Saturday 17 September 2011

全米優勝ストーサー 豪バラエティで優勝パレード

先日全米でグランドスラム初優勝を果たしたサマンサ・ストーサーが14日、自国オーストラリア、チャンネル9のバラエティ番組「Hamish & Andy's Gap Year」に出演しました。


同番組はハーミッシュ&アンディという豪の若者に人気の二人組が司会で、なぜかアメリカのスタジオから放送中。

サマンサは、月曜の朝アメリカの番組に出演した際のような妙なヘアメイクはなく、極めてリラックス。



やりとりから以下要約。

(トロフィーはどこ?)「分からない。レプリカもまだ受け取っていない」
(じゃあ、祝杯は何で挙げたの?)「普通のグラス」
(で、トロフィーは結局いつ貰えるの?)「6~8週間後」(何それ?)

(月曜の朝は?)「1時間半だけ寝て、朝7時15分にホテルを出て、2時に戻った。7時間連続でメディア、写真、インタビューの仕事。最後には自分が何を言っているのか分からなくなって、辻褄が合っていたかどうか」
(ニューヨークのKey to the City<名誉市民賞>は貰えそう?)「誰からもそんな話は聞いていない。だといいけど」(多分トロフィーの中に鍵が入ってるんだよ)

(ジュリア・ギラード豪首相から電話がかかってきたって?)「『気分はどう?仕事で見てないんだけど、録画を見るのを楽しみにしている。みんな誇りに思っているわ』と話していた。周りで40人が一体誰と話しているのかと見ていた」
(どうして君の番号知ってるのか不思議に思わなかった?いつもメール交換してるとかなら別だけど)「私たち、親しいから(注: 冗談)」
(どうやって番号を知ったか聞いた?)「私の電話にかけてきたんじゃないの」

(怒るセリーナはテレビで見てるだけでも怖かったけど?)「幸い私に向かって怒鳴ったりしていたわけじゃなかったから、事の成り行きを見守っていた。でも、コートの向こう側には行きたくなかった」
(あの出来事の後セリーナは調子を上げた。『あんまりセリーナを怒らせないで』とか思わなかった?)「寝た子を起こすことになるかも、と思った。どうなるか分からなかった。観客も賑やかになって巻き込まれていたけど、幸いすぐ終わらせて試合の流れを引き戻せたので良かった」

(お兄さんがテニスに引き込んだって読んだけど)「8歳の時、近所の人からクリスマス・プレゼントでラケットをもらって、テニスを始めた。放課後兄(ダニエルさん)、弟と公園に行ってプレーしていた。だから、兄が私の可能性を見出したってことになるのかな?」
(お兄さんは今ちょっと調子に乗って、テニススカウトになろうとか思ってんじゃない?)「多分ね」

そして、番組のエンディング。「これが全豪だったら道路に出て踊ったり、ticker-tape parade(紙吹雪が舞うパレード)でお祝いしたと思うんだ。だから、それを今夜君のためにここでやろうと思う」――

CropperCapture[118]
サマンサは建物の外へ。オート三輪の荷台に座らされると、「エアコンほしい?」「フレッシュエアーで大丈夫」等のやりとりの後、全豪のロッド・レーバー・アリーナの司会でお馴染み、クレイグ・ウィリス氏のアナウンスの下、オーストラリアのナショナル・カラーである金と緑のテープと紙吹雪が舞い落ち、盛大にお祝いをしてもらったのでした。

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たかがバラエティなのに、この演出にはちょっと胸を打たれてしまいましたよ。


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