Thursday 23 December 2010

全豪2011 ワイルドカード・プレーオフ DAY1観戦記(後編)

この日他に気になった選手など。

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Benjamin_Mitchell
今年のウィンブルドン・ジュニア準優勝のベンジャミン・ミッチェル。

ジュニアで活躍したものの、その後がパッとしない豪男子選手の長いリストに彼が加わることがないよう、ただただ祈るのみ。


AO Men's Wildcard Playoff 2011 - Main Draw
Benjamin Mitchell def. Maverick Banes
6-4 6-3


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Colin_Ebelthite 若手主体の大会の中で、30代のような風貌の選手を発見。「いやあ、最近はベテランも負けじと頑張ってるのね」と感心しつつスコアボードを見上げると……コリン・エベルサイト。聞き覚えのある名前だと思ったら、09年にはワイルドカードで本戦出場歴ありの人。いや、あの頃はこんなマリア・シャラポワのコーチであり修造氏がウィンブルドンでベスト8入りを決めた時の相手、マイケル・ジョイス氏そっくりってことはなかったはず。いや、そもそも現役選手がマイケル・ジョイスに似ていてはマズいんじゃないか。何があったのか、エベルサイト?

グレーの綿Tシャツが週末プレーヤーっぽい雰囲気をさらに強めているものの、プレーを見れば只者ではないのは明らか。バックのスライスの安定度などため息もの。家に帰って調べてみると、彼はまだ26歳であることが判明。頑張れエベルサイト!中年太りには早過ぎる!

AO Men's Wildcard Playoff 2011 - Main Draw
Adam Feeney def. Colin Ebelthite
6-4 6-4


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この日、最も印象に残ったのはマット・リード、20歳。

これまでボールのインパクトの音に一番驚かされたのは、このオフをメルボルンで過ごしているらしいドミトリー・ツルスノフだったが、この日初めて見たリードのインパクト音はそれに次ぐ衝撃。しかも、完璧に捕らえたボールを次々に相手コートに決めていくものだから二度びっくり。いや、これはすごい選手がいたもんだなあ。全く知らなかった。天パな頭といい、ツルスノフを思い起こさずにいられない。

相手に付け入る隙を与えないまま、あっという間にリードが第1セットを先取。続きが気になったものの、路上駐車の制限時間切れのため会場を後に。

家に帰ってランクを調べてみると、リードは438位。えーっ!どうすればあのショットを持ちながら438位にいられるのか。少なくともトップ200にいても良さそうなのに。10代の頃はボロテリ・アカデミーで2年過ごしたらしい。相手のルックとの対戦戦績を見ると、フューチャーズで2戦2勝。ということは、たまたま今日は相手と相性が良かっただけ?いろいろ思いを巡らしつつこの日の結果をチェックしたところ、リードがその後逆転負けした事実を知ることに。

えーっ!?どうすればあそこから逆転されるのか?どうやらリードのリードたる所以を見逃してしまったらしい。次回は1試合通して見なければ。

AO Men's Wildcard Playoff 2011 - Main Draw
Michael Look def. Matt Reid
1-6 6-4 6-3


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工事中のグランドスラム・オーバル(奥はハイセンス・アリーナ)。ショップやイベント会場がここに出来て、全豪期間中は大賑わいになります。

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この日は、メルボルン・パークで同時開催中のジュニアの試合において、ラインジャッジを巡り保護者間で殴りあいの喧嘩が勃発。一人が逮捕されたとか。事件が起こったとされる時間には私も会場にいたはずなのですが、こちらも見逃してしまいました。残ね……じゃなくて、暴力はいけませんよ!

Tennis Australia unhappy after jnr brawl


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