私のお気に入りペア、シュベドワ(左)&キング組。試合開始早々、Iフォーメーションをとった二人。シュベドワのサーブからキングがボレーをばっちり決めて成功すると、シュベドワは突然軽くジャンプ!両足を開くと、両手のひらを肩口で上に向け腰を振る不思議ダンスを披露。美人の変な踊り!!絶好のシャッターチャンスを逃した。
マルティッチのことはよく知らないが、何度か見たことがあるムラデノビッチ(右)は私の中で「ショットは素晴らしいものがあるのに、なぜか勝てない人」のイメージがすっかり定着。しかし、まだ18歳なのでいろいろ決めつけるのは早計かもしれない。昨年はシングルスで300位台後半から一気に150位までアップ。今年はWTA定着なるか?
第1セットはシュベドワ&キングのペースで進んだが、第2セットに入るとそれまで入ったり入らなかったりだったムラデノビッチの目の覚めるようなショットがバンバン決まり始めた。これが続いたら相当すごいのだが、なぜかこの後失速するのがムラデノビッチのお約束。案の定、第3セットに入ると再びミスを量産し始めた。戦術のことはよく分からないけれど、ペースを落としてまずは丁寧に繋ぐというのは難しいのかしら?ムラデノビッチは声をかけてきた自分の陣営に何か文句を言っている。ダメだこりゃー。
日が落ちて、ようやくシュベドワがサングラスを外してくれた。美人はサングラス禁止!
スコアは忘れたが終盤の大事なポイントでのこと。デュースサイドの激しいクロスのラリーから、ネットの向こうにいたシュベドワがスピンの効いたフォアの中ロブをストレートに上げた。ボールは前衛のムラデノビッチが手を伸ばす間もなく頭上を越えコートの角にイン!振り返って呆然とするムラデノビッチの向こうで、シュベドワは片足を上げ”Yeah!!”とガッツポーズ。一部始終を一直線上に目撃して、さっきの試合で見たロソルスカのポール回し並に鳥肌が立った。
勝ってコートを去る二人。準々決勝進出おめでとう!
が、何事か慌ててベンチへ引き返すキング。
バッグ忘れたー!
Women's Doubles - 3rd Round
Vania King(USA)[3] / Yaroslava Shvedova(KAZ)[3]
def. Petra Martic(CRO) / Kristina Mladenovic(FRA)
6-2 2-6 6-2
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