全仏2015 気になる試合＆優勝予想 男子

今年のポスターは結構まともで安心しました。

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05年の初優勝以降、全仏では常に優勝の大本命として君臨してきたナダルが、今シーズンはとても万全とは言えない状態。久方ぶりにざわざわしている男子です。



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名前の後ろの数字はシード。

第1クォーター

☆気になる1R　

アレクサンドル・ドルゴポロフ(ウクライナ) vs ニコラス・アルマグロ(スペイン)

今年はマイアミ4Rが目立つくらいのドルゴと、故障からの復帰途上のアルマグロが初戦で激突。過去の対戦成績は2勝2敗の五分。

サム・クエリー(アメリカ) vs ボルナ・コリッチ(クロアチア)

若干18歳にして、前哨戦ニースでキャリア三度目のツアー・ベスト4入りを果たしたコリッチ。今回が全仏初出場。

★実現したら面白そうな試合

2R　リシャール・ガスケ(フランス)[20] vs カルロス・ベルロク(アルゼンチン)

「Gasquet」と「Berlocq」で名前に「Q」がある対決。負けた方をこれから一年間「Q太郎」と呼びます(嘘)。

QF　ノバク・ジョコビッチ(セルビア)[1] vs ラファエル・ナダル(スペイン)[6]

いやー！よりによってジョコビッチの山に入るなんて！！ドローを引いたシャラポワのアホー！！それでもナダルなら何とかできるかも！信じてる！！

とりあえず、ナダルファンの方のためにゲッティによるフォトギャラリーへのリンクを貼っておきます。

ベスト4　→　ノバク・ジョコビッチ(セルビア)[1]

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第2クォーター

☆気になる1R　

マリン・チリッチ(クロアチア)[9] vs ロビン・ハーセ(オランダ)
ジョン・イズナー (アメリカ)[16] vs アンドレアス・セッピ(イタリア)

何となくアップセットの匂いが漂う組み合わせです。

イェジ・ヤノヴィッツ(ポーランド) vs Maxime Hamou(フランス)

下のリンク先にある動画は、ヤノヴィッツが婚約者のマルタ・ドマホフスカと空港で別れる前の様子らしいのですが、記事では「ヤノヴィッツは恋人に冷たすぎるのではないか」との指摘。

Janowicz nie lubi publicznego okazywania uczuć  - Onet.TV

心底うらやましい……ヤノヴィッツが。

「Maxime Hamou」を日本語で記述しているサイトが見つからず、Google翻訳にかけたところ「マキシマムー」としか聞こえません。マキシム・アムー(仮)は地元のワイルドカード出場の19歳。

★実現したら面白そうな試合

3R　アンディー・マレー(イギリス)[3] vs ニック・キルギオス(オーストラリア)[29]

マレーは今年ミュンヘンでクレー初優勝の後、同じくクレーのマスターズ1000マドリッドでも優勝。マレー優位ですが、でもキルギオスのする事はよく分からないからなあ。読めん！

QF　アンディー・マレー(イギリス)[3] vs ダビド・フェレール(スペイン)[7]

いい試合になって、最後はマレーかな。


ベスト4　→　アンディー・マレー(イギリス)[3]

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第3クォーター

☆気になる1R　

錦織圭[5] vs ポール-アンリ・マテュー(フランス)

錦織くんは初戦でワイルドカード出場のマテューと対戦。

かつてなく錦織くんへのグランドスラム初優勝の期待が高まる昨今、第三者が先走る気持ちは分からないでもないですが、7月号で錦織くんが表紙を飾るらしい男性誌のサイトにどうにも不可解な記述を発見しました。

表紙はグランドスラムで優勝を果たした錦織圭。世界１位になった直後にバルセロナで行なわれたインタビューは必読。特集はクルマ。実際、乗って試した63台の中からGQが太鼓判を押すクルマを紹介する。　―GQ JAPAN7月号は錦織圭が表紙 _ GQ JAPAN

これは何？未来予想図？それにしては、「世界1位になった直後にバルセロナで行なわれたインタビュー」ってどういう意味？一体何が言いたかったんでしょうか？大丈夫？

これから二週間、錦織くんの幸運を祈っています！

西岡良仁 vs トマシュ・ベルディヒ(チェコ)[4]
ダニエル太郎 vs フェルナンド・ヴェルダスコ(スペイン)[32]

西岡、ダニエル両選手共に昨年全米に続く予選突破で、グランドスラム本戦二回目の出場。クレーで日本の男の子が予選を勝ちきるなんて夢のようです！しかも二人もなんて！！おめでとう！！

そして、1Rでは二人共シード選手と対戦。どちらも強豪ではありますが、錦織くんほどではありません(失礼)。当たって砕けろ！

ところで、今回全仏男子の予選勝者にはスペインやアルゼンチン等、スペイン語圏からの選手が一人もいなかったとか。な、な、何だってーーー！！！

添田豪 vs フィリップ・コールシュライバー(ドイツ)[22]
伊藤竜馬 vs ファビオ・フォニーニ(イタリア)[28]

