Monday 29 August 2016

全米2016 気になる試合&優勝予想 女子

もうすぐ開幕、今年最後のグランドスラム!優勝予想等、女子からです。



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第1クオーター


★気になる1R

セリーナ・ウィリアムズ(アメリカ)[1] vs エカテリーナ・マカロワ(ロシア)

2014年の全米準決勝カードが、今年は1R。対戦成績はセリーナの4勝1敗。


エレン・ペレス(オーストラリア)(W) vs ジャン・シューアイ(中国)

5名で争われた豪女子勢の全米ワイルドカード・プレーオフは、決勝でアシュリー・バーティーを下したエレン・ペレス(20歳、723位)が優勝。グランドスラム本戦初出場へ。初戦と突破した場合、2Rでストーサーと対戦の可能性も。


ルーシー・サファロワ(チェコ) vs ダリア・ガブリロワ(オーストラリア)

44位 vs 45位の好カード!対戦成績も1勝1敗の五分。ただここ数大会の成績を見比べた限りでは、ガブリロワが優勢か?


☆実現したら面白そうな試合


3R サマンサ・ストーサー(オーストラリア)[16] vs ダリア・カサキナ(ロシア)[23]

若手には簡単に白星を献上し、自信を付けさせてあげる優しさに定評があるサムさん。こちらも何やらシードダウンの薫り漂うマッチアップです。


ベスト4 → セリーナ・ウィリアムズ(アメリカ)[1]

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第2クオーター


★気になる1R

奈良くるみ vs ステファニー・ヴォーグル(スイス)

4年連続の全米出場のくるみちゃん。五輪は出場を逃したものの、北米シリーズではシンシナティで予選から勝ち上がり、1Rで3時間7分の激戦を勝ち抜いた試合もありました。

初戦の相手は、過去3戦全てストレート勝ちと分の良いヴォーグル。全米4年連続の初戦突破を!


日比野菜緒 vs クリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)

日比野選手は全米の本戦初出場で、これで4大会全ての本戦入りを果たしたことに。

初戦の相手となったムラデノビッチは、第1シードとして出場した先の五輪ダブルス1Rで土居&穂積組に敗れた後、「ダブルスのペアは同色のウェアを着用する必要があることを、連盟は教えてくれなかった」とTwitterを通じて仏テニス連盟を批難。この行為によりペアのガルシア、五輪でチームの指示に従わず勝手な行動をとったとされる男子のペールと共に、連盟から暫定的に選出対象から外される処分を受けたばかり。正式な処分は9月24日に下される予定で、処分期間中は連盟からの援助は一切受けられない、との事。

Kristina Mladenovic, Caroline Garcia, Benoit Paire suspended by French tennis federation


このゴタゴタに乗じて、日比野選手は是非初のグランドスラム初戦突破を!


ローラ・ロブソン(イギリス)(Q) vs ナオミ・ブローディー(イギリス)

現在247位のロブソン。自分に全米予選のワイルドカードは出ないと判断してイタリア旅行に出かけたところ、到着の6時間後にワイルドカード獲得の報。慌ててロンドンに引き返したとか。さらには勝ち上がって本戦入りを果たし、1Rで同国のブローディーと対決へ。

Insider Notebook: Qualies Corner

手首の故障でツアーを離れている間すっかり痩せてかわいくなったロブソンを見て、彼女が自力でグランドスラムに出場することはもうないかもしれない、とすら思っていました。正直すまんかった。2013年全米以来3年ぶりのグランドスラム初戦突破なるか?


☆実現したら面白そうな試合


3R カロリナ・プリスコワ(チェコ)[10] vs アナスタシア・パフリュチェンコワ(ロシア)[17]

第10シードながら、グランドスラムでは過去3R止まりのプリスコワ。対戦成績3戦全勝と相性の良いパフリュチェンコワが相手になれば、初の4R進出も?


ベスト4 → アニエシュカ・ラドワンスカ (ポーランド)[4]

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第3クオーター



★気になる1R


大坂なおみ vs ココ・バンダウェイ(アメリカ)[28]

今年初めて出場したグランドスラムで、18歳ながら全豪、全仏と立て続けに3R進出を果たし注目を浴びたなおみ選手。ウィンブルドンは故障でスキップしましたが、回復のほどやいかに?相手がサーブ自慢のバンダウェイとなるとタイプが似ているので、シード選手とは言えいい試合になるかも?

