Saturday 9 June 2012

全仏2012 DAY12でひとりごと

Day 12: Thursday,7 June (DAY12の全ての結果はこちらで)

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Women's Singles – Semifinals
Sara Errani(ITA)[21] def. Samantha Stosur(AUS)[6]
7-5 1-6 6-3


CropperCapture[24]サラ・エラーニサマンサ・ストーサーをフルセットで下して、キャリア初のグランドスラム決勝進出。



エラーニはダブルスでもヴィンチとのペアで決勝進出。全仏でシングルス、ダブルス共に決勝に進出するのは03年のキム・クライシュテルス以来。

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ショットの力でエラーニに勝るストーサーは、第2セットで本領を発揮。しかし、ファイナルセットは再びアンフォースドエラー連発で、エラーニが3-0とリード。ストーサーは3-3に戻したものの、またもやここから凡ミスを連発。エースはストーサーの11本に対し、エラーニは0。しかし、アンフォースドエラーはエラーニの21に対し、ストーサーは48。

ラリーで完全にオープンスペースを作りながら、前打った場所にそのまま留まっていたエラーニのところへ強いボールを打ち込んでは返され、結果ポイントを取られるパターンが一体いくつあったことか。まさにサマンサの一人相撲!もちろん、自分からつまらないミスをしなかったエラーニの方が強かったんですけどね。

またもや悔やむに悔やみきれない敗戦となりましたが、為す術もなくスキアボーネに負けた一昨年の決勝を思い返せば、内容は随分ましでした(セットも取れたし)。きっと次こそ勝てるはず!

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Women's Singles – Semifinals
Maria Sharapova(RUS)[2] def. Petra Kvitova(CZE)[4]
6-3 6-3


マリア・シャラポワは第1セットで2回ラブゲームでブレーク成功。第2セットは3-3から3ゲーム連取でペトラ・クヴィトワに勝ち、キャリア初の全仏決勝進出。決勝で勝てば、キャリアグランドスラム達成。



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この試合の結果で、シャラポワは来週世界ランク1位に返り咲くことが決定。

「また世界No.1の位置に戻れるのは、ただ驚き」
「といってもまだだけど、月曜に。でも、また自分にこんな事を起きたのを知るのはいいもの。数年前はまたこの舞台に戻ってこれるかどうか、プロとしてプレーできるかだけでなく、世界No.1に就いたり、私にとって初めての全仏決勝があることすら定かでない状態だった」

シャラポワは08年10月に肩を手術。

「長い道のり、長いプロセスだった。イライラしたり、はっきりしない状態の日々だった。また戻れるかどうか分からない。どのくらい自分が戻りたがっているのか分からない。また自分にあんな瞬間が訪れるのかどうか分からない」
「ここまで来るために乗り越えなければならない厳しい事がたくさんあったけど、今いる場所から自分がしてきたこと、時間をつぎ込んできたこと、記憶にある一番辛い日々を振り返ると、全てそうする価値はあった」
「私は4歳の時からテニスをしてきた。このスポーツに自分を捧げた。自分のしている事を常に愛してきた。しばらくそれを取り上げられた時、プレーしていることがどれだけ有難いことで、いかに自分がラッキーかを実感した」

WTA | News | Latest News | Sharapova Into Final, Secures No.1 Return

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シャラポワとエラーニは決勝で初対戦へ。

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Mixed Doubles – Finals
Sania Mirza(IND)[7] / Mahesh Bhupathi(IND)[7]
def. Klaudia Jans-Ignacik(POL) / Santiago Gonzalez(MEX)
7-6(3) 6-1


ミックスダブルスはサニア・ミルザ&マヘシュ・ブパシのインドペアが優勝。



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Women's Doubles – Semifinals
Maria Kirilenko(RUS)[7] / Nadia Petrova(RUS)[7]
def. Andrea Hlavackova(CZE)[5] / Lucie Hradecka(CZE)[5]
4-6 7-5 7-5


女子ダブルスのボトムハーフは、マリア・キリレンコ&ナディア・ペトロワのロシアペアが昨年の優勝ペア、アンドレア・フラバーチコワ&ルーシー・ハラデツカのチェコペアを下して決勝進出。

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Men's Doubles – Semifinals
Max Mirnyi(BLR)[1] / Daniel Nestor(CAN)[1]
def. Daniele Bracciali(ITA)[14] / Potito Starace(ITA)[14]
6-3 6-4


Men's Doubles – Semifinals
Bob Bryan(USA)[2] / Mike Bryan(USA)[2]
def. Aisam-Ul-Haq Qureshi(PAK)[10] / Jean-Julien Rojer(NED)[10]
6-3 7-6(6)


男子ダブルス決勝は、第1シードのマックス・ミルニー&ダニエル・ネスターと第2シードのブライアン兄弟が対戦へ。

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Men's WC Singles – Semifinals
国枝慎吾(JPN) def. Stefan Olsson(SWE)
6-0 6-2


Women's WC Doubles – Semifinals
Sabine Ellerbrock(GER) / 上地結衣(JPN)
def. Annick Sevenans(BEL)[1] / Sharon Walraven(NED)[1]
6-3 6-2


車椅子は国枝慎吾選手はシングルス、上地結衣選手はダブルスでそれぞれ決勝進出。

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Women's Legends - Semifinals
Martina Navratilova(USA) / Jana Novotna(CZE)
def.Nathalie Tauziat(FRA) / Sandrine Testud(FRA)
6-3 2-6 1-0(7)


この日はレディース・デーということで、No.1コートがピンクに。マルチナ・ナブラチロワ&ヤナ・ノボトナ組がナタリー・トージア&サンドリーヌ・テステュー組と対戦。


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