Sunday 3 November 2013

メルボルン・チャレンジャー観戦記 DAY6 (その3) グッチオーネ/リード vs ボルト/ウィッティントン

続いてダブルス準決勝の第1試合は、第1シードのクリス・グッチオーネ&マット・リード組とアレックス・ボルト&アンドリュー・ウィッティントン組のオージー対決。

Bolt and Whittington

ドローで名前を知っていただけだったが、ボルト(左)とウィッティントンは想像していたより随分と若いな。二人とも20歳くらいかな?調べてみたらビンゴ。9月、オーストラリアのフューチャーズ3大会で優勝。

Reid and Guccione

準々決勝で関口&佐藤組を下したグッチオーネ(右)&リード組。グッチオーネはデ杯のダブルスではここ数年ほぼレギュラーとして出場している実力者。まだまだ若い者には負けないところを見せ付けてほしいが、この日は調子が今ひとつ。グッチオーネの仕事は基本的にサーブだけで前で積極的に動くことはないので、フォローするリードは大変そうだ。第1セットはボルト&ウィッティントン組が先取。

第2セットの途中、それまで時折ぱらついていた雨がいよいよ激しくなってきて中断。

***

Margaret Court Arena

只今屋根を増設工事中のマーガレット・コート・アリーナ。


P1070681

こちらはその完成予想図。新たに1500席増えて、日陰になるエリアも広くなるとか。これは助かる。稼動は2015年からの予定。


P1070682

他には、現在ガーデンスクエアと呼ばれている広場を潰してコートにする等、今後もしばらく工事は続く模様。

***

雨が止んだのでコートに戻る。厚い雲をぼんやり眺めていたら、こちらの方角に向かって飛んで来る物体に目が付いた。

UFO1

ヘリコプターや飛行機にしては小さ過ぎるうえ形が丸く、風船にしては大きくて動きが規則的。


UFO2

こちらの写真を拡大してみると、


UFO3

やっぱりよく分からない。

***

試合再開を待つ間、徐にバッグからオーストラリアン・フットボールのボールを取り出して蹴り合い始めたボルトとウィッティントン。

footy

おお、これはいかにもオーストラリアの男の子らしい光景。私の後ろ側のコートで練習中だったベンジャミン・ミッチェルとタナシ・コッキナキスが目ざとく見つけて「俺らにも投げろや」と催促しているが、間の通路にいる人々の頭越しにボールを投げるのはさすがに憚られたらしい。気が付くと隣りのベンチに戻ってきたリードとグッチオーネもボールのやり取りをじっと見つめている。どうしてオーストラリアの男の人は皆フッティのボールを見ると途端にそわそわし始めるのか。

ほどなくして試合は再開となったが、奥のコートで伊藤&守屋組が打っているのに気が付いた。次のダブルス準決勝に向けての練習かと思っていたら、ボールキッズが付いている。どうやらこの試合の終了を待たずに、コートを変えて始めてしまうらしい。

移動したので結末は見逃したが、第1シードが若手ペアに敗れる波乱。

Men’s Doubles – Semi-Final
Alex Bolt (AUS)/Andrew Whittington (AUS)
def. Chris Guccione (AUS)/Matt Reid (AUS) [1]
6-3 7-5




2 comments:

  1. へええ~~ 
    他のスポーツやってても、オージー男子はオーストラリアン・フットボールに興味津々なんですね。脈々とそういうDNAが受け継がれているのでしょうか。

    東京五輪が決定したので、有明もかなり改修されるようです。
    ちょっと、楽しみです。

    ReplyDelete
    Replies
    1. ヒューイットはフッティーの監督と自分のポジションについて話し合う夢を今でも見て、グロスは離婚後の傷心期間にフッティー・チームの練習に参加して過ごし、コッキナキスのお兄さんは22歳にしてテニスからフッティーに転向したりと、運動神経に自信のあるオージー男性とフッティーは切っても切れない関係にあるみたいですね。女子勢もフッティー関係のツイートが多いです。

      私もせっかくオーストラリアに住んでいるので興味を持とうとしたことがかつてあったんですが、テレビで試合を数回見てそれっきりです。ルールがよく分からない。

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