Monday, 29 September 2014

錦織くん クアラルンプールでツアー6回目の優勝おめでとう!



先週マレーシアで行われたATP250クアラルンプールで、第1シードとして出場した錦織圭選手が決勝でジュリアン・ベネトーに7-6(4) 6-4で勝利。キャリア6回目、今年3回目の優勝を飾りました。おめでとうございます。

かねてより「ベネトー悲願のツアー初優勝に立ちはだかるのが錦織くんでなければ良いが」と思っていましたが、いざ試合が始まれば錦織くんを応援していました。

さて、錦織くんの決勝戦が始まる時刻を、大相撲千秋楽を見ながら待ちわびていた昨日の夕方の事です。タバコを吸いにベランダに出た夫から突然

「ラケット持った子がテニスしてる!」

と驚きの声が。見ると、近所の公園でテニスラケットを持った8歳くらいの男の子が二人、ミニラリーをしている様子。おっ、テニスコート以外の場所でラケットを持って遊んでいる子を日本で見るのは、これが初めてかも。大人が二人公園で遊ぶ子供をジロジロ見ていたら怪しまれるかもしれないので、私は腰をかがめて様子を観察することに。

男の子たちが大きなラケットを振り回しては、ボールはあらぬ方角へ。ボールを拾いに行く時間の方が長いラリーの中で、片方の男の子はしばしば半径100mの家に聞こえそうな大声で

「ネットイン!!」

と絶叫。おい僕、そこにネットはないぞ。しかし「ネットイン」という言葉を知っていて、服装はヨネックスタイプのシャツに短パン。いっぱしに股抜きショットの真似ごともしているところを見ると、全くテニスを知らない訳ではなさそうだな。まだまだ覚束ないフォームと合わせて判断するに、ごく最近スクールに通い始めたばかりでテニスが面白くてたまらない。今日はレッスンの日じゃないけど、どうしてもボールが打ちたくなって外に出てきた、といったところかな?これはまさに錦織効果!

「錦織効果」と言えば、錦織くんにお礼を言いたいことがあります。錦織くんが出てくる以前、私にとって「錦織」は「にしこり」ではなく「にしきおり」。天才アイドル、少年隊の錦織一清、ニッキのことでした。つい先日、ニッキの主演舞台の公開稽古に伴い行われたインタビューでは苗字が同じ字というだけで錦織くんについての質問もあり、ニッキは例によって下らない冗談をおっしゃったようですが、華やかな話題でニッキの名前を見られたことに往年のファンは感激しました。ありがとう、錦織くん!

そして、いよいよ今週は待ちに待ったジャパン・オープン開幕!本戦には日本勢から第4シードの錦織くん、ワイルドカードの伊藤竜馬、添田豪、ダニエル太郎の各選手、それに予選を勝ち上がった守屋宏紀選手が加わった5名が出場。ワウリンカ、フェレール、ラオニッチ、ツォンガを初めとするトッププレーヤーに挑みます。故障でしばらく出場がなかったドルゴポロフが、復帰戦として東京を選んでくれたのは個人的に嬉しい限り。錦織効果によって今年の大会は序盤からかつてない注目を浴びているので、後は選手の皆さんには怪我なく良いプレーをたくさん見せてもらって、会場のお客さんにはマナーを守って楽しく観戦してもらって、大盛況のうちに大会が終わることを祈ります。

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