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Men's Singles - Final
Novak Djokovic (SRB) [1] def. Andy Murray (GBR) [2]
3-6 6-1 6-2 6-4
トップ2シードの対決となった男子シングルス決勝はノバク・ジョコビッチがアンディー・マレーを下し、これまで逃し続けてきた全仏のタイトルをついに獲得。
第2セットが終わったところで寝てしまいましたが、キャリア・グランドスラム達成おめでとう！
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4回戦の勝利をもって、テニス界初の生涯獲得賞金1億ドル超えの選手となったジョコビッチ。母国セルビアのメディアから、この快挙がどのような意味を持つかについて尋ねられた彼は、
「何もない。お金は僕にとって何の意味もない。僕はテニスを仕事だと思っていないし、自分の人生をお金を通して見ているわけでもない。僕の人生とライフスタイルの質を上げてくれるものではあるけれど、それだけの事」
「賞金の話題が中心になるのを僕は好まない。メディアから自分のキャリアでどれだけ稼いだかについてのコメントを求められると、僕は非常に不愉快だ」
「成功をお金や力で示したり例えたりするけれど、そういうものが基準になるべきじゃない。僕はそういう考え方に100％反対で、全く異なった視点と判断基準を持っている」
「お金は後から付いてくるもの。もちろん競技への献身、愛情、情熱といったポジティブな事柄に対するものであり、成功した結果のもの。セルビアの平均月収が200~300ユーロ(約2万5千～3万6千円)の今、僕がお金の話をするところを想像できるかい？どんな風に映る？」
「スポーツは本来の目的を失ってしまった。今はビジネスで、金儲けの装置だ。悲惨だよ」
Reem’s French Open diary Novak Djokovic doesn’t want to be the ‘$100m man’, a tennis ladybug and big personality Timea Bacsinszky - Tennis - International _ Sport360
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1、2Rがいずれもフルセットとなり薄氷を踏むような勝利だったものの、初めて全仏で決勝に進出したマレー。オープン化以降で全てのグランドスラムで決勝進出を果たした10人目の選手に。
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Women's Singles - Final
Garbine Muguruza (ESP) [4] def. Serena Williams (USA) [1]
7-5 6-4
昨年のウィンブルドン決勝と同じ顔合わせとなった女子シングルス決勝は、第4シードのガルビネ・ムグルザが第1シードで昨年のチャンピオン、セリーナ・ウィリアムズを下しグランドスラム初優勝。大会後のランクは、キャリアハイの2位へ。
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直近のグランドスラム3大会でペネッタ、ケルバー、ムグルザと立て続けに新チャンピオンが生まれている女子。22歳と若いチャンピオンとなれば、なおさら新鮮です。個人的に驚いたことには、ムグルザにとってこれがクレーでの初めてのタイトルで、優勝はたったの三回目。
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3Rで対戦したセリーナとムラデノビッチ。試合終了45分後のロッカールームで、勝ったセリーナが敗れたムラデノビッチを慰める一幕が見られたとか。
ムラデノビッチはセリーナに
「負けたけど、今最高に感激してるの」
「あなたは私を負かした。でも、あなたは最後まで勝つの。約束して」
「いえ、真面目な話、私はあなたを見ながら育ったの」
たとえ演技ややらせだったとしても、ちょっとホロッとしました。
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今大会はテレビで解説者の仕事をしていたバルトリ。セリーナが試合終了後記者会見の前ロッカールームで内転筋の治療を受けていたと、中継中うっかり口を滑らせてしまったとか。
セリーナの事より、ここに画像を貼るのを躊躇うほどの激痩せぶりが目に付いたバルトリさん自身の健康状態が心配です。ちなみに、今大会のFILAのウェアはバルトリさんのデザインだったとか。
A Paris print perfectly on-point for #RG16 @jelena_jankovic wears the #LoveFila By @bartoli_marion collection: pic.twitter.com/rbsCepFUeY
— Fila Tennis (@FilaTennis) 2016年5月29日
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Men's Doubles - Final
Feliciano Lopez (ESP) [15] Marc Lopez (ESP) [15]
def. Mike Bryan (USA) [5] Bob Bryan (USA) [5]
6-4 6-7(6) 6-3
ブライアン(双子) vs ロペス(赤の他人)対決は、スペイン勢が勝利。二人ともグランドスラム初優勝。
優勝を決めた後の二人が、シンクロナイズド・リアクション。
So synced. #lopez pic.twitter.com/RexgojNJLY
