Sunday, 22 March 2009

フィリポー 故郷に帰る

長らくアメリカを拠点に活動していたフィリポーシスが、昨年ラスベガスの家を引き払い故郷のメルボルンに落ち着いていたことが発覚。

メルボルン西部のサバーブ、フッツクレイで生まれたフィリポーシス。現在暮らすのはやはり西側にあるウィリアムズタウンで

「ウィリアムズタウンで暮らしたい。ここを愛しているんだ」 
「大切な人は皆ここにいる。アメリカに住んでいた理由はトーナメントに出ていたからで、そうする方が楽だったからだ」   
「大会に続けて出て1週休むってことが出来たけど、今はもう(大会でのプレーは)していない。ただ家に帰ってきたかっただけなんだ」

故郷に帰ってきた動機の一つには、彼の父、元コーチとともに全世代対象のテニススクールをメルボルン西部にあるスポーツセンターの中に作ることがあったとか。フィリポーシスはテニスをこのエリアにお返しする手段と考えていて 

「ここが全ての始まりだった」 
「ここで試合に出たりたくさんトレーニングを積んだのを覚えている」   
「僕たちはゆっくりとスクールを作り上げていきたいと思っていて、最初は地元のテニスを真剣にやりたい子ども、ただ楽しみたいだけの子どものためのものになるだろう」   
「ただ地域に何か返したいだけなんだけど、もっと重要なのはスポーツ、特にテニスをしている子どもを見るのが好きなんだ。子どもの頃に戻った気分になるから」   
「僕たちは何らかの特別扱いを受けて育ったわけじゃない。ただのとてもとてもシンプルな家族だった。西側のサバーブにたくさんいるようなね」 

フィリポーシスはまた依然としてプロとしてコートに戻るために戦っているとも。

「テニスは仕事になってしまって、ある時期何と言うかテニスに対する愛情やコートに立つ喜びやプレーをただ楽しむ気持ちを失ってしまった」   
「もう一度やりたい気持ちはあるよ」   
「今のところ考えているのは再びコートの練習に戻る時はただコートに立つことを楽しみ、愛する。他の事は考えていない」

オフコートでは室内サッカーに興じたり不動産開発に手を出していて、彼モデルの健康サンダルも発売される予定だとか。体は回復モードではあるものの 

「膝が100パーセントじゃないからイライラするけど、一番大切なのは家族や友達と一緒に過ごすのを楽しんでいることだと思う」 
「戻って来れてとてもうれしい。故郷にいられてとてもハッピーだよ」

リンク: Scud targets Willi - Local News - News | Hobsons Bay Leader.

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メルボルン西部のエリアに対しては「移民が多く治安の良くない所」という偏見を持つ人もいます。しかし、実際に暮らしている人の感想を聞く限り意外とそうでもないようで、比較的住宅価格がお手頃なこともあり、近年は地元生まれの人でもこの地域での生活を選ぶ人が増えているようです。

それにしてもフィリポーのスクールか・・・通ってみたいかも。


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