この試合は最初のゲームでスウィーティングが先にブレーク。第4ゲームをラブゲームで失い1-3とリードを許す場面もあったそうですが、それに続く33ポイントのうち24ポイントを錦織くんが奪い、2つのゲームでは、最後のポイントでベースラインから完璧なドロップショットを決めたとか。また、錦織くんは試合の95%をベースラインの後ろでプレー。フォアハンドを相手のベースライン内側数インチに打ちこみながら、スライス、バックハンドも良かったようです。
最後の6つの錦織くんのサービスゲームで7ポイントしか奪えなかったスウィーティングの試合後のコメントは
「彼(錦織くん)はサーブが良かった。フォアハンドも良かった。今日の彼は僕にはトゥーマッチだった」
「彼は元々いた場所に戻ると思う」
復帰してからはフルセットの試合になることの多かった錦織くんですが、今大会はセットを失ったのは一度だけ。QF以降の3試合はそれぞれ3、2、4ゲームを落としただけのストレート勝ち。素晴らしいです。
錦織くんはこの優勝で7,200ドルと80ポイント獲得。ランクは現在の649位から一気に350位前後までアップしそうです。
Challenge met: Nishikori rolls over Sweeting to title | savannahnow.com (記事左側の画像をクリックするとポップアップ。右下の矢印アイコンをクリックでさらに拡大します。高画質。バックのローボレーの何と美しいこと)
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錦織くんからのメッセージを彼のブログで読まれている方が多いことと思いますが、彼はFacebookでもコメントを載せていて(英語)、こちらに日本のファンからのコメントがあまりないことを不思議に思っているようです。
日本の方にとってFacebookはあまり馴染みがないかもしれませんが、登録に友人からの招待等は不要ですし、日本語で書き込んでも大丈夫なので、是非一度お試し下さい。
Facebook - フェイスブックへようこそ！(登録はここで)
Facebook | Kei Nishikori (錦織くんのページ)
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一方、先週末ブリスベンで行われたデ杯のvsオーストラリア戦、日本チームは5試合を戦って1セットも奪えないという悲しい結果に終わってしまいました。
この試合のためにヒューイットがわざわざヨーロッパから戻ってくる等、ワールド・グループ入りに賭ける両チームの思い入れの違いは明らかだったとは言え、ちょっと残念すぎました。ダブルスなんて第1セット、ブレイクして5-3とリードした第9ゲーム、鈴木選手のサービスゲームをラブゲームであっさり落としたのを見て、すぐさまサイトを閉じてしまいました。うちのネットの契約には1ヶ月30GBのアップ・ダウンロード制限があって、ストリーミングの類を見ている時は、それが本当に見たいコンテンツかどうかシビアにならざるを得ないのですよ。短気を後悔させてもらえたらうれしかったのですが、スコア(7-5 6-4 6-0)を見る限り後悔しようがない。ちょっと恨み節。
それにつけても、ヒューイットのプロ根性にはまたもや感心させられました。初日のシングルス勝利に飽き足らずダブルスに急遽出場しただけでなく、3日目の消化試合にまで出てくる大車輪の活躍。体力が余っていたのもあるでしょうが、彼のスポンサーはヨネックスにファイテンと日本の企業がメインであることも関係していたのかもしれません。
スポンサー思いといえば、今年に入ってからの彼は、デ杯で客席に見えたご両親も着用のヨネックスの「C’mon」Tシャツの宣伝に熱心で、全豪ではロッド・レーバー・アリーナから退場する前、ビッキーズの飴を配る人みたいにシャツを客席のファンにプレゼントしていました。「10月にはスポンサーのために日本の大会に出るので、コモンウェルス・ゲームズ(旧英連邦諸国による4年に1度の総合スポーツ競技会）には出場できない」と年初から明言しているので、日本のファンの皆様はレイトンの健康を祈りつつ秋まで待ちましょう！
アディダス 01 M クラブライン S/S NISHIKORI kf113
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