何も一つの山に日本人男子5人が全員集合することなかろうにな。しかも全員シード選手と当たるなんて。みんな頑張れ！

イヴァン・ドディグ(クロアチア) vs ラデク・ステパネック(チェコ)

おそらくドディグが勝つでしょうが、ステパネックがツアーに戻ってきてくれてうれしい！

★実現したら面白そうな試合

2R　錦織圭[5] vs トーマス・ベルッチ(ブラジル)
3R　錦織圭[5] vs フェルナンド・ヴェルダスコ(スペイン)[32]
4R　錦織圭[5] vs ロベルト・バウティスタ・アグー(スペイン)[18]
QF　錦織圭[5] vs トマシュ・ベルディヒ(チェコ)[4]
SF　錦織圭[5] vs ロジャー・フェデラー(スイス)[2]

個人的にはベスト8進出で全仏の自己記録を更新してくれれば十分ですが、ベルディヒに負けるのは何か違うような気がするので、もう一つ頑張ってもらえればさらに嬉しい。その先はボーナスステージ。

2R　ファビオ・フォニーニ(イタリア) vs ブノワ・ペール(フランス)

ATP随一のへたれメンタル対決。うわー見たい。いや見たくない。どっちだ。ひと度何か起これば悪名高いフランスの観客が加勢して、最悪の事態に陥ること必至です！

2R　フアン・モナコ(アルゼンチン) vs フェリシアーノ・ロペス(スペイン)[11]

女性ファンが喜ぶ対決。


ベスト4　→　錦織圭[5]


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第4クォーター　

☆気になる1R　

ロジャー・フェデラー(スイス)[2] vs アレハンドロ・ファジャ(コロンビア)

今大会でグランドスラム連続出場62回目となり杉山愛選手の最多記録に並ぶフェデラーは、初戦でラッキールーザーのファジャと対戦。

フェデラーにファジャと来れば、一番に思い起こされるのは2010年ウィンブルドン1Rでまさかのフルセットとなった熱戦。ファジャはその後もフェデラーとはロンドン五輪でフルセット、昨年のハレ決勝ではストレートで敗れるもいずれもタイブレークまで持ち込む等、簡単には負けない印象。面白い試合になりそうです。

スタン・ワウリンカ(スイス)[8] vs マルセル・イルハン(トルコ)

ワウリンカが「Ilhan」を「Ilham」と空目して惑わされない限り大丈夫なはず。

イボ・カルロビッチ（クロアチア)[26] vs マルコス・バグダティス(キプロス)

35歳にしてシード選手。まだまだ元気なカルロビッチと、昨年のトップ100圏外からチャレンジャーにも出場しつつポイントを重ね、現在58位まで戻してきたバグダティスが対戦。直近の対戦、2月のザグレブではバグダティスがファイナルセット・タイブレーク9-7で勝っていますが、今回は？

エルネスツ・ガルビス(ラトビア) vs イゴール・サイスリング(オランダ)

先週ニースで収録の「最後に○○したのはいつ？」シリーズで、ガルビスの答えが例によって秀逸。




Q. セルフィーを撮ったのは？
「セルフィー？セルフィーって何？」「自分で自分を撮ること？撮ったことない」

Q. 最近大切なものをなくしたのはいつ？　
『大切なもの』って(具体的にどういう意味)？」「自分を見失わない限り、大した事ない」

Q. 食事制限を破ったのは？
「しょっちゅうだよ。食事は制限してない」

Q. ファンからの変わったリクエストは？
(しばらく真顔の後、意味深に爆笑)

肝心の本業の方は今年初戦敗退続きで、12大会出場で2勝と苦戦のガルビス。頑張れガルビス！あなたはツアーにい続けて面白い話をしてくれないと！！

★実現したら面白そうな試合

2R　ドミニク・ティーム(オーストリア) vs パブロ・クレバス(ウルグアイ)

Nice champion @ThiemDomi: “It’s really, really special; the 1st title ever". Read More: http://t.co/YVxVSI31CS #atp pic.twitter.com/PUgUqWdg0t

— ATP World Tour (@ATPWorldTour) 2015, 5月 23

前哨戦ニースでツアー初優勝のティーム(画像上)と、2月の250サンパウロでツアー3回目の優勝、3月にキャリアハイの21位を記録したクエバス(現在22位)。好カードです。

ATP公式サイトにティームの初優勝インタビューが上がっているのですが、"mega"の文字は見当たりませんでした。

QF　ロジャー・フェデラー(スイス)[2] vs スタン・ワウリンカ(スイス)[8]

番狂わせはなさそうか。


ベスト4　→　ロジャー・フェデラー(スイス)[2]


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優勝　→　私はよく外すので、本命に触れるのは自重します。
　　　　　　ノバク・ジョコビッチ(セルビア)[1]