せっかく見つけたので、バンダウェイのグラビア写真へのリンクを置いておきます。さすがはおばあちゃんが64年前のミス・アメリカだけあって、案外決まっているような。




スヴェトラーナ・クズネツォワ(ロシア)[9] vs フランチェスカ・スキアボーネ(イタリア)

ドリームカード再び!熱い漢たちの戦いは必見!と言いたいところですが、最近の成績を見る限りではクズネツォワに分がありそう?フラニー姐さんの底力に一縷の望みを賭けたいと思います。


ソラナ・シルステア(ルーマニア) vs アナ・ボグダン(ルーマニア)(Q)

アナ・ボグダンの名前を初めて見たのは、09年の全豪ジュニア。当時ルーマニアのジュニアにはもう一人エレナ・ボグダンという選手もいて、てっきり姉妹だと思い込んでいたら実は赤の他人で、個人的に名前だけがずっと記憶に残っていた選手です。今当時の成績を見返してみるとそれほどでもないのですが、なぜかその時は「この子達はすぐにプロでも活躍し始めるんだろうなあ」と思ったものでした。しかし、蓋を開けてみればグランドスラム初の本戦入りまで実に8年。エレナの方に至っては現在890位辺り。分からないものだなあ。

初戦はシルステアとの同国対決。


バーボラ・ストリコワ(チェコ)[18] vs モニカ・ニクレスク(ルーマニア)

この2週間でダブルスNo.1のミルザとのペアでツアー優勝を果たしたストリコワとニクレスクが、初戦で激突。ちなみに、今大会ミルザと組んでいるのはストリコワ。


キャロライン・ウォズニアッキ(デンマーク) vs テイラー・タウンゼント(アメリカ)(Q)

ルックスに磨きがかかるにつれ、テニス界での立場はすっかり色物づいてきたウォズニアッキ。今の彼女ではタウンゼントにすら敗れる可能性十分。(一応)元世界No.1のウォズニアッキよ、あなたは一体どこへ行くのか。


☆実現したら面白そうな試合


3R スヴェトラーナ・クズネツォワ(ロシア)[9] vs バーボラ・ストリコワ(チェコ)[18]

いい試合になりそう。なるんじゃないかな?なるといいな。過去の対戦成績はクズネツォワの2勝。


ベスト4 → マディソン・キーズ(アメリカ)[8]


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第4クオーター


★気になる1R


土居美咲 [30] vs カリナ・ウィットホーフト(ドイツ)

キャリアハイ32位で迎えた全米で、初めてグランドスラムのシードが付いた美咲ちゃん!おめでとう!!

ウィットホーフトには昨年クアラルンプールで敗れていますが、今の美咲ちゃんなら勝てる!!


ペトラ・クヴィトワ(チェコ) [14] vs エレナ・オスタペンコ(ラトビア)

クヴィトワとオスタペンコは今年2回対戦して、2回ともオスタペンコが勝利。クヴィトワ危うし!!


☆実現したら面白そうな試合


2R 土居美咲[30] vs サビーナ・リシキ(ドイツ)

2011年ウィンブルドン3Rで駆け出しの美咲ちゃんに対してあからさまに失礼な態度をとったリシキの事を、たとえ美咲ちゃんが忘れていたとしても私は忘れていません。立場が変わった今プレーでお返しをしてほしい気もしますが、その前にリシキは1Rでプチンツェワに負けそう。


3R ガルビネ・ムグルザ(スペイン)[3] vs モニカ・プイグ(プエルトリコ)[32]

全仏チャンピオン vs リオ五輪金メダリストの22歳対決。唯一の対戦が先の五輪3Rで、その際はプイグがムグルザに各セット1ゲームしか与えず完勝。

通年比較的安定した成績を残しているのはムグルザですが、全米は相性が悪く2Rが最高。母国プエルトリコに史上初めての金メダルをもたらし人生がすっかり変わってしまったプイグはプイグで、五輪後は試合出場がなくぶっつけ本番状態なのが不安材料。二人が対決するとなれば見ものです!

ベスト4 → アンゲリク・ケルバー(ドイツ)[2]


優勝 → セリーナ・ウィリアムズ(アメリカ)[1]

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