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Men's Singles – Finals
Novak Djokovic(SRB)[1] def. Rafael Nadal(ESP)[2]
6-2 6-4 6-7(3) 6-1
男子シングルス決勝は、ジョコビッチが昨年優勝のナダルを下して全米初優勝。
今年に入ってからの記録は64勝2敗となり、優勝は全豪、ウィンブルドンを含め10回。ついにキャリアグランドスラムに王手。
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ジョコビッチの試合後のインタビューからいくつか抜粋。
(あなたが昨年末食事を変えたことは聞いた。昨夜食べたもの、今朝試合前に食べたもの、今夜食べるものは?)「簡単に答えるよ。昨夜はグルテンじゃないもの。そして今夜はグルテンを盛大に摂る。あとアルコールもね。(昨日の夜食べたのは?)知らない。お米。エキサイティングなものじゃない。炭水化物にプロテイン。それだけ」
(フェデラー、ナダルを続けて倒して優勝したことで、体力的、精神的な達成感はどう?)「僕の今年の戦績は驚くようなもので、自分でも全く予想していなかったもの。でも、近づいてはいた。今年のスケジューリングは上手くいっていると思っているから。いつ小休止すればいいのか、いつ体を休ませればいいのか、いつ用意してどのくらい準備したらいいのか知っている。USオープン・シーズン、クレーシーズン、そしてアジア・シーズン。今はスケジュールを正しく組むことを学んだ。そして、素晴らしいチームと共にいることが、最も重要な大会でベストのテニスをするのを助けていると思う。これは結局のところ――一番重要なのは核心であるグランドスラムを勝つこと。なぜなら、僕たちのスポーツでその4大会が最も重要で、価値のある大会だから。だからここが勝ちたい場所。ここ数年と比べると、この点が絶対的に違う。今は感情、体力、メンタルを出し尽くした気分だが、それはいつものこと。長い一年にたくさん試合をした後だし。でも、トロフィーはここにある。このために戦った。これから少し休むよ」
(次の大きな目標はキャリアグランドスラム?)「もちろん。当然だ。自分自身にもテニス界に対しても証明すべきことが、まだたくさんある。今でももっとたくさんの大会、もっとグランドスラムで優勝したい。それこそが大事なこと。前にも話したように、習慣として毎朝起きて自分のする事に集中するだけじゃない。スポーツへの愛が僕を駆り立てる。そして、コートで勝って、その感情が僕の中にあり続ける。より多くのトロフィーのために戦い続けられる。だから、全仏に勝ってキャリアグランドスラムを達成できたら、それは素晴らしいことだろう。それがもちろん大きな望みとしてはあるけど、時間がかかるだろう」
(セルビアはあなた抜きでもアルゼンチンに勝てる?)「そう思う。でも、とにかくチームには合流する。それから。セルビアに着いたらデ杯の事を話す」
(ロジャーとラファから学んだと話していたが、二人はあなたと随分タイプが違う。違う人間から学んだことをどのように生かしている?)「全ての人は異なっていると思う。僕は自分をラファやロジャー、他の誰とも比べない。でも、彼らのキャリアや物事を扱うやり方は見て学ぶ。僕は自分を公の場でどう表現するか、どのように責任を持つかを、間違いなく二人から学んだ。僕は何にでもオープンだ。(一つ例を挙げて?)たくさんあり過ぎる」
An Interview With: Novak Djokovic | Interviews | News and Photos | 2011 US Open Official Site - A USTA Event - Official Site by IBM
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ナダルはこれでvsジョコビッチ戦(全て決勝)で6連敗。
(疲れがきたのはいつ?)「第4セット。でも、厳しい試合だった。体力、メンタル、全てが。質の高い試合だった。と思う。彼にはお祝いを言う。彼はよくやった」
(ジョコビッチのショットで良くなったのは何だと思う?)「彼は以前よりミスが少なくなった。僕の意見としては、それが全て。どの瞬間でも一球一球信じ続けることに十分な自信を持っている。だからそれが理由だ。彼のフォアは以前ほどじゃない。バックは良くなった。サーブは同じ」
An Interview With: Rafael Nadal | Interviews | News and Photos | 2011 US Open Official Site - A USTA Event - Official Site by IBM
