Thursday, 6 November 2014

Japan Women’s Open Tennis DAY8 観戦記 (その3) ストーサー vs スヴィトリナ

Sam walks on court

1時過ぎ、シングルス準決勝第2試合を戦うサマンサ・ストーサーとエリナ・スヴィトリナが入場。トップハーフは第1シードと第3シードが順調に勝ち上がった。

Elina Svitolina

Elina Svitolina

今日も右肩と左太もものテーピングが痛々しいスヴィトリナ。午前の練習では、コーチが自分の手前でワンバウンドさせてスピンがかかったボールを出していた。ストーサー対策が生きたのか、万全な体調ではないながらサムりんの重いストロークにも付いていくところは、さすが次代のホープ。毎度毎度のサムりんの立ち上がりの悪さにも助けられ、第1セットは4-1、5-3とリード。

スヴィトリナの5-4で迎えたサービング・フォー・ザ・セットで、サマンサがブレークに成功、タイブレークに持ち込むも一時はスヴィトリナの6-4でセットポイント二つ。ここでサマンサが怒涛の4ポイント連取で1セットリード。あまりにも心臓に悪い展開でドキドキし過ぎていたらしく何も覚えていなかったので、経過はWTA公式の記事に拠りました。


Stosur requested on-court coaching

以前は「テニスは自分の頭で考えてするもの」と主張し頑なにオンコート・コーチングを拒否していたサマンサだが、マイルズ・マクラガン・コーチが就いた今シーズンからは利用する場面がしばしば見られるようになった。サイモン・リー・コーチに変わっても、同じ路線で行くようだ。サムさんの元々の言い分も尤もなのだが、彼女の場合は自分の思うようなプレーが出来ないと一人で煮詰まりがちなので、他人のアドバイスを受けられるならその方が上手くいきそうな気がする。

再三チャンスがありながら第1セットを落としたことで、スヴィトリナはすっかり意気消沈したようだ。若さを露呈した格好になったが、スヴィトリナはまだまだこれからの選手。来年はきっとさらに飛躍してくれることだろう。


Congrats!

サムりん、大阪2年連続4回目の決勝進出おめでとう!!


Singles Semifinals
Samantha Stosur (AUS)[1] def. Elina Svitolina (UKR)[3]
7-6(6) 6-2


***

サマンサは日曜に行われた決勝でもザリナ・ディアスを7-6(7) 6-3で下し、ようやく今年初めてのタイトルを獲得した。大阪では三度目の優勝となり、彼女のキャリア六回の優勝のうち半分を大阪が占めることに。日曜は大型の台風19号が本州に近づくという予報が出ていたこともあり、観戦を土曜で切り上げこちらは見られなかったのが残念。

大阪の優勝カップが新しくなった。えらく可愛らしいデザインだ。

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