Monday, 2 April 2012

マイアミ2012雑感

マイアミの感想など。

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今大会を最後に引退を表明していたフェルナンド・ゴンザレスは、1Rでニコラ・マウと対戦。ファイナルセット、マウの4-5で一時は15-40となりマッチポイントを握られるもデュースとし、3回目のマッチポイントも凌いで5-5に。しかし最終的には7-5 4-6 7-6(3)のスコアで敗れ、これが最後の試合に。試合後、ゴンザレスのツイートは

お疲れ様でした。きっとまたいつかどこかで会える日が来るでしょう。アディオス、ゴンゾー!

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ドルゴの新ヘアスタイルはコーンロウ。やっぱりやる事が普通じゃない。

モンフィスは短くしてちょっと若返った?

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マイアミ恒例、イルカと遊ぼう

同じく恒例のNFLマイアミ・ドルフィンズのチアリーダーとのイベントは、ランクの割に最近とみに露出が増えたブブカJr.。世界的アスリートの父を持ち、現世界No.1プレーヤーの恋人である彼。是非このビッグウェーブを利用してのし上がって欲しいものですが……。

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話題に事欠かないバーナード・トミッチ。今大会は2R、vs フェレール戦の最中、主審セドリック・ムーリエ氏に父ジョンさんを客席から退出させるよう頼んだとか。



ビデオによると第2セット第5ゲームの後、トミッチはムーリエ氏に

「うざいんだよね。自分の父親だってことは分かってるけど、うざいんだ」
「出て行ってほしいけど、どうしたらそんな事ができる?」

「自分が『出てって』って言えば」と答えるムーリエ氏に

「それは起こらない。もし(父がコーチしているのを)見たら、静かにするように言ってよ」

ムーリエ氏は「彼(ジョンさん)はもう分かってるよ。僕はもう(コーチングしているのを)見た」と話した後、コーチング違反でコードバイオレーション。それに対しトミッチは「ありがとう」。

しかしトミッチは試合後、「何も問題はない。ガットの張替えを頼んだだけ」と諍いを否定したとか。

Bernard Tomic denies rift | Herald Sun

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今大会、個人的に最も印象的だったアップセットは男子シングルス3R、アンディ・ロディックがロジャー・フェデラーを下した試合。24回目の対戦でようやく3勝目。



試合中、ロディックは彼のエージェントを長く務め、昨年10月に48歳の若さで亡くなったケン・メイヤーソン氏の事を考えていたとか。

「僕のエージェントはここの出身で、彼の奥さんが見に来ていた」
「我ながら変な奴だと思ったけど、試合の最後の30分間は彼と会話をしていた。ただ彼の声が聞こえていること、今夜は自分も同じくらいクレージーなことを伝えたかった」

TENNIS.com - News Headlines - Strategic changes key Roddick over Federer
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フットワークは決して軽いとは言えないものの、いつになく声を出して懸命にフェデラーの厳しいボールを返していたロディック。次の4R、vs モナコ戦は完敗でしたが、この勝利をバネに何とかもう一度トッププレーヤーとしての輝きを取り戻してほしいもの。

一方彼の妻ブルックリン・デッカーさんは本日3日、東京・国立代々木競技場第一体育館で行われる映画「バトルシップ」ワールドプレミアに出席予定。

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マーディー・フィッシュのコーチに、ダブルス・スペシャリストのマーク・ノウルズが就くことになったとか。

40歳のノウルズはコーチを務めながら、今後も時々は試合に出るとの事。

TENNIS.com - News Headlines - Knowles to coach Fish and continue playing

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QFのvsフィッシュ戦、28歳の誕生日を勝利で飾ったフアン・モナコ。彼の恋人、サイラ・ノラさんが今回初めて客席に姿を見せたとか。

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錦織くんは2Rでルーカス・ラッコに6-3 6-3、3Rでルカシュ・ロソルに6-4 6-2で勝ち、4Rで第2シードのラファエル・ナダルと対戦。昨年のマイアミ以来1年ぶり4回目の対戦となりましたが、6-4 6-4のストレート負けで残念ながら対ナダル初勝利はおあずけ。

ところで、ナダルの試合中に見られる彼特有の行動について、私はこれまで特にどうのこうの思ったことはなかったのですが(いや、まあ少しはあったかも)、錦織くんとの試合になるとどこからともなく

「さっさと打ーたーんーかい、このあほんだらッ!」
「おのれはなんちゅうタイミングでメディカル・タイム・アウトを取りよるんじゃ、この”バキュン!バキュン!バキューン!”

とやしきたかじんのような声が聞こえてくるのは何故かしら?

