Wednesday 23 June 2010

ウィンブルドン2010 DAY2でひとりごと

DAY2は日本人選手5名全員が登場。

Day 2: Tuesday, 22 June


Gentlemen's Singles - 1st Round
Rafael Nadal(ESP)[2] def. 錦織圭(JPN)
6-2 6-4 6-4


2年ぶりのウィンブルドンとあってかナダルは相当気合が入っていたようですが、錦織くんもそんなナダルを相手に終始よく渡り合っていた印象。初めてのセンターコートで堂々のプレーぶりは頼もしい限りです。錦織くんには大きいコートがよく似合うよ。

解説のジョン・マッケンローが錦織くんの話ばかりしていました。試合の八割方、錦織がどうのこうのと語っていたような。内容はうろ覚えですが、

「僕なら錦織を走らせて打たせる。走りながら打つショットがまだ安定していないから」
「現役選手の中で最も足が速い選手の一人」
「(ジャックナイフについて)飛んで打つ利点が僕には分からない。安定しないし」
「強力なフォアを持ち、ネットプレーもそつなくこなす」
「彼にはトップ10から15に入るポテンシャルがある」

とかそんな感じだったように記憶。

ところで、今年から選手のポストマッチ・インタビューをブログ等でも貼り付けできるようになりました。しかも英語だけではなく、母国語でのやりとりも配信するサービス。早速錦織くんの試合後の感想など聞いてみましょう。

Watch live streaming video from wimbledon at livestream.com

ほぼ一年中を海外で過ごし、世界のトッププレーヤーと1対1の真剣勝負に挑まなければならない錦織くんと、獲得賞金額は多くても基本日本国内で活動する彼を比較するのは、全くの見当違いかと存じます。英語の質問でなくて良かったですね。よその国の人に聞かれたら恥ずかしい。

続いて、英語のインタビュー(実際は日本語の前に行われたもののようです)。

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'30年代に活躍した佐藤次郎氏の話を振られて困惑するシーンも。しかし、「エースをねらえ」で竜崎理事から氏の偉業を聞いた岡ひろみが「日本にそんな選手がいたなんて…すごい!すごい!!」と言ったくらいなのですから、平成生まれの錦織くんが知らないのも無理からぬ話。

参考までに文庫版「エースをねらえ」第7巻74ページからの説明によると、佐藤次郎氏(1908-1934)は昭和6年(1931年)にデ杯代表に選出され好成績。翌7年にはウィンブルドンで前年覇者のウッド(米)に勝利。さらに、8年には全仏で英No.1のフレッド・ペリーを破り世界3位に。外国で「すばらしい頭脳!」「鋭敏な理知と強烈な意志!」「見事な駆け引き」と絶賛されたとか。しかし、9年にマラッカ海峡で投身自殺。26年の短い生涯と閉じた、との事。

私はぬるいファンなので、どんな選手であれ自殺を考えなくてはならないほど追い詰められるような状況に陥ってまでプレーしてほしいとは思いません。そんなのお願いだから止めて下さいね。


Ladies' Singles - 1st Round
Alexandra Dulgheru(ROU)[31] def. クルム伊達公子(JPN)
6-2 6-7(3) 6-1


伊達のインタビューはこちら。序盤、機嫌が悪そうなのがいい!っていうか、鄭潔じゃないし。

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また忘れた頃にやって来るグッドニュースを楽しみにしています。


Ladies' Singles - 1st Round
森田あゆみ(JPN) def. Tamarine Tanasugarn(THA)
7-5 6-1


Ladies' Singles - 1st Round
奈良くるみ(JPN) def. Mariana Duque Marino(COL)
6-4 6-2


伊達は残念でしたが、その代わりあゆみちゃんくるみちゃんの二人がGS本選初勝利!くるみちゃんは2回目、あゆみちゃんに至っては9回目、足掛け4年目の挑戦にして芝の得意なタナスガーン相手に1Rの壁を突破。これは明るいニュースです。こうやっていろんな人が入れ替わり立ち代わりで活躍しながら、結果を残していけると良いですね。

9度目挑戦で4大大会初勝利…涙の森田「長かった」(テニス)


Gentlemen's Singles - 1st Round
Martin Fischer(AUT) def. 添田豪(JPN)
6-4 6-3 6-1


こちらは本選初勝利ならず。


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怪我をしていなかったのなら、スコア的にもう少し何とかなっても良かったような気がしますが、また次に期待しています。


Ladies' Singles - 1st Round
Kaia Kanepi(EST) def. Samantha Stosur(AUS)[6]
6-4 6-4


……そういう人だって、知ってた。

カネピを見たのは昨年全豪のvs伊達戦以来でしたが、少しかわいくなっていて驚きました。

Ladies' Singles - 1st Round
Serena Williams(USA)[1] def. Michelle Larcher De Brito(POR)
6-0 6-4


史上最強(?)の呼び声が高かったラーチャー・デ・ブリトーの声が小さくなっていたような。


Ladies' Singles - 1st Round
Victoria Azarenka(BLR)[14] def. Mirjana Lucic(CRO)
6-3 6-3


11年前に17歳でセミファイナリストとなったルチッチが、予選を勝ち抜いて10年ぶりにウィンブルドン出場。アザレンカに敗れはしましたが、これからも頑張ってほしいものです。


Gentlemen's Singles - 1st Round
Fabio Fognini(ITA) def. Fernando Verdasco(ESP)[8]
7-6(9) 6-2 6-7(6) 6-4


Ladies' Singles - 1st Round
Caroline Wozniacki(DEN)[3] def. Tathiana Garbin(ITA) 6-1 6-1


昨年のインディアンウェルズ、ヴァルダスコの試合で女優のカミーラ・ベルとウォズニアッキがニアミスを起こしたことが話題になりましたが、ウィンブルドンでもヴェルダスコとウォズニアッキがかなり親しげに話をしている場面が目撃されたとか。

'Nando and C-Woz - just good friends - Open Court (画像はこちらで。)

果たして二人の仲の真相や如何に?しかし、ホントに女の子の顔を触るのが好きだなー、ヴェルダスコ。


Gentlemen's Singles - 1st Round
Robin Haase(NED) def. James Blake(USA)
6-2 6-4 6-4


大事なポイント。後ろのブースで解説中のパム・シュライバーの声が気になったらしく、「あんたが元プレーヤーだなんてびっくりだ。聞こえてるぞ」とブレークが声をかける場面があったとか。4分30秒あたりから。




Gentlemen's Singles - 1st Round
Xavier Malisse(BEL) def. Juan Carlos Ferrero(ESP)[14]
6-2 6-7(6) 7-6(5) 4-6 6-1


ここへ来てマリッセの調子が上向きなのはうれしい限り。


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