Monday, 17 May 2010

優勝おめでとう! ナダル&レザイ&ガスケ

マスターズ1000マドリッド決勝は、ロジャー・フェデラーvsラファエル・ナダルの顔合わせに。ちょうど1年ぶりとなった二人の対戦。最後のポイントは珍しいフェデラーの空振りで終了し、試合は6-4 7-6(5)でナダルが勝利。 



スペインのソフィア王妃もご観戦の中、今回の優勝でナダルが打ち立てた数々の記録を以下箇条書きで。

・同じ年にクレーで行われたマスターズ1000の3大会(モンテカルロ、ローマ、マドリッド)全てで優勝した初めての選手に。

・マスターズ1000の大会優勝は18回目で、若干23歳11ヶ月でアガシの記録を抜き歴代1位に。

・クレーでの優勝回数を28に伸ばし、オープン化以降ではイワン・レンドル、イリ・ナスターゼに並び歴代5位に。1位はギジェルモ・ビラスの45回。

ツアーでのクレーの決勝の成績は28勝2敗(負けた相手はいずれもフェデラーで、07年ハンブルグと09年マドリッド)。 二人の対戦成績はナダルの14勝7敗に。

そして、ナダルのランキングは今週2位に浮上。

Tennis - ATP World Tour - RAFA'S RECORD 18

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同じくマドリッドで行われた女子決勝は、アラバン・レザイがヴィーナス・ウィリアムズを6-2 7-5で下してツアー3回目の優勝。

レザイは今大会エナン、ヤンコビッチにも勝利。試合のビデオはここで。

下はイランのテレビ局の電話インタビューに答えるレザイ。何を話しているのかはさっぱり分かりませんが、アナウンサーの女性の服装が物珍しかったので。


レザイはフランス・サンテティエンヌ生まれの23歳。イラン人の父親は自動車整備士で、彼女と一緒にツアーを回っている母親は理学療法士。06年にトップ100入りを果たし、昨年5月にツアー初優勝。同年末にもバリで優勝あり。

レザイのキャリアでターニング・ポイントとなったのは、パリ郊外でアカデミーを運営するPatrick Mouratoglou氏がコーチに就いたこと。同アカデミーの卒業生にはマルコス・バグダティス、マリオ・アンチッチ、ポール-アンリ・マテュー。現在はヤニナ・ウィックマイヤー、ソラナ・シルステア、ローラ・ロブソンがトレーニングしているとか。

レザイのグランドスラム最高成績は4R。モーレスモ、デシーが昨年限りで引退したフランスで、バルトリ、ラザーノとともに地元女子として全仏での活躍が期待されます。


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フランス・ボルドーのチャレンジャー決勝ではリシャール・ガスケがミカエル・ロードラを4-6 6-1 6-4で下して優勝。

ガスケは今週68位に。


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ラファが審判と握手を終えて地面に腹ばいになった時、もしかしてステパネックのあれをやるのかと一瞬期待心配してしまいました。



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