Monday 17 February 2014

錦織くんメンフィスニ連覇&ツアー4回目の優勝おめでとう!

Nishikori won Memphisやったー!ATP250メンフィス決勝で錦織圭選手がイボ・カルロビッチを6-4 7-6(0)で下し、見事キャリア初の大会二連覇を飾りました。



チームの中で最も長身なのが、背が高くなくても全く構わない仕事をしているエージェントのオリバーさんという皮肉。 身長の話ついでに言えば、錦織くんとカルロビッチとの身長差も牛若丸と弁慶といった趣きでした。こんな背が高い人が2階から打ち下ろす強烈サーブを返してしまうんですから、さすがは錦織くんですね。

錦織くんがキャリアで初めてツアーで第1シードとして出場した今大会。ドローを見ればごく順当な結果とは言えど、思い返せば準々決勝のボゴモロフJr.戦の日に寝坊して、遅れて見始めた時は1セットダウンの第2セット2オール。さらにブレークされて2-3とされた時にはどうなる事かと肝を冷やしました。今年から大会が格下げとなったため同じ成績でも獲得ポイントは500から250に減りましたが、私も錦織くんが優勝してとてもとても嬉しいです。おめでとう!!

今週は18歳でツアー初優勝を果たした思い出深いデルレイビーチ。あれから6年ですが、錦織くんは確実に強くなっています。引き続き元気なプレーを見せてもらえるといいですね。

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今週は他にもアメリカからうれしいニュースがいくつか。米・フロリダ州サンライズで行われたフューチャーズ1万ドル決勝では、西岡良仁選手がティアゴ・ロペス(ブラジル、27歳、608位)を6-2 6-3で下し優勝。

西岡選手は出場した直近のフューチャーズ五大会で優勝、優勝、準優勝、準優勝、そして今回の優勝と絶好調。18歳でこの成績は素晴らしいの一言です。来月3日からの京都チャレンジャーはワイルドカードで本戦出場があるといいですね。

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米・カリフォルニア州ランチョサンタフェ2万5千ドル決勝では、青山修子選手がタミラ・パシェクに6-1 6-1で敗れ準優勝。

昨年10月の浜松以来となる二度目の2万5千ドル優勝はなりませんでしたが、ダブルスだけでなくシングルスでも益々のご活躍を祈っています。

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上記の日本勢の嬉しいニュースとは毛色が違うのですが、興味深いけれどTwitterで伝えるには長い話題を一つ加えておきます。

近くのボイントンビーチで行われるフューチャーズと日程が重なったため、予選のドローが埋まらなかった今週のATP250デルレイビーチ。それぞれ1RがBYEだったミーシャ・ズベレフ(203位、キャリアハイ45位)とワイルドカード出場のザカリー・ペルツ(ランクなし)が2Rで対戦することに。

実家がメンフィスのバーベキューレストランという20歳のペルツは、フロリダのテニス・アカデミーで働くレッスンプロで、友人から一週間分の大会チケットがもらえるので予選に出場するよう勧められたそう。

メンフィスからおばあちゃん、ボストンからおじさんが駆け付け、友人数名らも見守る中ペルツは13ポイントを奪うに留まり、試合はズベレフが6-0 6-0で勝利。試合時間は僅か32分だったとか。

ズベレフは

「250の大会じゃこういう事はまずないからね」
「コートに32分いるだけで済んだんだから文句は言えない。ほら、他の試合はまだ続いてるだろ」

ATPレベルの試合は全くの未経験だったというペルツ。トーナメント・ディレクターのマーク・バロン氏によるとタイミングがパーフェクトだったそうで、最後のワイルドカードが残っていたところへペルツがやって来て、ワイルドカードをくれたらリブ肉をご馳走すると持ちかけたのだとか。

「僕は肉は食べないんだけど、彼がリストでただ一人のワイルドカードにふさわしいプレーヤーだったんだ」(バロン氏)

Boca Raton teaching pro Zachary Pelts gets a chance of a lifetime in an ATP qualifier - Sun Sentinel




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