全豪2014 DAY9観戦記 (その3) ペシュケ＆スレボトニク vs ガイドソワ＆トムリャノビッチ

本日のマーガレット・コート・アリーナ最終試合は、第4シードのカタリナ・スレボトニク＆クベタ・ペシュケとジャミラ・ガイドソワ＆アイラ・トムリャノビッチの国籍別々ペア同士の対戦。




今年はほぼ固定でペアを組むダブルス・スペシャリスト同士のスレボトニク(画像上左)とペシュケ。試合序盤ペシュケにミスが目立つが、そこは30代ベテランペア。慌てず騒がずで1セット先取。ペシュケは7月で39歳か。WTA公式のプロフィール画像がちょっと怖いよ。




マシュー・エブデンとのペアで昨年の全豪でミックスダブルス優勝のガイドソワ(画像上奥)は、グランドスラムの女子ダブルスでは2012年全仏以来二回目のベスト8入り。一方トムリャノビッチは、グランドスラムのダブルスは今回が初出場。シングルスでもそこそこ実績のあるこちらのペアは、パワーで勝負。


時刻は8時半を回り、めっきり冷え込んだマーガレット・コート・アリーナ。残った観客は僅か。


1セットオールで迎えたファイナルセット、一時はガイドソワ＆トムリャノビッチがダブルブレークで4-1とリードしていたのだが、ここまで強力な武器となっていたトムリャノビッチのファーストサーブが入らなくなった。このメンバーの中では飛び抜けて若い21歳ということで、経験不足だったか？







終盤、何度もセンターベルトが外れるアクシデントで中断したのだが、実は一つ前の試合で自分のプレーに腹を立てたエラーニがラケットでネットを叩きつけたのが原因であることを知る人は、コートの中には少なかったはず。




ダブルスを知り尽くしたスレボトニク＆ペシュケ組が準決勝進出(エラーニ＆ビンチ組に敗退)。


夜10時を過ぎて外は真っ暗。先週の熱波が嘘のような冷え込みだ。


Women's Doubles - Quarterfinals
Kveta Peschke (CZE) [4] Katarina Srebotnik (SLO) [4]
def. Jarmila Gajdosova (AUS) Ajla Tomljanovic (CRO)
7-5 4-6 6-4