とダイヤがかかっているとあって、ロブソンちゃん相手のラリーでも一切手加減なし。ものすごいスピードと角度で返ってくる男子のボールにいきなり対応するのはさすがに厳しいか。持っていたボールを床に叩きつけ、自分に腹を立てている様子のロブソンちゃん。なんだか異常にヒートアップしてきました。その後、ロブソンちゃんvsロブレドのラリー合戦で、ロブレドが先にミス。やられても怯まないロブソンちゃん、いい!第1セットはスペイン。

第1セットを落としイギリスペアはやや気落ちしたのか、第2セット序盤でミス連発。ロブソンちゃんは明らかにインのボールをウォッチする等、疲れを隠せず。15歳にはかなり厳しい試練の場となってしまいました。ロブソンちゃんとロブレドとのクロスラリーになるや、マレーは早目のポーチ狙いですごい詰めよう。

第4ゲームはロブソンちゃんのサービスゲーム。デュースの繰り返しで8回目、ロブレドとロブソンちゃんが向かって右側のサイドでストレートのラリー合戦。マリア・ホセがポーチに出てきたところをきちんと見ていたロブソンちゃん。クロスに鮮やかなバックハンドウィナーを決めてキープ。これはお見事。

第8ゲーム、スペインの4-3で再びロブソンちゃんにサーブが。30-15からロブソンちゃんのフォアがマレーの背中にヒットするアクシデントがありながらもキープ。4-4。ロブソンちゃん、今日はしっかりマレーのパートナーとしてプレーできてるよ!少なくとも最初の試合よりずっといい動きをしてるよ!

いよいよ佳境の第11ゲーム途中7時に。豪では無情にも放送終了、ニュースに。ガガーン!!30分後に録画で再開。

やったー!!ロブレドのこれほどの喜びようは、かつて見たことがありませんよ。こちらまでうれしくなってしまう。勝利のため、ダイヤのため、全力プレーに徹した甲斐がありました。

今週ここまで獅子奮迅の活躍だったマレー。優勝を逃してさぞ無念なことでしょう。でも、経験少ないロブソンちゃんを黙って(いや、少しは皮肉を言ってましたっけ)フォローしまくるマレーは本当に格好良かった。微笑ましいペアでした。

そして、ロブソンちゃんには全豪予選のワイルドカードが出たとか。生まれ故郷のメルボルンでも熱いプレーを期待したいです。

Hopman Cup 
Mixed doubles 
Maria Jose Martinez Sanchez/Tommy Robredo (ESP)
def.
Laura Robson/Andy Murray (GBR)  7-6 7-5

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ブリスベン女子決勝はナイト・セッション。待望のキム・クライシュテルスvsジュスティーヌ・エナン!新年から出来すぎのストーリー。これで、試合内容が伴えば言う事なし。

観客席のキムの娘ジャダちゃん。コートにいるのが自分のお母さんだと分かっている様子。周りの観客に合わせて拍手も!

キムが最初のポイントからすごいダウン・ザ・ライン。テンションの高いラリーの連続。これは期待できる。

第4ゲームの最中、緊張感に満ちたアリーナの場外から「ウーケーケーケーケー!」と甲高い鳥の声が。こういうところがオーストラリアらしいというか・・・力が抜けます。

どっちがより強いボールを打てるか、意地の張り合い対決の様相を呈してきました。エナンは元々女子には数少ない「ファイター」と呼べる選手ですが、この試合のキムも普段より力の入ったガッツポーズを連発。女子の試合がエキサイティングになるには、「あんたにだけは絶対負けない!」という私怨に近い要素が必要なのかもしれません。

ところで、豪では未だにマスコミから”Aussie Kim”の愛称で親しまれているクライシュテルス(最近これに”Aussie Ana”も仲間入り)。その事を知ってか知らずか、「オーストラリアはベルギーの次にファンのサポートが暖かい」と話したり、今大会前慰問に訪れた現地の子ども病院に優勝賞金37,000米ドル(約350万円)全額を寄付したという話を聞くと、

ヒューイットとはとっくに別れて、別の男性と結婚、子供までいるというのにいつまでもオージー扱いされることを、「私、もう関係ないですから!」とにべもなく拒絶するのも大人げないとは言え、単に好意的に受け取るどころか嬉しがってみせたり、さらに喜ばせてみせるのはどうなのか(もちろん、病院への寄付は素晴らしい行為ですけどね)。余計なお世話だけれど、キムのご主人は何とも思っていないのか?ヒューイットの家族の気持ちは考えたことはないのか?とか、

もしも彼女がヒューイットの妻ベックのように母親業に専念する立場で、夫や夫の元恋人が世界的アスリートだったとして、そんな注目を浴びる立場にある夫の元恋人が『姪っ子にJadaと名付けたの』と無邪気にTwitterで全世界に向けてつぶやいたら、自分がどんな気持ちになるか想像したことはないのか?とか、

豪マスコミも、そんなに自分の国のアスリートと交際している(いた)外国人女性アスリートをオージーと呼びたいなら、クリス・エバート(ゴルファー、グレッグ・ノーマンと結婚。18ヵ月後に離婚)のことも”Aussie Chrissy”と呼んでやったらどうか、とか――話が逸れました――

とにかく、一般には「いい人」と伝えられる彼女のオフコートでの挙動にモヤモヤする機会はままあるのですが、この試合の彼女のプレー、メンタルはエナンも同様文句の付けようのないものでした。今年の女子ベスト5マッチの一つに、もう入れてしまって問題ないはず。

観客席、エナンのコーチの後ろでちょくちょくテレビに映っていたのは、土居美咲ちゃんでしたね。全豪は予選から出場すると聞いています。期待してます!

Clijsters wins the comeback clash.

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ダビデンコとナダルのドバイ決勝も大熱戦だったとか。テニスファンにとっては、新年早々濃密な一日となりました。全豪終了まで体力が持つかどうか(見てるだけですが)。

NATIONALFLAG 国旗柄ファスナーホルダー ベルギー王国 07115-4

NATIONALFLAG 国旗柄ファスナーホルダー ベルギー王国 07115-4
NATIONALFLAG 国旗柄ファスナーホルダー ハンガリー共和国 07121-5 NATIONALFLAG 国旗柄ファスナーホルダー ノルウェー王国 07132-1 NATIONALFLAG 国旗柄ファスナーホルダー アイスランド共和国 07128-4 NATIONALFLAG 国旗柄ファスナーホルダー スイス連邦 07106-2 NATIONALFLAG 国旗柄ファスナーホルダー ポーランド共和国 07140-6
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