Thursday, 1 September 2011

全米2011 DAY3でひとりごと

第6シードのロビン・ソダーリングが試合開始直前、病気を理由に欠場を発表。彼のエージェントが発表したところによると、ソダーリングは火曜夜腹痛と頭痛に見舞われ、医師から欠場を勧められた、との事。

TENNIS.com - News Headlines - Soderling withdraws from U.S. Open with illness

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Wednesday, August 31 (DAY3の全ての結果はこちらで)
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Women's Singles - 2nd Round
Sabine Lisicki(GER)[22] def. Venus Williams(USA)
Walkover


ヴィーナス・ウィリアムズも病気のため試合直前に棄権。このため、全米後のランキングはトップ100から落ちることが確定。



ヴィーナスは自己免疫疾患の一種「シェーグレン症候群」と診断されたそうで、症状には口内と目の渇き等があり、患者のほとんどは女性との事。

また、ビジネスの学位を取るため彼女が米インディアナ大学イースト校のオンライン課程に入学したこともこの日明らかに。

Tennis star Venus Williams enrolls at IUE | Palladium-Item | pal-item.com
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Women's Singles - 2nd Round
Christina McHale(USA) def. Marion Bartoli(FRA)[8]
7-6(2) 6-2


一部ではヴィーナス引退の噂も囁かれる中、アメリカの若手選手二人がシードを撃破。19歳のクリスティーナ・マクヘイルはマリオン・バルトリにストレート勝ち。


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Women's Singles - 2nd Round
Irina Falconi(USA) def. Dominika Cibulkova(SVK)[14]
2-6 6-3 7-5


ヴィーナスの棄権により、急遽アーサー・アッシュ・スタジアムに移動となったこの試合では、地元の21歳イリーナ・ファルコーニがドミニカ・チブルコワに勝利でこの喜びよう
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Women's Singles - 2nd Round
Samantha Stosur(AUS)[9] def. Coco Vandeweghe(USA)
6-3 6-4


サマンサがアメリカの若手による第3の犠牲者にならなくて良かった(第2セットはもたもたしていたけれども)。バルトリが消え、ドローが俄然楽になったはずのサマンサ。でも、この人の場合相手が誰とかそういう問題ではないので……。
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Men's Singles - 1st Round
Jack Sock(USA) def. Marc Gicquel(FRA)
6-4 6-3 1-6 6-4


昨年の全米ジュニア男子優勝、18歳のジャック・ソックも勝ち上がり。2Rでは00年の全米ジュニア優勝者、ロディックと対戦。
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Men's Singles - 1st Round
Feliciano Lopez(ESP)[25] def. 伊藤竜馬(JPN)
6-2 6-4 6-4


GS本戦初出場の伊藤竜馬選手。これからもっと経験を積んでいけば、きっと面白いことになると思います。

伊藤「サーブを改善したい」/全米テニス - テニスニュース : nikkansports.com
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Men's Singles - 1st Round
Andy Roddick(USA)[21] def. Michael Russell(USA)
6-2 6-4 4-6 7-5


ウィンブルドンのナダルに続き、またもやGS初戦でビッグネームとの対戦となったマイケル・ラッセル。しかし、いつものように格上相手でも気持ちの入ったプレーを見せ、天晴れな負けっぷりで私の期待を裏切りませんでした。ところで、米「スポーツ・イラストレイティッド」誌のライター、ジョン・ワーザイム氏のツイートによると、ラッセルはタオルを渡してもらう度にボールパーソンにお礼を言うのだとか。んがー、さらに好感度アップ!

「スポーツ・イラストレイティッド」繋がりで、同サイトによるアンディ・ロディックの珍しい写真特集はこちらでどうぞ。
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Men's Singles - 1st Round
John Isner(USA)[28] def. Marcos Baghdatis(CYP)
7-6(2) 7-6(11) 2-6 6-4


いい試合でしたが。
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Men's Singles - 1st Round
Julien Benneteau(FRA) def. Nicolas Almagro(ESP)[10]
6-2 6-4 6-3


ワイルドカード出場のジュリアン・ベネトーが、第10シードのニコラス・アルマグロに勝利。

ベネトーの怪しい勝利のダンスを期待して公式サイトのハイライトをチェックしましたが、特に面白いものは映っていませんでした。
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Men's Singles - 1st Round
Alex Bogomolov Jr.(USA) def. Steve Johnson(USA)
4-6 4-6 6-3 7-6(3) 6-3


キャリアハイの44位で今年の全米を迎えたアレックス・ボゴモロフJr.。しかし、全米大学チャンピオン、スティーブ・ジョンソンの前にいきなり2セットダウンのピンチ。
CropperCapture[38]
ボゴモロフJr.が1つセットを返し、試合は第4セットへ。ここで、これまで5セットマッチを戦ったことのなかったジョンソンが足に痙攣。ボゴモロフJr.も全米初出場の1R、vs フェルケレック戦でフルセットに突入し、同じように痙攣を起こしたとか。

タイブレークに入るとジョンソンしばしば動けなくなる場面も。しかし、ファイナルセット突入後もプレーは続行。第8ゲームでボゴモロフJr.がブレークに成功し、それが試合を決める結果に。

ボゴモロフJr.は全米初出場から10年目、挑戦6回目にして初の1R突破。

Alex Bogomolov, Jr Gets His First US Open Win | 10sBalls
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Men's Doubles - 1st Round
Ivo Karlovic(CRO) / Frank Moser(GER)
def. Bob Bryan(USA)[1] / Mike Bryan(USA)[1]
6-4 2-6 6-2