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今年に入って負けなしだったヴィクトリア・アザレンカ。QFでマリオン・バルトリと対戦し、6-3 6-3のストレート負け。ついに連勝は26でストップ。

アザレンカはこの後5週間休みを取り、復帰は5月のマドリッドを予定している、との事。

TENNIS.com - News Headlines - Azarenka could take five weeks to rest

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SFのラドワンスカ vs バルトリ戦の第2セット。ラドワンスカが4-2としたところで停電。会場は真っ暗闇となり、17分間中断するハプニングが。

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男子ダブルスはダニエル・ネスター&マックス・ミルニーを下したリアンダー・パエス&ラデク・ステパネックが優勝相変わらずの仲の良さ。焼けるぜ、お二人さん。

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女子ダブルス優勝は、サラ・エラーニ&ロベルタ・ビンチ組を7-6(0) 4-6 10-4で下したマリア・キリレンコ&ナディア・ペトロワのロシアペア。バニーちゃんの耳はペトロワによるとキリレンコの発案だったそうで、

「彼女(キリレンコ)が1週間ほど前にこれを買って、『よし、優勝したら即コートで着けるわよ』って。昨日の夜にはもう盛り上がって。お互い違うホテルに泊まっていたから、それぞれ耳を着けた写真を送り合って、二人とも今日を楽しみにしていた」

Tennis - Sony Ericsson Open - Sony Ericsson Open 2012 Sunday - Kirilenko/Petrova Win Doubles Crown
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余談ですが、今週末はイースター(イエス・キリストの復活を祝う日)。この時期になると毎年スーパーではうさぎや玉子の形をしたチョコレートが山のように並び、キリスト教の知識がほとんどない私は「何故にうさぎと玉子?」とずっと不思議に思っていたのですが、玉子はキリストが玉子の殻を破って出てくるように死から復活したこと、うさぎは玉子を隠す、運んでくる存在と伝えられることからイースターのシンボルとなっているとか。ちなみに、上で二人が着けているようなうさぎ耳カチューシャも見かけます。きっとアメリカも同じような感じで、キリレンコの目に止まったのかも。かわいい

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ところで、ペトロワは現在アメリカの市民権を申請中だとか。既にマイアミに自宅があり、定住を希望しているそう。

Russian tennis ace Nadia Petrova applying for US citizenship - News | FOX Sports on MSN

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4Rでフィッシュに敗れたケビン・アンダーソンは、同国のグリーンカード(永住権)を申請中。昨年11月アメリカ人女性と結婚した彼。申請期間中は米国から出国時許可が必要になることを理由に、今週末のデ杯は欠場することになったとか。

来週のヒューストンにはF・ロペス、モナコと共にワイルドカードで出場へ。

‘SA players not getting helping held’ - Tennis | IOL.co.za
Tennis - ATP World Tour - Anderson Boosts US Men's Clay Court Championships Field

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女子シングルス決勝はマリア・シャラポワとアニエシュカ・ラドワンスカの対戦に。試合はいずれのセットもシャラポワが自分のサービスゲームをブレイクされセットを失う展開となり、7-5 6-4でラドワンスカが今大会初優勝ハイライトはこちら。
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昨年7月、ラドワンスカは子供の頃から彼女のコーチを務めてきた父親に家に帰るよう頼み、代わりにポーランドのフェド杯チーム監督であるトマス・ヴィクトロフスキ氏とコーチとしてフルタイムの契約。

TENNIS.com - The Ticker - Radwanska's dad goes from coach to tourist

以降、今大会を含めハードコートのプレミア大会5大会で優勝の成績を見れば、どうやら判断は正しかった模様。
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インディアンウェルズに続き準優勝に終わったマリア・シャラポワ。QF、vs リー・ナ戦後のインタビューで、「レッドカーペット、写真撮影、練習コート、試合のコートで居心地が良いのはどこ?」との質
問に、

「レッド・カーペットほど屈辱的な場所はないわ(笑)。ほんとに。ほんの1分間の体験に過ぎないって言っても本当に怖いし、「偽者」とまでは言いたくないけど、とても……大きな幻想なのよ、正直言って。レッドカーペットで見るものは全てがパーフェクト。ヘアとメイクと素敵なスタイリングで美しく着飾った人間のイメージ。みんな家に帰って、私も1時間後に家に帰って全てを取り払ったら、『あの輝きはどこへ行ったの?』って感じ(笑)。言いたいのは、自分のしていることは好き。テニスをするのが好きだし、最終的に自分を試合に勝たせてくれるのは、コートで積んだハードワークだということも知ってる。自分の人生で辛い事がある時、コートに行くとオアシスのように感じるの。そこにいる時は全てを忘れられる。私はその感覚が好き。ボールを打つのは上手くなろうとして打ってるんだからバカみたいに聞こえるだろうけど、自分が何か得意な事があって、もっと上手くなれるかもしれない、って思えるのはいい気分なの。一人の若い女性として、そういう気持ちを持つのはいいものだと思う」

Tennis - Sony Ericsson Open - Tuesday - Maria Sharapova Press Conference

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男子シングルスはノバク・ジョコビッチとアンディ・マレーが対戦し、6-1 7-6(4)でジョコビッチが全豪に続き今年2回目、この大会では3回目の優勝。ハイライトはこちら

優勝を決めた後、表彰式、ファンにサイン、インタビュー、ボールキッズに挨拶、数えきれないほどの記念撮影と大忙しのジョコビッチの様子はこちら。
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4Rでラオニッチ、SFでナダルが試合前に棄権。2試合飛ばしての決勝進出となったアンディ・マレーは準優勝。敗因にはリターンの不調を挙げたとか。

Andy Murray blames service return for Miami Masters defeat to Novak Djokovic - Tennis - Sport - The Independent

開幕が近づいてきたロンドン五輪。先日イギリス選手団のウェアが発表に。マレーのウェアはこちら

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