Friday 17 February 2012

全豪2012 DAY7観戦記(その1) クルム伊達&錦織 1R vs ドゥルコ&シュワンク

1月22日(日)

それは数日前の夜。自宅でその日会場で撮った写真のデータをパソコンに保存しつつ、ネットでニュースをチェックしていた時のこと。

「えっ!?錦織くんと伊達にミックスダブルスのワイルドカードが出たんだって」
「……何ミックスダブルスって……」
「今年のオリンピックからミックスダブルスがあるから、その関係じゃないんかな?」
「……へえ……」

今回シングルス、ダブルスともにストレートで初戦敗退した伊達選手はともかく、錦織くんはまだシングルスで残っていて月曜は第6シードの強敵ツォンガと対戦を控えているというのに、なぜにミックスダブルス?誰のどんな思惑が絡んでいるのか知らないが、人気者は忙しいことだ。

しかし、錦織くんがわざわざ出てきてくれるというのだからとりあえず見ておきたい、ということで試合開始時間の3時15分に合わせて来場。日曜とあって、マーガレット・コート・アリーナはほぼ満員。

P1030815 座っているだけで喉元を汗が流れ落ちる猛烈な日差しの中、錦織&伊達組が登場。

P1030830ウォーミングアップの最中、客席から「頑張れー」「頑張れー」という声が立て続けに聞こえてきた。

「いやー、別に頑張らんでいいって」

しまった、つい心の声が。すると、前に座っていたどう見てもオージーの男女三人組が一斉に肩を震わせ、しかし声を出さずに笑い始めた。三人はそれまで黙っていて、他に特に掛け声などもなかったのに。まさか日本語が分かるとか?!油断ならない。

P1030846

P1030847

P1030850 いやー、楽しそうでうらやましい。

ドゥルコとシュワンクはそれぞれダブルスの経験も豊富で、去年の全米では二人で準優勝したというので安心していた(何を?)のだが、この日は勝つとまずい事でもあるかのような覇気のないプレー。特に何もしないうちに伊達&錦織組が勝ってしまった。おやおや。


Mixed Doubles - 1st Round
クルム伊達公子(JPN) / 錦織圭(JPN)
def. Gisela Dulko(ARG) / Eduardo Schwank(ARG)
6-4 6-1



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