Monday, 22 June 2009

シャラポワ責任編集 ESPNマガジンで本音トーク

米ESPNマガジンの今週号で、マリア・シャラポワが編集長として登場。彼女が今のテニス界で変えたい!と感じていることをいくつか挙げています。

なかなか視点がユニークだったり、誰の話をしているのか興味深かったりで面白いです。以下、拙訳で。 

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テニスは私によくしてくれたけど、だからって私がそれを変えたくないってわけじゃないの。これは私がテニスで変化を起こしたいと思っていることよ。

1. ピエロを呼ぼう
私がスポーツイベントに出かける時は、ゲーム以外のエンターテイメントも楽しむの。でも、テニスファンはそんな経験をすることは決してない。大会運営はサイドチェンジに音楽を流したり、ダンサーやピエロをコートに招く必要があるわ。だって、静か過ぎるんだもの。

2. 犬は連れて来ないで
私が犬好きなことは周知のことだけど(ドルチェっていう名前のポメラニアンを飼ってるわ)、プレイヤーズ・ラウンジは動物病院じゃないの。小さいバッグに犬を入れてきて、そこら中を走らせているプレーヤーがいるわ。水を入れたボウルを床に置いてはそれが辺りに飛び散るの。トーナメントなのよ。犬は家に置いてきて。 

3. 邪魔者はどっかにやって
ついでに言うと、プレーヤーズ・ラウンジはナイトクラブでもないの。デニムのミニスカートに6インチヒールを履いた脱色ブロンド女にうろうろされたら試合の準備をするのは難しいわ。この人は誰なのよ?なんでここにいるのよ? 

4. うまくいっているうちに終了しよう
WTAのスケジュールは長過ぎるわ。1月に始まって9月のUSオープンまで全力疾走。それから10月末のソニー・エリクソン最終戦までプレーを続けなければならない。私なら全米でシーズンを終わらせるわ。 

5. ネットで繋がろう
私ならネットのFacebookやTwitterを私たちの競技のマーケットに向けてもっと効果的に使うわ。全てのプレーヤーに参加させたりしてね。個々のプレーヤーの人気が上がればテニスの人気も上がるわ。 

6. オンコート・コーチングに"No"と言おう
私ならセットの間でコーチとのいかなる接触も禁止するわ。男子プレーヤーが試合中にコートに入ってきたコーチと話をしたなら可笑しいに決まってるもの。

7. 適切なチャレンジを認めよう
今のところプレーヤーは1セットにつき3回までチャレンジが許されてる。もちろん全てのコールに対してチャレンジが許されるべきとは思わないけど、チャレンジを使い切った後で主審が曖昧な時はリプレイが許されるべきじゃない? 

8. 試合中の真剣な顔を隠さないで
肩の怪我でツアーを離れている間、テレビでたくさんテニス中継を見てて時々思ったの。どうしてこの人たちはこんなにメイクが濃いの?どうやってアイライナーが流れるのを防いでいるのか私には見当すら付かないわ。アスリートはありのままの姿でプレーするべきよ。 

9. 痛みを無視しよう
コートでのインジュアリー・タイムを1シーズン2回に制限しましょ。私のキャリアの中でトレーナーを呼んだのは2回。でも対戦相手には毎試合インジュアリー・タイムをとる子が何人かいたわ。彼女たちは時間を稼いでいるだけなのよ。バカバカしい。

10. ウィンブルドンをカラフルにしよう
2、3年置きぐらいでウィンブルドンはプレーヤーに白以外のウェアの着用を許すべきよ。超伝統的な場所にお楽しみをプラスすることになるわ。もちろん、スタイルには限界があるから・・・

11…. ファッション・ポリスを雇おう
私の案では、コートで着用する全てのウェアについて事前に審議会の承認を必須にするの。だって、趣味悪いのがあるんだもの!

12. サプライズ・パーティーを開こう
私ならそれぞれのラウンドが始まるまで次の相手やサーフェスが謎の大会を作るわ。最初のラウンドは芝かもしれない。次はクレーで、その次はハード。これは現実的じゃないわね。でも、面白いと思うの。

リンク: Maria Sharapova Official Site.

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犬や女性をプレーヤーズ・ラウンジに連れ込む選手・・・一体誰なんでしょうね。犬は真っ先にセリーナを思い浮かべましたが、「ツアーに出る時は連れていけないのが悲しい」と何かで話していたように記憶しています。女性の件はほぼ間違いなくサフ(以下省略)で、メイクはヤンコ(以下省略)でしょうね。でもね、「ノーメイクでプレーするべき!」なんて大声で言えるのはあなたが美人さんだからでね・・・。

下は同誌の別の企画で、シャラポワがアメフトの選手を素敵に変身させるコーナーの撮影風景。アメフト選手をも見下ろすシャラポン。マッターホルン。

 

ジェネオン エンタテインメント ウインブルドン2004 オフィシャル・フィルム

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