— Aliny Calejon (@alcalejon) 2016年6月4日
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シングルスでそれなりのキャリアを築いたフェリシアーノ・ロペスが、まさかダブルスでグランドスラムタイトルホルダーになろうとは。そう言えば、ニコラ・マウは今週ついにダブルスNo.1の地位を獲得しました。連覇がかかる今週のスヘルトーヘンボスで、シングルスも頑張って。
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Women's Doubles - Final
Caroline Garcia (FRA) [5] Kristina Mladenovic (FRA) [5]
def. Ekaterina Makarova (RUS) [7] Elena Vesnina (RUS) [7]
6-3 2-6 6-4
女子ダブルスは、ガルシア＆ムラデノビッチのフランスペアがマカロワ＆ベスニナのロシアペアを下し、自国でグランドスラム初優勝。
共に10代半ばから将来を嘱望されてきたガルシアとムラデノビッチ。これからも二人でフランスを引っ張っていってくれそうです。
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Mixed Doubles - Final
Martina Hingis (SUI) Leander Paes (IND)
def.Sania Mirza (IND) [2] Ivan Dodig (CRO) [2]
4-6 6-4 [10-8]
ミックスダブルス決勝は、ヒンギス＆パエス組がミルザ＆ドディグ組を下し優勝。
パエスにとって10回目、ヒンギスにとって5回目のミックスダブルス優勝で、二人ともキャリアグランドスラムを達成。
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Women's Singles - Semifinal
Serena Williams (USA) [1] def. Kiki Bertens (NED)
7-6(7) 6-4
前哨戦から数えて13連勝。今大会はシード4選手を退ける快進撃で準決勝まで進んだベルテンスは、準決勝でセリーナに敗れるもキャリアハイ27位へ。
ふくらはぎの肉離れにより、今週自国で行われるスヘルトーヘンボスは残念ながら欠場。
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Women's Singles - Quarterfinal
Serena Williams (USA) [1] def. Yulia Putintseva (KAZ)
5-7 6-4 6-1
グランドスラムで初のベスト8入りを果たしたプチンツェワ。第1シードのセリーナを1セット＆1ブレークアップまで追い詰める大健闘でしたが……。今週のランキングではキャリアハイ35位へ。
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Women's Singles - Semifinal
Garbine Muguruza (ESP) [4] def. Samantha Stosur (AUS) [21]
6-2 6-4
ストーサーは準決勝でムグルザに敗れ、6年ぶりの全仏決勝進出ならず。
2011年に共に全米優勝を果たしたデヴィッド・テイラー・コーチとは、今年最初に決めた通り今大会をもって契約終了。後任は決めておらず、芝シーズンはコーチなしで臨むとか。
Samantha Stosur to play Wimbledon without a coach after split with David Taylor
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前哨戦のストラスブルグ準々決勝を、左手首の故障を理由に棄権していたサムりん。今大会は多くを期待してはいなかっただけに、久々のベスト4は望外の喜びです！大会後のランクは10位アップの14位となり、ウィンブルドンで16シード以内に入れそう。しかし、一般的に彼女が最も苦手な大会と思われている全豪ですら4R進出が二度あるのに、ウィンブルドンは過去13回の出場で3R止まり。いいシードが付いたところで、サムりんにはあまり関係なさそうですね(とほほ)。
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Men's Singles - Semifinal
Novak Djokovic (SRB) [1] def. Dominic Thiem (AUT) [13]
6-2 6-1 6-4
ドミニク・ティームは準決勝でジョコビッチに敗れるも、キャリア初のグランドスラム・ベスト4。大会後のランキングでは初のトップ10入りを果たし7位に。
正直ドローに恵まれた感は否めませんが、運も実力のうち。ところで、もう今週シュツットガルトに出場するですって？！22歳か。若いって素晴らしい！
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改めて今年の全仏を思い返すと、フェデラーのグランドスラム連続出場が途切れるニュースに始まり、ナダルも怪我で途中離脱。セーヌ川が氾濫するほどの連日の雨に加え異常低温。遅々として進まないスケジュール。チケットの払い戻しを嫌うオフィシャルは、雨が降る中試合を続行。毎度議論が繰り返されながら一向に見通しが立たない屋根の新設。一たびブーイングが起きれば意味もなくとりあえず参加する観客、高額過ぎて空席が目立つコートサイド席……おお、パリよ！パリは今年もパリでした(知らんけど)。
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