Monday 17 March 2014

全豪2014 DAY6観戦記 (その1) グラウンド・パス売り切れ?

今年初のヒート・ポリシーが適用された大会4日目の木曜は、午後3時に帰宅。気温がやや落ち着いた6時に試合再開となったが、連日の熱波で体力を消耗していたらしい私は再び出かける気力が湧かず、結局森田あゆみ&奈良くるみ両選手の2Rは見逃した。ヒートウェーブ最終日の予報が出ていた金曜日も再び中断があると踏んで観戦を休んだところ、これが大はずれ。予定通り試合は消化されてしまった。残念だが、これで体力は少し回復できた。

さて、4日間続いた熱波がようやく去った土曜日、注目の錦織圭選手の3R、vs ドナルド・ヤング戦はマーガレット・コート・アリーナのナイトセッションというなかなかゴージャスな枠に入った。マーガレット・コート・アリーナはグラウンド・パスで入場できるのだが、今年から土日用のグラウンド・パスは新料金が設定され、私が持っている5日券は使用不可となった。世知辛い世の中だ。土日の分はまだ買っていなかったので、金曜の夜ネットで購入することに。

本当は奈良くるみ選手の3R、vs エレナ・ヤンコビッチ戦が第1試合に入ったハイセンス・アリーナのデイ・セッション・チケットが手に入れば言うことなしだったのだが、そんな人気チケットが前日に残っているはずもなかった。やっぱりねー。諦めてグラウンド・パスを買おうとしたところ、画面に

Allocation Exhausted (割り当て分完売)

の文字が。は?ただの入場券であるグラウンド・パスが売り切れとはどういう意味ですか?ってことは何?グラウンド・パスがもうないということは、錦織くんの試合が見られないって事?しまった、これは大失敗をしたかもしれない!

――パソコンの前でパニックに陥る事数分。残っているのは、ハイセンス・アリーナのナイト・セッションのチケットのみ。うわ、「シモン vs ツォンガ」なんておフランス馴れ合い対決見ても仕方ないし……いや待てよ。ひとまずこのチケットがあれば会場に入れるから、その足でマーガレット・コート・アリーナに向かえばいいのか。そうか、その手で行こう!

当日。家に居ても何だか落ち着かないので、3時過ぎには会場に来てしまった。ナイトセッション・チケット保持者向けの開門5時にはとりあえず場内に入れるとして、その時点でマーガレット・コート・アリーナが埋まっていたらどうしよう。席のない客は、試合が始まれば皆排除されるはず。不安を抱えつつしばらくロッド・レーバー・アリーナのジャイアント・スクリーンを眺めて過ごしていたが、やがて隣りの夫がすくっと立ち上がった。

「チケットがないかダメもとで聞いてくるわ」

そう告げると売り場に向かい、ほどなくしてチケットを2枚握り締め戻ってきた。

「カウンターで遠慮がちに『今日のグラウンド・パスがあったら嬉しいなあと思ってるんだけど』言うたら、『はあ?何言ってんの?』みたいな顔されて、すぐ売ってくれたで」

えっ?ネットでは売り切れだったのに……はっ、もしかして「Allocation Exhausted」とは「その日の割り当て分が完売」ではなく、「ネット販売分は完売」という意味だったのか。そして、私みたいなのがまんまと罠にかかってアリーナの高いチケットを買わされたのか。これは一本取られたな。まあ、いいや。今すぐ入れば、錦織くんの試合の席は何とか確保できるだろう!



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