男子ダブルスは、第1シードのブライアン兄弟が初戦敗退の波乱。直近のGS4大会のうち3回優勝していた二人。ウィンブルドンの優勝でGSタイトル11個でウッディーズの記録に並んでいたものの、更新は来年以降へとお預けに。

勝ったペアのイボ・カルロビッチについては今さら説明不要ですが、パートナーのフランク・モゼールは34歳。シングルスの最高位は03年の288位。ダブルスのGSでの最高成績は二度のウィンブルドン2R進出だとか。

TENNIS.com - News Headlines - Bryan brothers suffer rare opening-round Slam defeat
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Men's Singles - 1st Round
Gilles Simon(FRA)[12] def. Ricardo Mello(BRA)
3-6 6-3 6-4 3-6 6-4


シモンは初戦からフルセット。
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Women's Singles - 2nd Round
Angelique Kerber(GER) def. Agnieszka Radwanska(POL)[12]
6-3 4-6 6-3


アンジェリーク・ケルバーがラドワンスカ姉に勝利。
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CropperCapture[58]


Women's Singles - 2nd Round
Alla Kudryavtseva(RUS)
def. Yanina Wickmayer(BEL)[20]
6-1 3-0 Ret.


腰を痛め、1Rでは治療を受ける場面もあったヤニナ・ウィックマイヤー。この日は第2セットでリタイアとなり、泣きながら退場。
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Men's Singles - 1st Round
Rogerio Dutra Da Silva(BRA) def. Louk Sorensen(IRL)
6-0 3-6 6-4 1-0 Ret.


ソダーリングの欠場により、ラッキルーザーで本戦に入ったのはロジェリオ・ドゥトラ・ダ・シルバ。対戦相手ルーク・ソレンセンが腕の故障で棄権し2Rに進出。

DAY2のニーランドと合わせて、オープン化以降アイルランド人として今大会初めて本戦出場を果たした二人ともがリタイアによる初戦敗退。
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Women's Singles - 2nd Round
Maria Kirilenko(RUS)[25] def. Vera Dushevina(RUS)
6-1 6-2


ブーケの恨みはらさでおくべきかー。
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Women's Singles - 2nd Round
Flavia Pennetta(ITA)[26] def. Romina Oprandi(ITA)
6-0 6-3


ペネッタとオプランディは同国出身ながらこれが初対戦。
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Women's Doubles - 1st Round
Sorana Cirstea(ROU) / 森田あゆみ(JPN)
def. Casey Dellacqua(AUS) / Rennae Stubbs(AUS)
7-5 4-6 6-2


あゆみちゃんの肩の怪我は治ったわけではなさそうですが、勝てて良かった。

そして、またもやレネ・スタブスの姿が。試合後の彼女のツイートを見る限りでは、今年限りのような雰囲気を漂わせていますが、果たして?

森田、痛み止め飲みプレー/全米テニス - テニスニュース : nikkansports.com
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Men's Doubles - 1st Round
Eric Butorac(USA)[8] / Jean-Julien Rojer(AHO)[8]
def. Grigor Dimitrov(BUL) / Dmitry Tursunov(RUS)
6-7(3) 6-2 6-0


「グリゴール・ディミトロフ」と「ドミトリー・ツルスノフ」って似てますね。今さらですが。
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Mixed Doubles - 1st Round
Jarmila Gajdosova(AUS) / Bruno Soares(BRA)
def. Tamira Paszek(AUT) / Alexander Peya(AUT)
6-3 6-4


ミックスダブルスでは全仏一大会限りでベルッチにふられたジャーミラ・グロス改めガイドソワ。その後ウィンブルドンでのマレー兄ジェイミーを挟み、次にパートナーに選んだのがブラジル人のブルーノ・ソアレス。

彼女の過去のツイートの記憶と合わせ妙にブラジルという国への執着を感じたため、何となく同国の女子選手事情を調べてみたところ、最高でも200位台とかなりの層の薄さ。もしかして今度はブラジル人と結婚、さらなる国籍ゲット&女子No.1として2016年のブラジル・リオデジャネイロ五輪出場を狙っているとか?しかし、ソアレスは2年前に結婚しているようなので、きっと私の考えすぎですね。フフ。


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4 comments:

  1. マイケル・ラッセル indianwellsで彼の試合をまじかに見た時に私も驚いた。彼は本当にタオルをもらう時というかボールをもらう時に毎回必ずthank you って言っていました。なんか礼儀正しいというか!いい人過ぎるのかも?

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  2. Accoさん、はじめまして。貴重な情報をありがとうございます。
    なんてちゃんとした人なんでしょうか!人としては褒められるべき長所のはずが、勝負の世界に生きる人間としては必ずしもそうとは言えないところが難しいところですね。でも、ラッセルには今のままでい続けてほしいように思います。

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  3. 実はコメントは2度目でお久しぶりですです。(笑)いつも大変楽しませていただきながら読んでいます。
    ラッセルは愛される選手ですよね。勝負と言う意味では本当にちょっと意地悪さが必要かもしれないですねえ。

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  4. あら!これは失礼しました。いつも読んで下さってありがとうございます。楽しんでいただいているとのお言葉、本当に励みになります。

    そう言えば私自身はラッセルの試合を生観戦したことがありません。来年の全豪ではチャンスを見つけなければ!

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