クーヨン・クラシックは全豪の前週、創立120年の伝統あるクーヨン・テニス・クラブを舞台に、男子トッププレーヤー8名を招き行われる名物エキシビション。いつかは錦織くんが呼ばれることもあるだろうとは思っていましたが、まさかこんなかたちで早々に実現するとは。クーヨンにはまだ行ったことがない。錦織くんが出る、しかもツォンガとの試合なら是非見てみたい!でも、錦織くんは11時からの第1試合で、10時から始まる予選と完全にかぶっている。困った……。困った時は……寝よう。
一夜明け、テレビで生放送がある錦織くんの試合はうちの優秀なパナソニックDIGAちゃんに覚えておいてもらうことにして、テレビ中継などあろうはずもない全豪予選に出かけることにしました。朝方まだ雲行きは怪しいものの、風は昨日よりは弱くなったかな。
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会場に着くと、丁度ニコライ・ダビデンコとブラス・カブチッチが練習を終えたところ。カブチッチは試合があるだろうに、こんな時間に暢気に練習していていいのかと思っていたら、今回は本戦かららしい。そうか、いつの間にか成長してたんだな。良かったな、カブチッチ。入れ替わりに現れたのはアナ・イワノビッチ。
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初戦であっさり消えてしまう予感を孕みまくっているダスティン・ブラウンを、今のうちに見ておくことに。
ところが、席について間もなく再びの雨で中断。この隙に本戦のチケットを買っておきがてら、プロショップ等のチェック。
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誰もいないガーデン・スクエア。
行く当てもなく場内を彷徨う観客をよそに、今日も忙しいストリンガーさんたち。
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正午過ぎ、雨が止んだのでコートに戻ると、引退したり現役に戻ったり意味不明なクリストフ・ロクス(画像下左)と、彼がコーチしているらしいヤニック・メルテンスが練習中。メルテンスは前日の予選1Rで勝利。
しかし、この時コートで最も注目を集めていたのは、選手ではなく一羽の鳥だった。
雨で濡れた羽を乾かしているらしい。後ろで激しく行き交うボールにも全く動じず。
オフィシャルのお姉さんが登場。二人に「ごめんねー」と謝りながら、コートから鳥を追いだそうと試みるも……
動いてくれない鳥に苦笑いするしかないお姉さん。
最後は実力行使で追い出されるも
しばらく柵の上でギャラリーの被写体となっていました。ここまで
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試合再開。フォアのスライス、力のないロブを上げたかと思えば、いきなり強烈なフォアをぶっぱなす等相変わらず人を食ったようなプレーを連発するブラウン。
エンドチェンジの立ちっぱなしは止めたらしい。
一方、見るからに真面目そうなティエモ・デ・バッカー。
ブラウンの強烈なサーブをまともに返せず、第3セット終盤になってもブレークのチャンスすら掴めないことで相当ストレスが溜まっている様子。時折大声も。
しかし、なぜか第14ゲームでブラウンのプレーが突如乱れ、最後は割りとあっさり決着。
Men's Qualifying Singles - 1st Round
Thiemo de Bakker(NED) def. Dustin Brown(GER)[31]
7-6(3) 4-6 8-6
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