全豪2011 DAY1観戦記(その4)

この日錦織くんの試合の次に楽しみにしていた試合、スタニスラス・ワウリンカ vs ティムラズ・ガバシュビリ。

チェンナイ優勝で2011年は好スタートを切ったワウリンカ。
ところで、さっきから「浪花恋しぐれ」のメロディが頭から離れない。
芸のためなら女房も泣かすー♪
泣かすどころか、棄てちゃったんですけどね。

好試合になるもならぬもガバシュビリ次第と思っていたけれど、第1セットのタイブレークで際どいジャッジがあってから、ガバシュビリが苛立ちを隠さなくなった。その後も特に怪しくもないジャッジですらいちいち主審に絡む姿は、見ていてあまり気持ちの良いものじゃない。これが力の割りにガバシュビリが上がってこれない原因なのか？見ると、主審は朝一の錦織くんの試合と同じ人だった。立て続けにヤカラ言いの相手をしなければならないなんて……並みの神経では病んでしまいそうだ。

ジャッジに対し神経質になりすぎているように見えるガバシュビリが、終始冷静なワウリンカに太刀打ちできるはずもなく。スコア以上に出来に開きがあったように思う。

ところで、ルンドグレン氏率いるチーム・ワウリンカの迫力をこの目で確かめたかったけれど、客席に見つけられなかったのが残念。

Men's Singles - 1st Round
Stanislas Wawrinka(SUI)[19] def. Teymuraz Gabashvili(RUS)
7-6(3) 6-4 6-4

*************************************************************

他コートの経過をチェックすると、ダスティン・ブラウンが2セットダウンから挽回。試合はファイナルセット5-5となっていた！ええー！？私が見ていた時はダメダメブラウンだったのに、一体どうやって？ああ、気になる！しかし、ショーコート3番から21番コートまで歩いていては7、8分はかかる。下手すれば、着く頃に終了という可能性も。今日は応援する選手をコートで見ていると劣勢になる傾向があるので、もう我慢することにした。

その後は2ゲームで決着。

Men's Singles - 1st Round
Albert Montanes(ESP)[25] def. Dustin Brown(GER)
6-4 6-2 3-6 2-6 7-5

*************************************************************

アラバン・レザイ。今年のテーマはピンク。

ところで、彼女について気になるニュースが。WTAは23日、レザイの家族の一人に対し同団体が催すイベントへの出入り禁止を決定、加えて調査を行うと発表したとか。処分の理由は彼女の「健康と福祉」に影響する「重大な安全上の問題」とされ、詳細についてはプライベートに関わるとして明らかにせず。

WTA suspends France's Rezai family member - The Times of India

Women's Singles - 1st Round
Barbora Zahlavova Strycova(CZE) def. Aravane Rezai(FRA)[17]
6-0 3-6 7-5

*************************************************************

冷たい風を全身に受け続けながらの観戦は、体力の消耗が激しい。今すぐにでも帰りたいくらいだが、最後にせめて、せめてあの人だけは……。

ベサニー・マテック-サンズ。
ホップマン・カップでは優勝、前週のホバートでは準優勝と好調。
しかし、さすがに疲れがたまっているのかこの日はミス連発。

相手のアランチャ・ルスは20歳。180cmのサウスポー。
予選決勝で奈良くるみ選手を破っての全豪本戦初出場。
集中している時の様子と顔がサビーネ・リシキとかぶる。
リシキと言えば、彼女は予選2Rで負けてしまっていたな。

ベサニーがあっさりと第1セットを落とした。今日は応援する選手が全員負けてしまう(錦織くん以外)。寒いし、もう帰る。

Women's Singles - 1st Round
Arantxa Rus(NED) def. Bethanie Mattek-Sands(USA)
6-1 3-6 7-5