Monday, 22 November 2010

クルム伊達 アジア大会銅メダルおめでとう!!

アジア大会は金メダルを獲った94年広島大会以来16年ぶりの出場となったクルム伊達公子選手。今大会はシングルスで銅メダルを獲得しました。おめでとうございます!!

アジア大会のクルム伊達選手の試合で視聴できたのは準決勝の第3セット、彭帥の4-1で迎えた第6ゲームだけだったのですが、ひたすらコートの真ん中深くに緩く返し続ける彭帥に対し、伊達は何度もアドバンテージを握ってはデュースに戻される展開で、ようやくサービスキープできた時は「やったー!」と両手を挙げて大騒ぎしてしまいましたよ。1ゲームしか見ていないのにとても興奮しました。

ところで今日の夕方のことですが、新華社通信ロイター等一部の海外報道において「クルム伊達選手 2011年末で引退」とのニュースが流れました。寝耳に水のニュースに驚いた私は、半泣きでそれぞれの記事に目を通したのですが、準決勝終了後の会見からの要旨でほとんど日本の報道とかぶる内容。にもかかわらず、日本語のニュースの方には来年の引退を伝える見出しはないし、引退宣言を伝える英文記事の中すらクルム伊達選手が引退についてどのように語ったかは何回読んでも見当たらないしで訝しく思い始めたところ、夫のマイクさんがクルム伊達選手ご本人に「引退宣言はしていない」と確認、Twitterを通じて知らせて下さったのでした。しかし同時にマイクさんは、「年齢のこともあるので、いつ怪我で引退ということにならないとも限りません」ともおっしゃっているので、次回お近くで、あるいは近くなくてもクルム伊達選手の試合を見るチャンスを得た際は、「また来年」などとゆめゆめ考えず、絶対に会場で応援して下さい。絶対に!!……それにしても、どうして言ってもいないことが一応名の知れたところから大々的に報道されてしまうんでしょうねー?おかしな事が起こるもんですねー。

復帰2年目となった2010年は、オークランドでベスト8に始まり、全仏でグランドスラム初勝利。東京でシャラポワらを破って3R進出、大阪では決勝進出、さらにはバリでは3位。勝った試合だけでなく、負けた試合でさえ最後のポイントまでファンを大いにドキドキワクワクさせてくれたクルム伊達選手。やっと休んでもらえるんですね!!一刻も早く日本に戻って、オフを満喫してもらえますように。


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