Monday, 10 January 2011

フェデラー&ワウリンカ 仲良く優勝 ホップマン・カップ決勝 メルボルン・パークに選手続々

今日家の近所で、今年初めていかにもテニス関係者らしい人を見かけました。今週水曜からはいよいよ予選スタート。

以下は、土日の出来事からいくつか。

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ドーハはロジャー・フェデラー、チェンナイはスタニスラス・ワウリンカが優勝し、スイス勢が揃って新年を幸先の良いスタート。

 
Match Highlights-Wawrinka.S vs Malisse.X from Aircel Chennai Open on Vimeo.

ワウリンカは「テニスに集中したい」と奥さんに告げ、生まれて間もない赤ちゃんを置いて家を出たとされるだけあって、まずは有言実行できて良かったですね。何があったか知りませんが、なるべく早く仲直りできればそれに越したことはないように思います。

そして、ザビエル・マリッセがツアーで決勝まで来るとは!去年の今頃はドーピング検査をすっぽかしたせいで出場停止処分寸前で泣いていたくせに。今年は一花咲かせる気があるんでしょうか。期待しちゃうぞ。

Qatal Open Men’s Singles Final
Roger Federer (SWI) def. Nikolay Davydenko (RUS) 6-3 6-4

Chennai Open Men’s Singles Final
Stanislas Wawrinka (SWI) def. Xavier Malisse (BEL) 7-5 4-6 6-1

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ホップマン・カップ決勝はアメリカ vs ベルギーの対戦に。

第1試合の女子シングルスはマテック-サンズとエナンが初対戦。どうなることかと思いきや、ベサニーはエナンを向こうに回しても全く萎縮せず堂々たるプレー。おお!根性の座った女だと思っていましたが、ここまでとは!第1セットはタイブレークに持ち込む善戦。第2セット、ベサニーの3-1となった辺りから、エナンのエンジンが突然全開。その後、あっという間に試合が終わってしまった感はありますが……それでも、今年はベサニーから目が離せなさそうです。

男子シングルスはイズナーが勝って、優勝がかかったミックスダブルス。試合中、温和なイメージのイズナーがずっと仏頂面なので、マテックと気が合わないのかと穿ってしまいましたが、勝利が決まると同時に満面の笑み。真剣にやっていただけの模様。

ベルギーペアは、ぶっちゃけベメルマンスが足を引っ張っていたように感じました。エナンもダブルス慣れしていないせいか、パートナーがミスをしてもフォローしている様子なし。普通の人ならちょっと泣きたいシチュエーションだったかも。

ところで、最近テレビでルーベン・ベメルマンスの試合ばかり見ているような気が。調べてみたら、昨年暮れのデ杯vsオーストラリア戦でシングルス2試合、ダブルス1試合、ホップマン・カップでも決勝まで進出。ここ数ヶ月でヒューイットより断然長い時間オーストラリアのテレビに映っている選手が、178位でベルギー人の彼とは。不思議なもんですね。でも、すっかり彼のことを覚えてしまいました。

故ハリー・ホップマン氏の妻ルーシーさんは、今年もはるばるアメリカから来豪。来年もどうか元気なお姿を見せてほしいものです。

Hopman Cup Final U.S.A vs Belgium

Women’s Singles
Justine Henin def. Bethanie Mattek-Sands   7-6(6) 6-3


Men’s Singles
John Isner def. Ruben Bemelmans 6-3 6-4


Mixed Doubles
Mattek-Sands/Isner def. Henin/Bemelmans 6-1 6-3


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メルボルン・パークでは全豪に向け選手たちが練習を開始。

8日、レイトン・ヒューイットの相手は、昔トニー・ローチがコーチをしていた縁?元世界No.1のイワン・レンドル。

ヒューイットがレンドルからのアドバイスを素直に受けている場面等は下で。



Australian Open 2011 - Official Site presented by IBM - Video: Lendl gives Hewitt some tennis lessons

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ブリスベン決勝は第1シードのロビン・ソダーリングと前年優勝のアンディ・ロディックが対戦。

ソダーリングは強烈なサーブを始め、とにかく負けそうな雰囲気なしだった印象。ロディックは第2セット第9ゲーム、雨で濡れたコートを気にして(いるふりをして?)主審に切れまくる場面も。下のニュース動画ではかなりカットされていますが、実際はもっとねちねちやってました。



準決勝のステパネックによる観客の煽り、そしてこの日のロディックの癇癪にも惑わされなかったソダーリングは偉い!決勝前夜の晩ご飯はチームで和食だったとか。ナイスチョイス。

Brisbane Interntional Men’s Singles Final
Robin Soderling def. Andy Roddick  6-3 7-5


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オークランドはグレタ・アーン、ブリスベン女子はペトラ・クビトワが優勝。

Auckland Open Women's Final
Greta Arn (HUN) def. [2] Yanina Wickmayer (BEL) 6-3 6-3


Brisbane International Women’s Final
Petra Kvitova (CZE) def. Andrea Petkovic (GER) 6-1 6-3


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9日、今年ロッド・レーバー・アリーナに最初に入った選手はマリア・シャラポワ。



フォアハンドを以前より体の前でボールを捕らえようとしている風に見えますが、これがちょっと変えようとしているところでしょうか?ストーサーのようなスイングを目指すのか?指導しているのは、彼女のコーチとして新しく加わったトマス・ヘグシュテッド氏で、李娜のトップ10入り、トミー・ハースが世界No.2になるのを助けた人だとか。


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ホバート1Rでアンジェリーク・ケルバーと対戦したクルム伊達公子選手。

今年の新作、黄緑色のウェアを見ながらふと思い出したのは、英語の記事でしばしば彼女の名前に添えられる形容詞「evergreen」。「evergreen」は「常緑の」という意味の他に、「<スポーツ選手・歌手などが>(年を取っても人気・実力などの)衰えを知らない」という場合に使われる言葉です。アディダスは昨年から引き続き同じウェアを着ている選手がほとんどの中、今のところクルム伊達選手だけが着用していると思われる目にも鮮やかなグリーンのウェアは、”evergreen Kimiko”を象徴しているのかも(あるいは、関係ないのかも)。

残念ながら今季1勝目とはなりませんでしたが、いよいよ来週は全豪!どうぞメルボルンまでの道中お気をつけて。

Hobart International Women’s Singles 1st Round
[8]Angelique Kerber (GER) def. クルム伊達公子(JPN) 7-5 7-6(3)



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