Thursday 19 February 2009

大阪で新しくWTAの大会がスタート

この10月大阪で、日本ヒューレット・パッカード社がスポンサーとなって「HPオープン」の名でWTAツアー大会が新しく開かれることになったとか。この先の見えない不況の中で有難い話ですね。

このニュースで思い出したのが、93年2月尼崎で開かれた「アジア女子オープン」。出場選手はノボトナ、マヌエラ&マグダレナ・マレーバ姉妹の他、伊達、沢松、遠藤、米ちゃん、まだプロとしてデビューして間もない愛ちゃん他多数の日本人選手。

初めて訪れた国際大会の会場では、「おばさーん!」と線審にブチ切れる伊達公子に度肝を抜かれたり、ノボトナがサーブを打つ時決まってどこからともなく

「よぉ~~~ポン!」

という歌舞伎のあれのような音が聞こえるので不思議に思っていたら、「よぉ~~~」はノボトナの喉の奥から漏れていることに気がついて可笑しくてたまらなくなったり、ついさっき沢松から大金星を挙げたばかりの宮内美澄が通路の向こうから満面の笑顔でこちらに向かって走ってきて(私の後ろに彼女の知人の方がいらしたため)驚いたりと、私にとっては観戦バカとしての一歩を踏み出すきっかけとなった思い出深い大会です。

同年3月には大阪・江坂でも「セーラム・オープン」という男子の大会が開かれて、当時世界No.1だったジム・クーリエが出場したり、修造がマイケル・チャンとダブルスを組んだりしてましたっけ。

こちらの大会で最も印象に残っているのは、修造のダブルスでの出来事。とあるエンドチェンジで、修造は主審に何事か話しかけるやダッシュでコートの外へ。当時はバスルーム・ブレークなんて優雅なものはなかったんですね。目指したのは通路を挟んで向かいにあったお手洗い。高い仮設スタンドの端に座っていたおかげで、狭い通路で突然修造と出くわした人が仰天している様子や、個室から出てきた修造が、残り時間を気にしてそのままコートへ一目散に戻ってくるのを目撃。そして、観客席の男性の一人から

「修造!手ェ洗えよ!!」

などと大阪らしいツッコミが入り会場が大爆笑となったことなど、今でも記憶の中に鮮明です。ああ、こうして思い返してみると、あの頃は関西のテニスファンにとっては夢のような時代だったんだなあ・・・。

新大会の末永い発展を願うとともに、また昔のように関西でもレベルの高い試合に触れる機会が増えるといいな、と当地から遠く離れて暮らす今もそう思います。

リンク: 時事ドットコム:大阪で新設WTAツアー大会=女子テニス.

るるぶ大阪’09 (るるぶ情報版 近畿 6)

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