Thursday 24 February 2011

さようならアンチッチ 引退記者会見(動画あり)

元世界7位のマリオ・アンチッチが、この度引退を発表。

23日、クロアチア・スプリトで記者会見に臨んだアンチッチは

「これまでで最も難しい決断だった」
「全てが終わりを迎えた。プレーヤーでいられた時間は僕にとって素晴らしかった。そして、その事が今日を幸せな日にしている。クロアチア、アメリカ、フランス、ドイツの専門家に相談した結果、僕の体は現代テニスのリズムに最早付いていくことはできないと分かった。最後の背中の故障が致命傷になった」
「今日は僕にとって辛く、感情的な日だ。それでも悲しい日にはしたくない。自分がテニスで成し遂げたこと、スプリトとクロアチアにもたらした輝きを覚えておいてもらいたい」

とコメント。

アンチッチは初のグランドスラム出場を果たした02年ウィンブルドン1Rで、第7シードのロジャー・フェデラーに勝利。04年には同大会ベスト4。05年にはクロアチアのデ杯初優勝に貢献。ツアーでは3大会で優勝。06年はキャリア最高の7位に。しかし、その後単核症や背中、膝の故障に悩まされ、試合出場の機会が減少。

故障中の08年、スプリト大学で法律を勉強。2年前からクロアチアの法律事務所に勤務していて、引退後は弁護士を目指すとか。

BBC Sport - Tennis - Croatian Mario Ancic forced to retire from tennis at 26

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会見でアンチッチは、涙を浮かべ言葉を詰まらせる場面も。



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プライベートでは、レストランで一緒にいるところを目撃された恋人と先月末、交際半年で破局したことが明らかに。その影に新恋人の存在が囁かれているとか。

Poslije prekida, Mario Ančić već ljubi drugu? – Story.hr

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アンチッチは一昨年の全豪期間中、近所に泊まっていたらしい彼を自宅前の道路と近くのカフェで見かけたのが思い出です。

ある日仕事から戻ってきたうちのダーさんが話したことには、「なんか今朝、そこのカフェでマリオ・アンチッチ見たで」「コーチっぽい人がテーブルに新聞広げて読んでんのを、アンチッチが後ろから立って覗き込んでたで」。

その2日後、駅に向かう道すがら「もしかして今日も来てないかな?」と当該のカフェを覗き込んだところ、ガラス越しの目の前にいきなりアンチッチがいてびっくり!ダーさんが見かけた時と同様、ウィンドウに向かって座ったコーチが読む新聞を後ろから覗き込んでいました。

「自分の分取ってきて、座ってゆっくり読めばいいのに。あんた、それでなくても背が高過ぎて、狭い店の中で滅茶苦茶目立ってるよ!」

とすごく言いたかった。

それはともかく、結局怪我が完治せず、26歳での早すぎる引退となったことは本当に残念です。でも、彼は引退してもイワニセビッチみたいに金銭トラブルに巻き込まれることはなさそうですね。元気でな、マリオ。


マリオ (S)
B002WJI608

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