来年のスケジュールについてヒューイットは、
「いつ止めるかは分からないけど、それでも一年通してプレーするつもり」
「もう一度ウィンブルドンに挑戦したいのは確かだし、ウィンブルドンまでに試合を重ねればいい位置にいられるだろう」
現在トップ50の選手でヒューイットより年が上なのは、トミー・ハース(35)とラデク・ステパネック(今月27日で35)だけ。数年ぶりに日課のランニングの距離を増やすことができたそうで、
「フィットネス面だけに関して言えば、今でも向上できると感じている。数年前はよく走っていたけど、手術の後はそれが叶わなかったから」
「つま先のせいでトレッドミルや道路で走ることができなかった。痛みが強すぎた」
「今ではほぼ毎日走っているし、その結果調子もいい」
「体調はいい。本当にいい」
「ここ数週間は手首に少し問題があったけど、今は落ち着いた」
「ポーランドのデ杯で痛めだけど、もう大丈夫」
「つま先や足もいい感じだ」
「フィットネスのトレーニングをフルにこなせている。だから何の問題もない」
今年51位で終了した同国のバーナード・トミッチについては、
「バーニーのプレーや行動に関して手綱を握っているのは、まだ彼のお父さん(ジョンさん)だと思う」
「彼(ジョンさん)が他の誰よりも彼(バーナード)の事を知っているのは明らかだし、バーニーも他の人より父親の言う事を聞く」
「僕はデ杯を通じて次第にバーニーの事を知るようになっているが、コーチの在りようについて彼が何を望んでいるのか彼に尋ねたことはない」
「いずれにせよ、自分が引退するまでは聞くことはない」
「引退した時自分が何をしたいかなんて、当然分かっていない。今のところは、おそらくデ杯で大きな役割(監督)を担うことになるだろうね」
「今では人を助ける比重が大きくなっているし、(ニック・)キルギオスと(タナシ・)コッキナキスは大人への過渡期にある」
「是非ワールドグループに留まって地位を確かなものにしたいし、楽なドローでスタートできるようにしたい」
「ニックはこの2年で大きく成長したし、いい選手になれるだろう」
「ニックはコッキナキスより強力な武器を持っているかもしれないが、コッキナキスはいいサーブ、いいフォアハンドがあって、プレーの読みが上手い」
「この二人は同等だろうね。キルギオスはコッキナキスより一歳上だし」
「彼らが来年以降どう成長するか、面白くなるだろう」
ヒューイットは今年ニューポートで準優勝、クイーンズでベスト4。全米2Rではフアン・マルティン・デルポトロに勝利。
「あのコート(アーサー・アッシュ・スタジアム)では何年もプレーしていなかったし、彼(デルポトロ)は世界ランク5位、6位にいるトッププレーヤーで、調子の良い日の彼に勝つのはとても難しい」
「彼はトップ4に最も近い位置にいて、グランドスラムタイトルも持っている」
「僕にとってはグランドスラムで彼に、それも彼が優勝したことがある大会のセンターコートで勝って、もう最高の気分だった」
「夜の試合でフルセットだったこともあって、会場の雰囲気も素晴らしかった」
「あの夜あれ以上の筋書きはなかったし、2年前は足の状態が悪過ぎてまたそんなチャンスがあるかどうかすら分からなかったから、その価値はなおさらだ」
「個人的には最高の瞬間だった」
「もちろんデ杯でワールドグループに戻れたことも大きい」
ヒューイットの来シーズンは1月8日開幕のエキシビ、クーヨン・クラシックでスタート。
Lleyton Hewitt doesn't know when he'll retire and wants another shot at Wimbledon _ News.com.au
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こちらは5日、メルボルン・カップ観戦時のヒューイットと妻のベックさん。
Lleyton Hewitt and wife Bec have just arrived trackside at the Swisse Wellness Day Spa #swisseskincare #swissedayspa pic.twitter.com/gut1EfegkF
— Swisse Wellness (@SwisseAU) November 5, 2013
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先日ハードディスクレコーダーの整理をしていた際、今年のウィンブルドン1Rでヒューイットがワウリンカにストレートで勝った試合を見つけました。そんな事もありましたっけ。今年も一年あっという間だったなあ。一年前の彼のインタビューを読んだ時は、「さすがにヒューイットも2014年の全豪が最後になるだろうな」と思っていた記憶がありますが、今の彼から「来年のウィンブルドンに出たい」との言葉を聞いてもすんなり納得している自分がいます。果たしてどこまで行ってくれるんでしょうか？
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