Sunday 18 December 2011

全豪2012 ワイルドカード・プレーオフ 男子決勝観戦記

女子の表彰式が終わって、次は男子。第2シードのマリンコ・マトセビッチと、第5シードのジェームス・ダックワースが対戦。男子は決勝戦だけグランドスラム本戦と同じく5セットマッチで行われる。

Marinko_Matosevic

マトセビッチは同大会2年連続の決勝進出で、昨年はピーター・ルチャックをフルセットの激戦の末下して優勝。今年3月にはキャリア最高の131位を記録し、初めてのデ杯メンバー入りも。しかし、全米1Rで足首を捻挫し、現在は201位。

James_Duckworth

ダックワースは準決勝で第1シードのグレッグ・ジョーンズを下しての初のプレーオフ決勝進出。鳩胸が印象的。毎年この大会で名前を見るのでてっきり21くらいと思っていたが、まだ19歳でジュニアを卒業したばかり。

豪男子はこの世代、既にトップ50入りを果たしたバーナード・トミッチは別格として、ウィンブルドン・ジュニア昨年準優勝のベンジャミン・ミッチェル、同今年優勝のルーク・サヴィル、元ジュニア世界No.1ジェイソン・キュブラーと非常に層が厚い。トミッチに続く選手が何人か出てくればヒューイットも安心して引退できるのかもしれないが、プレーヤーとしては「自分が頑張らなければ」と思えるうちが華だろうし、多分これでいいのだ(何じゃそら)。

序盤は互角の展開で3-3。ところが第1セット第7ゲーム、ダックワースがラリー中に右足首を捻挫。メディカル・タイムアウトを取りプレーは続行したものの、ダックワースは足を庇ってか勝負を焦りエラー連発。マトセビッチはブレークを許さず、与えたブレークポイントも1度だけ。ワンサイドゲームとなった。



マトセビッチは

「僕は一年のほとんどをマット・エブデンと一緒に回って、彼がトップ100に入るのを見た。そして、それをやったのは彼だけじゃない」
「彼らが出来るなら、僕にも出来る」

来年トップ100に入れなかった時は引退も考える、との事。マトセビッチは26歳。来年は正念場になりそう。

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キャラクターが良い人なので、100位突破の夢が叶うことを願わずにいられない。陰ながら応援してるぞ、マリンコ!

Australian Open 2012 Playoff
Men’s Singles Final
Marinko Matosevic [2] def. James Duckworth [5]
6-4 6-1 6-2


Matosevic wins second-straight play-off – News - Tennis Australia

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帰る途中、ショーコート3番に折れたラケットの数々が飾ってあるのを発見。有名選手の手による物かそうでないのかはちょっと分かりませんでした。

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テニス・オーストラリアは14日、ケーシー・デラクアとジェームス・ダックワースにワイルドカードを与えることを発表。ダックワースは初めてのグランドスラム本戦入り。

Wildcards issued for standout Australians - Articles - News and Photos - Australian Open Tennis Championships 2012 - Official Site by IBM

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