Tuesday, 4 September 2012

全米2012 DAY8でひとりごと

DAY 8: MONDAY, SEPTEMBER 3 (DAY8の全ての結果はこちらで)

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Men's Singles - 4th Round
Roger Federer (SUI)[1] def. Mardy Fish (USA)[23]
Walkover


試合直前、フィッシュが「健康上の理由」で棄権。フェデラーはグランドスラム34大会連続でのベスト8進出となり、オープン化以降では最高記録。

フィッシュの棄権により、男子シングルスのドローで地元アメリカ勢から最後に残ったのは引退するロディック。

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Men's Singles - 4th Round
Marin Cilic (CRO)[12] def. Martin Klizan (SVK)
7-5 6-4 6-0


チリッチは全米では3年ぶり、グランドスラムでは2010年全豪以来のベスト8。

昨年は一時ランクを30位周辺まで落とす等、やや低迷していたここ1、2年で自分が元のプレーができるかどうか疑ったことは?

「もちろん。負けたくない試合で負けた時はいつも疑いを持つ。いや、僕にとっては辛いことではあるけど、別の角度から見ればポジティブでもある。そういう状況から学ぶことがあったから。今は自分にはいろいろな経験があることを知った。僕はトップ10にいた。いいテニスをしていた。ランクを落として、今は自分が行けると感じる場所へ戻りつつある。ただ自分自身と正しく事を行う事だけに集中して、他の事は気にし過ぎない、という違ったものの見方で。以前はその点で問題があった。だから、今はいろいろ経験して、それが役立っている」
(経験を経て、2年前より今の自分がいい選手だと思う?)「違う選手だと言ってもいい。多分2年前と全く同じプレーはしていない。いくつか改良したことがあって、まだ取り組んでいる最中のものもある。それも改善していけると思う。でも、この違うやり方で自分が良くなった、あらゆるエリアで経験を積んだと思うし、コートで様々な状況への対処の仕方も上手くなった。リードされていたり、1ブレークダウン、2ブレークダウンの時でさえ。自分が挽回できる状況を見つけた」

An interview with: MARIN CILIC | Interviews | News and Photos | 2012 US Open Official Site - A USTA Event

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Men's Singles - 4th Round
Tomas Berdych (CZE)[6] def. Nicolas Almagro (ESP)[11]
7-6(4) 6-4 6-1


第6シードのベルディヒは第11シードのアルマグロを下して、全米では初めてのベスト8。

CropperCapture[236]試合後の記者会見で、ベルディヒのTシャツの「NSW」の文字について「(オーストラリアの)ニュー・サウス・ウェールズ(New South Wales)州のこと?」との質問。

「違う違う違う。いろんな人に聞かれた。特にレイトン(・ヒューイット)に会った時。彼は『おっ?』って感じで。だから、いやいや、そういうんじゃない。ナイキ・スポーツウェアとかそんな感じって」

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Men's Singles - 4th Round
Andy Murray (GBR)[3] def. Milos Raonic (CAN)[15]
6-4 6-4 6-2


マレーラオニッチに一度もブレークポイントを与えずストレート勝ち。

この夜は雨の予報が出ていたニューヨーク。この試合が終了した10分後に降り始めたとか。

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Women's Singles - 4th Round
Serena Williams (USA)[4] def. Andrea Hlavackova (CZE)
6-0 6-0


足を痛めていて、3Rのキリレンコ戦では途中リタイアも考えたというフラバーチコワ。見たのは最後の1ゲームだけでしたが、0-6 0-5のスコアと両太ももをグルグル覆ったテーピングにも拘わらず、フラバーチコワは気丈にセリーナのボールに付いていっていました。さすがダブルスでメンタル担当なだけはある。

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Women's Singles - 4th Round
Sara Errani (ITA)[10] def. Angelique Kerber (GER)[6]
7-6(5) 6-3


Women's Singles - 4th Round
Roberta Vinci (ITA)[20] def. Agnieszka Radwanska (POL)[2]
6-1 6-4


ペアを組んだダブルスでもベスト8に勝ち残っているエラーニとヴィンチが、いずれも格上のシードを倒してシングルス準々決勝で直接対戦へ。

第6シードのケルバーを下したエラーニは今年の全豪、全仏に続く3回目のグランドスラム・ベスト8。試合後の記者会見で、ラケットを変えた(ウィルソン→バボラ)ことがキャリアを変えたと言えるか?との質問に

「そう思う。もちろん。今年はこのラケットでコートで違う感覚があるし、ずっといい感じ。今年が自分の人生で最高の年なのは間違いない」

An interview with: SARA ERRANI | Interviews | News and Photos | 2012 US Open Official Site - A USTA Event

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第2シードのラドワンスカを下したヴィンチは、グランドスラム出場32大会目にして初めてのベスト8。試合後の記者会見で、この年齢で成功しつつある理由について

「多分私が29歳だから。若くはない。たくさんの試合をプレーして、たくさんの経験をしてきた。だから、多分それが今日勝てた理由」

また、初めての準々決勝の相手はエラーニ以外が良かった?との質問には

「彼女と対戦することを嬉しく思う。イタリア人が一人準決勝に進むのは確実だから。彼女は私のベストフレンド。対戦するのをとても嬉しく思う」

An interview with: ROBERTA VINCI | Interviews | News and Photos | 2012 US Open Official Site - A USTA Event

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Women's Singles - 4th Round
Ana Ivanovic (SRB)[12] def. Tsvetana Pironkova (BUL)
6-0 6-4


イワノビッチは全米では初めてのベスト8。

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Women's Doubles - 3rd Round
Maria Kirilenko (RUS)[4] / Nadia Petrova(RUS)[4]
def. Serena Williams (USA) / Venus Williams(USA)
6-1 6-4

キリレンコ&ペトロワ組がウィリアムズ姉妹をストレートで下しベスト8。オリンピック準決勝の借りを返すかたちに。

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Women's Doubles - 3rd Round
Julia Goerges (GER)[11] / Kveta Peschke(CZE)[11]
def. Vania King (USA)[5] / Yaroslava Shvedova(KAZ)[5]
6-4 6-2


2010年の全米優勝ペア、第5シードのキング&シュウェドワ組がゲルゲス&ペシュケ組に敗退。

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Junior Boys' Singles - 1st Round
内田海智 (JPN)[8] def. Sumit Nagal (IND)
4-6 6-1 6-1


Junior Boys' Singles - 1st Round
西岡良仁 (JPN) def. Ronnie Schneider (USA)
6-4 1-6 6-1


Junior Boys' Singles - 1st Round
後藤翔太郎 (JPN) def. Jeroen Vanneste (BEL)
6-1 7-6(6)

ジュニア男子シングルスに出場の内田海智、西岡良仁、後藤翔太郎の三選手は揃って2R進出。素晴らしい!


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