テニをはまるまるムし: デント、ダム、スタブス引退　スレボトニクはダブルスに専念

Tuesday 9 November 2010

デント、ダム、スタブス引退　スレボトニクはダブルスに専念

男子はマスターズ・パリ、ツアー最終戦、デ杯決勝とまだまだ年内のイベントが目白押しですが、その一方引退を発表する選手も。

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8日、キャリア最高21位(05年8月)のテイラー・デントが、29歳で引退を発表。

デントは文書の中で、

「僕は12年もの間トップレベルで戦う恩恵に与った。テニスがなければ見ることができなかったような世界のあちこちを巡り、同時に生涯の友となる人々にも出会った」
「家族、特に妻のジェニー、息子のデクランともっと一緒に過ごす時間を楽しみにしている。テニスにはこれからも関わり続けたいし、テニスの世界で今までのスケジュールでは難しかったチャンスを探ることにわくわくしている」

とコメント。

デントは09年、一時は寝たきりの生活を強いられたほどの背中の怪我から復活。800位以上ランクを上げ76位に。2週間前の仏・モンペリエが最後の大会出場となり、ツアーでは通算151勝140敗で優勝4回。

Tennis - ATP World Tour - Dent Retires From Professional Tennis

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ダブルス・スペシャリストのマーティン・ダムは、自国チェコのテニス雑誌上で引退を発表。

38歳のダムは引退の理由として、年齢による衰えに伴う成績の下降を挙げたとか。パエスと組んだ06年全米を含むダブルス40大会で優勝し、最高位は5位。

引退後は米期待の星、ライアン・ハリソンのコーチに就くそう。

TENNIS.com - News Headlines - Martin Damm retires; will coach Ryan Harrison

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39歳のダブルス・スペシャリスト、オーストラリアのレネ・スタブスは来年1月の全豪、その後メンバーに選ばれれば2月のフェド杯vsイタリア戦を最後に引退の見込み。

スタブスはグランドスラムの女子ダブルス4回、ミックスダブルス2回を含む60大会で優勝。豪チームが2月のフェド杯で勝ち準決勝に進んだ場合は、プレーを続ける可能性が少しある、との事。

Veteran Stubbs set to join Dementieva in retirement

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カタリナ・スレボトニクは今年限りでシングルスから引退、来年はダブルスに専念するとか。

08年をシングルス20位、ダブルス4位で終了したスレボトニク。しかし、その後アキレス腱と肩の故障に悩まされ、09年全米で復帰。今年ダブルスでは6位で終了したものの、シングルスでは10大会に出場し勝ったのは3試合に留まり312位。故障後はフルセットの試合で特に体が持たないと感じるようになったそうで、ダブルスに集中することに決めたとか。

キャリアではシングルス4大会で優勝。

WTA | News | Latest News | Double Threat To Doubles Threat

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上に貼ったデントの写真は今年の全豪で撮ったものなのですが、こちらをあまりにジッと見ている様子だったので、

「もしかして撮られると気が散るとか？改めて『撮っていても大丈夫ですか？』と尋ねるべき？」

と心の中で迷いつつ、でもやはり英語で声をかける勇気を出せず……。結局「もし次に同じシチュエーションになったら、絶対に一声かけよう」と決めていたのですが……もうその機会はありません。