HPオープン2012雑感

先日終了した大阪のHPオープンについての感想など。

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今回最もうれしいニュースだったのは、土居美咲選手のツアー初のベスト4進出！準決勝では惜しくもヘザー・ワトソンに敗れたものの、ランキングは自己最高位の102位に。来年の全豪では初の本戦入りが叶いそうですね。

2R、vs オルガ・プチコワ勝利後の記者会見で美咲ちゃんは自分が先頭に立って若手を引っ張っていきたい、と語ったとの事。よくぞ言ってくれた。

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他の日本勢は森田あゆみ選手がジェイミー・ハンプトンと、クルム伊達公子選手はケイシー・デラクア選手と、奈良くるみ選手は周妙(Yi-Miao Zhou)選手と、瀬間詠里花選手はサマンサ・ストーサーと対戦し、それぞれ初戦敗退といささか残念な結果。

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ケイシー・デラクアはお好み焼きに夢中。

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第1シードのサマンサ・ストーサーは準決勝でチャン・カイチェンに敗退。

昨年の全米で初のグランドスラムタイトルを獲得した後、優勝が一度もないサマンサ。ここまで拗れるとは正直予想外でしたが、きっと来年は再び自信を取り戻してくれるでしょう！……そのはず。

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シングルス決勝はいずれもノーシードで、これまでツアーベスト8が最高成績だったヘザー・ワトソンとチャン・カイチェンが対戦。トータルポイントは129で同じだったものの、ワトソンがチャンを7-5 5-7 7-6(4)で下して、うれしいツアー初優勝。イギリス人女子選手のツアー優勝は、88年のサラ・ゴーマー以来24年ぶり。ワトソンはクルム伊達選手と組んだダブルスでも準優勝。

英女子期待の若手コンビの一人としてワトソンと共に注目を集めているローラ・ロブソンは、先月広州で準優勝。同国の協会はロブソンへの一方的な肩入れが目立つ印象がありましたが、ツアー初優勝はワトソンに先を越されるかたちに。二人ともかわいいので、これからも競い合いながらツアーを盛り上げてほしいですね。


Photographic Print of 2012 Wimbledon Championships - Day Five - The All England Lawn Tennis and from PA Photos