中日の日曜は恒例の休日で、試合はなし。今年設立40周年を迎えたWTA。1975年のコンピューター・ランキング導入以降No.1の座に就いたプレーヤー達が一同に会した「WTA 40LOVE」パーティーが30日、オール・イングランド・クラブで行われました。
会場にはWTA創立者のビリー・ジーン・キングを始めとして、マーガレット・コート、イボンヌ・グーラゴング-コーリー、マルチナ・ナブラチロワ、クリス・エバート、トレーシー・オースチン、モニカ・セレス、アランチャ・サンチェス-ビカリオ、リンゼイ・ダベンポート、ジェニファー・カプリアティ、マルチナ・ヒンギス、アメリー・モーレスモ、ジュスティーヌ・エナン、現役のセリーナ・ウィリアムズ、マリア・シャラポワ、キャロライン・ウォズニアッキ、エレナ・ヤンコビッチ、アナ・イワノビッチ、そして引退同然のディナラ・サフィーナ。未来のスター候補たち、ユージェニー・ブシャールとマディソン・キーズも出席。
セレモニーで面白かったのは、
(1:53:05~)「ステージにいる人の中で今ここで初めて会った人はいる?」との質問に、グーラゴング・コーリーが挙手。一昨年、自分と同じアボリジニの血を引くアシュリー・バーティーがウィンブルドンのジュニアで優勝した際、「引退してからテニスは全く見ていなかったけど、アシュリーが出てきたのでまた見始めた」と語った彼女は、周りを見回しながら「イボンヌです」。
(1:55:40~)「この中の人に憧れてテニスを始めた人は?」の質問では、イワノビッチが「私がテニスを始めたのはモニカ(・セレス)がいたから」。ヒンギスも「あなた(セレス)は私のアイドルでもあった。母は『モニカみたいにプレーするのよ!』って」。司会「なら、どうしてお母さんは『マルチナ』って付けたの」。セレスは「私のアイドルはマルチナ(・ナブラチロワ)。部屋にポスターを貼っていた」。
(2:02:00~)ライバル関係について話を振られたナブラチロワとエバート。離婚暦3回のエバートが「彼女(ナブラチロワ)が今までの夫の誰よりも長く続いている人なの」。二人は決勝が行われる日曜のロッカールームで一緒になることが多く、ナブラチロワは「だから1976年のウィンブルドンは特別。シングルスで彼女(エバート)が優勝、私たちが組んだダブルスも優勝して、それが唯一の二人同時にハッピーになれた日だった」。
(2:05:10~)現No.1のセリーナは締めのスピーチで「私のアイドルもモニカだった。私が声を出し始めたのはあなたのせい。大きな声に文句があるならモニカに」。
肝心要のシュテフィ・グラフや、キム・クライシュテルス(第二子おめでた)、ヴィーナス・ウィリアムズ、ヴィクトリア・アザレンカの欠席は残念。
BILLIE JEAN KING 20X24 B&W PHOTO
No comments:
Post a Comment