統一ロシア公式サイトに掲載された彼のインタビューによると、
「僕は政治家じゃない。人々に向かってどう呼びかければいいのか知らない。予備選はそもそも自分のことを有権者に知ってもらうためのもの。もしその人について感じるところがあれば、人々は票を入れるだろう。我々は皆問題を抱えている。そして、最も重要なのは溜め込まずに解決すること。僕にとっては新しいステージ。しかし、僕はこの分野においてもテニスで成し遂げたのと同じレベルに到達したいと考えている」
サフィンはゆくゆくは統一ロシア入党も視野に入れている、との事。下院選候補者の確定は9月末になる見込みだとか。
Единая Россия официальный сайт партии / Новости / «В политике достигну такого же уровня, как и в теннисе». Интервью Марата Сафина
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下のぼやけた映像は、その演説の模様。
「僕は今日、かつて着慣れたTシャツに短パン姿ではありません」
「ニューヨークの人々は夜の11、12時までジムで汗を流しますが、ロシアの人々は朝から飲酒に明け暮れています」
などと施設不足や金銭的な問題で人々がスポーツに気軽に取り組めないこと、また近年同国にスター選手が不足している現状を訴え、国をスポーツの力で変革する意向を示したと か。
Фронтовые страдания – ПОЛИТИКА
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チャンピオン・スピーチとは勝手が違ったか、まだまだ素人っぽい?しかし05年全豪決勝で、レイトン・ヒューイットの自国グランドスラム優勝の悲願を打ち砕いた直後という難しい状況においてさえヒューイット、彼の陣営、地元のファンの多くを笑顔にさせるスピーチを披露した彼ですから、政治家として人の心を鷲づかみにする話術を身に着けるのもきっと時間の問題でしょう。
「元芸能人やアスリートで政治家になろうという人間は、ひとまず疑ってかかる」というのが自論ですが、候補者の中にサフィンの名前を見つけて投票せずにいる自信は、私にはちょっとないかも。
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