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両者一歩も譲らぬ激しいラリーの応酬は、見ていて辛くなってくるほどでした。あまりにも辛すぎて……寝てしまいました。昨日のサマンサの優勝で燃え尽きたようです。時々目を覚ますと、有り得ないラリーが延々続いていたような。
ジョコビッチのご両親の息子愛Tシャツが、今年は見られなかったのが心残り。
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優勝から一夜明け、サマンサ・ストーサーはタイムズ・スクエアでフォト・セッション。
……いやその、サマンサはノーメイクの方がずっときれいよ……うん。
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そして、今朝のヘラルド・サン紙(画像左)にサマンサのポスターが付くというので、買ってきたまでは良かったのですが……
普通の新聞紙に印刷してあるだけで、「ポスター」というよりはむしろ「全面広告」に近い代物でした。思っていたものとは随分違ったけれど、まあいいや。
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決勝で主審にしつこく絡んだセリーナ・ウィリアムズに対する処分は、罰金2000ドル(約15万4千円)に決定。
ちなみに、彼女が今大会得た賞金額は準優勝90万ドル+USオープン・シリーズ1位によるボーナス50万ドルの計140万ドル(約1億700万円)。
TENNIS.com - News Headlines - Serena fined $2,000 for berating chair umpire in final
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そんな中セリーナは、Twitterを通じて来年1月のホップマン・カップにアンディ・ロディックとのペアで出場することを発表。
セリーナは09年と今年にも同大会への出場が予定されていたものの、いずれも怪我を理由に欠場した過去が。今回は仲良しのロディックと組むということでドタキャンの可能性は低い?
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YouTubeにはセリーナのプライベート・ビデオが流出。彼女がダンスを練習している模様を収めたもので、ラッパーのドレイクの携帯電話から流出したと見られているとか。
動画はこちら。その1、その2(「その2」はセリーナのお尻が丸見えなので、学校や職場からアクセスしている方や心臓の弱い方は閲覧注意)
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私の優勝&ベスト4予想は男子優勝(ジョコビッチ)、男子ベスト4のうち3人(ジョコビッチ、ナダル、マレー)、女子ベスト4のうち3人(サマンサ、セリーナ、ウォズニアッキ)で正解率7割でした。今まで5割を超えたことはなかったので、ちょっとうれしい。
大型台風に始まり、主審のボイコット、棄権棄権棄権、雨雨雨、ひび割れるスタジアム・コート、試合の流れを変える嘘、オン&オフコートで怒る選手たち、と一時はどうなることかと思われた今年の全米。ともかく無事に終わって良かったですね。
グランドスラムは終わりましたが、日本のファンの皆さんにとってはこれからの季節が本番。デ杯、東レ、ジャパン・オープンにHPオープン。お気に入りを応援するも良し。ニューフェイスを発掘するも良し。テレビで見るのもいいですが、チャンスがある方は是非会場にも足を運んでみて下さいね。そこでは、画面では伺い知ることができなかった何かが必ず見つかるはずです。
こんにちは、いつも楽しく拝見させていただいています。(そして読み逃げ) サムって、女子テニス会きっての美人だと思ってたのに!!!! タイムズスクエアの写真は衝撃です。
ReplyDelete美人をコメディ映画に出すためにわざわざ野暮ったくしたようなこの変身。スタイリストは誰だーーー!!?? らこすて???
ゆとびっちさん、こんにちは。
ReplyDeleteサマンサはただでさえ女性らしい服装が苦手だというのに、ちょっとこれはないですよね。
ところで今、彼女はオーストラリアのバラエティ番組に出演中(米で録画したもの)なんですが、今日のメイクは見れます。司会のコメディアンから「今トロフィーはどこになるの?」とふられて、「知らない。まだレプリカももらってない」との事。優勝した翌日は1時間半寝た後、7時間ぶっ続けでメディア対応で「何を言ったか覚えていない。意味が通じてるかどうか」とか何とか。あとやっぱり、断然リラックスしています。