東レPPO 2011 前半を振り返って

25日に開幕した東レ・パン・パシフィック・オープン。世界のトップの女子プレーヤーが今年も大勢来日してくれました。ここまでの感想等です。

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本戦開幕前の24日(土)の行われたキッズテニス。ウォズニアッキ、ラドワンスカ(姉)、パフリチェンコワ、そしてポストペットのモモちゃんが参加。



モモちゃんと言えば、昔は私もよくメールを運んでもらったものですが、「ポストペット」のブームが去った今なお愛くるしいルックスには変わりなく、選手の皆さんもメロメロ。ラドワンスカ姉のこんなに楽しそうな笑顔なんて滅多に見られるものではありません。モモちゃん、グッジョブ！しかし、テニスの腕前はまだまだだったようで、ウォズニアッキからは

「モモちゃんは超クールだったけど、ボールの打ち方はちょっと教わった方がいい」

とのお言葉が。

ところで、「ポストペット」公式サイトをチェックしたところ、有明に来ていたのはモモちゃんではなく、モモ妹の方だった模様。ウォズニアッキはモモちゃんを「he」と呼んでいましたが、女の子です。

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25日(日)午前には先の東日本大震災のセレモニー。大勢の選手が参加してくれました。ズボナレワ、シャラポワ、ストーサー、ヤンコビッチ、アザレンカ、、バルトリ、ウォズニアッキからのメッセージも。



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WTA提供の画像は下のリンクから。

その1 (キッズテニス、プレーヤーズ・パーティーの模様等。パーティーには森田、土居選手に加え、予選を突破してWTAツアー本戦初出場を果たした瀬間詠里花選手の姿も)　

その2 (震災セレモニー、試合中の写真等。クルム伊達選手はこちら)

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出場選手の日本滞在中のTwitterウォッチ。

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ヴァニア・キング東京到着時のツイート。

「東京に到着。完璧なお天気にラブリーな挨拶。世界で一番秩序ある礼儀正しい国へようこそ！」

キングは2Rで第11シードのパフリチェンコワに勝つ金星。3Rではクヴィトワと対戦し、第2セットではセットポイントもあったものの、惜しくもストレートで敗退。ダブルスではヤロソラワ・シュベドワとのペアでまだ勝ち残っています。29日(木)、QFでナタリー・グランディン＆ブラディミラ・ウーリロワ組と対戦。

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ヴィクトリア・アザレンカ、来日直後のツイート。

「今日は少しだけ打ちに会場へ…長旅の後はきつかった…その後スーパーへ…全部日本語だった＃チャレンジング」

アザレンカはQFでバルトリと対戦。キリレンコとのペアでダブルスでも残っています。

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レベッカ・マリノ。「昨日は朝から晩まで会場に缶詰だったうえに負けちゃったけど」と前置きした上で、

「昨日は少なくとも折り鶴を作った。記憶を頼りに作った割には悪くない出来」

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ユリア・ゲルゲス25日のツイートより。

「ここ東京はラブリー。人々もトーナメントも」

ゲルゲスは3Rでシャラポワと対戦。2セットともタイブレークに持ち込むもストレートで敗退。

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アナスタシア・パフリチェンコワ、離日時のツイート。

「日本のお客さん大好き！バイ東京。また来年！♥」

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今大会第4シードのベラ・ズボナレワ。来月7日全米で発売になるESPNの雑誌「BODY ISSUE」の中で、ヌードを披露したとか。

一昨年はセリーナが全裸で表紙を飾り、話題を呼んだ同誌。今年も20人以上の有名アスリートが全裸、もしくはそれに近い状態で登場しているとか。これまで水着グラビアすらなかったズボナレワ。露出の具合はいかほど？

QFではキリレンコと対戦。

Nude awakening: Athletes posing in ESPN's Body Issue

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3R、アニエシュカ・ラドワンスカ vs エレナ・ヤンコビッチ戦で、ラドワンスカが股抜きショットに挑戦。

　　

残念ながらボールはネットを越えなかったものの、試合はラドワンスカが2-6 6-4 6-0で勝利。QFでは第1シードのウォズニアッキをフルセットで下したカイア・カネピと対戦へ。

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WTAのスポンサー企業の一つ、豪航空会社ジェットスターのCMでは、出演者が「スタージャンプ」をするのが慣例。土居美咲選手もカンガルーの着ぐるみで見事なスタージャンプ。

この写真を見て思い出したのが、メルボルンで毎年開かれる「ジャパンフェスティバル」というお祭りのこと。私は今年初めて会場を訪れたのですが、屋台や各種出し物で大盛況でした。日本人だけではなく現地の方も大勢集まっていて、その中には和服姿の他、ゴスロリ、メイド姿やアニメのキャラクターのコスプレで自分なりに「JAPAN」を表現している人がたくさん(画像下)。

　　



しかし同時に戸惑ったのは、今回美咲ちゃんが着せられたようなつなぎの着ぐるみ姿の若者も少なからず見受けられたこと(画像下段)。

もしかして、深夜のコンビニに集うようなごく一部の若人の服装が、オーストラリアでは日本の文化の一つと看做されていて、この度の美咲ちゃんの広報活動に繋がったのではないか、と一抹の不安を覚えたのでした。違う！それ違うから、オージー。


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ところで、今大会は「テニスナビ」がUSTREAMで「テニスな話」と題して会場からライブで中継してくれているのですが、これが非常に面白いんです！元選手のアレックス須貝さんが基本的に一人で進行しつつ、入れ替わり立ち替わり現れるゲストとお話したり、選手のインタビューやイベントの模様、会場ブースの紹介等、流れる大会の裏側が興味深いのに加え、背後に覗くお祭り広場ののほほんとした空気で完全にやる気を削がれ、私などはここ数日完全に一傍観者に。おかげで自分のブログの更新をすっかり忘れてしまったほど(テヘッ)。

過去の放送も録画で見られるので、是非チェックを。おすすめはたくさんありますが、サマンサとヤンコビッチが東北の被災者の皆さんへ向け、日本語で「諦めないで頑張って」とメッセージをくれたこちら、江原弘泰選手のスペイン人との試合でびっくりした話、長塚京子さんのフェド杯 vs ドイツ戦でのダブルス(vs グラフ＆フーバー)の思い出話、米ちゃんはいつものようにニコニコしつつ現役時代の話の他、さらっとモニカ・セレスが強すぎた時期ロッカールームでいじめに遭っていた話も。

是非来週のジャパン・オープン、その次のHPオープンでも続けてもらえればうれしいです。

テニスな話 on USTREAM: テニスナビが定期的に配信中の『テニスな話』！ テニスナビサイトにも随時情報掲載中！ ⇒ http://www.tennis-navi.jp/event/tennisjptalk/. ...



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