その後、大会は雨で濡れ滑り易くなっているコートで試合を強行しようとしたとし、ラファエル・ナダル、アンディ・マレー、アンディ・ロディックの3名がトーナメント・レフェリーのブライアン・アーリー氏の部屋を訪れ、直接意見を述べる場面が見られたとか。
こちらは三人が部屋から出てくるところ。珍しく帽子をかぶっていないロディックをチェック(何を?)できます。
この日ジル・ミュラーと対戦。0-3とリードされたナダルは米ESPNに、
「雨が降っている時はコートへは出たくない」
「出なければならないとあれば出るが、フェアじゃないと思う」
ドナルド・ヤングに2-1としたマレーは、「危ないよ。ラインの上は本当に滑り易くなっている。誰よりもプレーしたいのは選手だが、危険な時は違う」。
ダビド・フェレールに3-1とリードしていたロディックは、選手の不安はテレビの生中継に見られる商業的な要求とバランスが取られるべきとし、
「審議があるかどうかだと思う。コートがプレー出来る状態か否か。となると否だ」
「コートに出た時、まだ霧雨が降っていた。コートの後方はまだ濡れていた」
「僕達はそのような状況に置かれたくない、ということを知ってほしい」
「大会にとってテレビでテニスを中継することが必要なことは、もちろん理解している。ビジネスの面に関しても。でも、何よりもまず選手が安心、安全を感じることが必要だ」
これらの選手の動きに反応して、米テニス協会は文書で
「我々は経験豊富なレフェリーを揃え、コートがプレーに適しているかどうか判断する」
「コンディションは理想的でないかもしれないが、それでも安全な状態であることに変わりない」
「しかしながら、選手が不安を覚えれば我々は話を聞くし、これまでもそうしてきた。そしてレフェリーは、その情報をプレーを続行するか否かの判断に際し、材料の一つにする」
と回答。
Rafal Nadal leads wet courts complaints | Herald Sun
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