Thursday, 22 September 2011

もうすぐ44歳のムスター 再び引退へ

元世界No.1のトーマス・ムスターが21日、来月母国オーストリア・ウィーンで開かれるエルステ・バンク・オープンを最後に引退することを明らかにしたとか。

CropperCapture[12]来月44歳の誕生日を迎えるムスターは昨年、11年ぶりにツアー復帰。

「永遠に引きずるべきではない」
「競技テニスの世界で再び生きたいと願い、僕はそれを十分楽しんだ」

ムスターは現在847位。復帰以降はチャレンジャー18大会に出場し、2試合で勝利。ATPツアーレベルでは2敗。

「ウィーンが確かに僕の最後のATP出場になる」
「来年もいくつかチャレンジャーには出るかもしれないが、それで終わりだ」
「今年は進歩したけど、年が」
「さらに努力すれば何が可能か自分では分かる。でも、僕には家族があるし、いつか体力的な限界も来る」

ムスターは95年全仏優勝を含むツアー優勝44回。これまで公式な引退表明はなかったものの、99年「ホリデーに行く」と発言。 ウィーンにはワイルドカードで出場する、との事。

TENNIS.com - News Headlines - Former world No. 1 Muster to retire again at age 44

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ムスターは今月13日、イタリア・トーディで開かれた3万ドルのチャレンジャー1Rで、第5シードのレオナルド・マイヤー(119位)に4-6 7-5 6-2で勝利。

こちらはマッチポイントの模様。ちなみに、ムスターのランクはこの時点で1006位。



43歳とは思えぬフットワーク。これが復帰してから2勝目、今年に入ってからは初めての勝ち星だったということで、負け続けながらよくここまで耐えたな、すごいなと驚いていたのですが、この勝利が再度の引退のきっかけとなったのでしょうか?ところで、来年もチャレンジャーに出るなら、現在の活動状況と大差ないよう気もしますが、とにかくお疲れ様でした。


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