Wednesday, 24 April 2013

フェド杯準決勝 & ワールドグループⅠ&Ⅱプレーオフ雑感

先週末各地で行われたフェド杯のワールドグループ準決勝とプレーオフの結果等。ちなみに、フェド杯のグループ分けはデ杯と若干異なり、最上位のワールドグループ(Ⅰ)が8ヶ国、その下のワールドグループⅡが8ヶ国、以下アメリカ、アジア・オセアニア、ヨーロッパ・アフリカの各ゾーン・グループになります。

以下、左がホーム。

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ワールドグループ・プレーオフ

スペイン 4-0 日本

バルセロナでスペインと対戦した日本は、残念ながらグループⅡへの降格となりました。クレーでスペイン相手はさすがに厳しかったですね。うーん残念。しかし、あゆみちゃんのこの写真は気に入りました。いい顔だ。また来年頑張りましょう!

ところで、チームの勝利を決めたスアレス・ナヴァーロの胴上げの模様をよく見たら、下で支えているのは女性ばかり6人だけ。いくらスアレス・ナヴァーロが小柄とは言えこれはすごい。とりあえず、日本も女子だけで胴上げができるくらいまで鍛えないといけません(嘘)。

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ワールドグループ準決勝

イタリア 3-1 チェコ

初日はイタリアがエラーニとビンチで2勝、2日目はNo.1対決でクヴィトワがエラーニを下した後雨天中止。月曜に持ち越された第4試合で、ビンチがサファロワをフルセットで下してイタリアが決勝進出。



第2試合でクヴィトワに勝ったビンチのガッツポーズが強烈(2:16~)。最後の試合となった第4試合のビンチ vs サファロワでも気合の入りようは一目瞭然で、最初のマッチポイントを逃したビンチが、勝利を決めた2回目のマッチポイントではバックハンドのスライスをストレートに打って前へ出たのを見てしびれました。

CropperCapture[83]ビンチを囲む喜びのイタリアチーム。ペネッタはビンチの手をガブリ

こちらは試合前のビンチのツイート。




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CropperCapture[85]敗戦後、ベンチで泣き崩れるサファロワを慰めるチェコチーム。チェコは3年連続の優勝ならず。

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ワールドグループ準決勝

ロシア 3-2 スロバキア

初日はチブルコワがパフリュチェンコワに、ハンチュコワがキリレンコに勝ち、まさかのスロバキア2勝でスタート。2日目は一転キリレンコがチブルコワに、マカロワがハンチュコワに勝ち、決着はダブルスへ。チブルコワは両太ももにテーピング、マカロワも右太ももにテーピングに加え膝を擦りむきながらのプレーでしたが、シングルス2試合を戦ったチブルコワ&ハンチュコワ組に比べ余力が残っていたベスニナ&マカロワ組に分があったか?ロシアが大逆転で決勝進出。



近頃メイクが濃くなってきたような気がするキリレンコ。第3試合で前日の雪辱を晴らす1勝を挙げダーッ!!!


パプリュチェンコワも喜びのツイートでダーッ!!!




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かつてコートの妖精と呼ばれたハンチュコワも、応援中の顔さすがにすごい。23日で30歳おめでとう!

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記念すべきフェド杯50周年の決勝は5ヵ月後、イタリアで開催。

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ワールドグループ・プレーオフ

スイス 1-3 オーストラリア

土日を雨で流し、月曜になってようやく試合開始となったこの対戦。同時に始めたシングルス2試合でストーサーとオプランディが勝って1勝1敗。続いて行われたシングルスでは、初戦を落としたガイドソワに代わりフェド杯シングルスに初出場となったアシュリー・バーティーが自分よりランクが129位上のステファニー・ヴォーグルに勝利。その後ストーサーがこの日2勝目を挙げ、オーストラリアがワールドグループ残留。

バーティーは本日24日が17歳の誕生日。これからもどんどん大きく育てアシュリー!

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ワールドグループ・プレーオフ

アメリカ 3-2 スウェーデン

第1試合でスティーブンスがアーヴィッドソンに敗れるもセリーナが2勝を挙げ、第4試合のシングルスはスティーブンスに代わってヴィーナスが出場。ラーソンにストレート勝ちでアメリカがワールドグループに復帰。

全豪ベスト4の後、成績がパッとしないスティーブンス。今回も勝てずに落ち込んでいるのかと思いきや……何か大丈夫そう?一応彼女の名誉のために付け加えておくと、どの時点で撮影した写真かは不明です。

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ワールドグループ・プレーオフ

ドイツ 3-2 セルビア

セルビアはイワノビッチが2勝を挙げるも、ドイツはケルバーバーテルがヨワノフスキに勝利。ダブルスでグローネフェルド&リシキ組がドロンツ&クルニッチ組に勝って、ドイツがワールドグループ復帰。

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ワールドグループⅡ・プレーオフ

フランス 4-1 カザフスタン

モーレスモ監督率いるフランスは9年ぶりに代表復帰のバルトリが2勝、初日シュウェドワに敗れたコルネも第4試合でペルバクに勝ち、フランスがワールドグループ復帰。

喜びのあまりすっかりアホ面ですが、良かったの

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ワールドグループⅡ・プレーオフ

アルゼンチン 3-1 イギリス

イギリスのジュディ・マレー監督は167位のジョアンナ・コンタをシングルスNo.2に抜擢したものの、これが裏目。1勝1敗で迎えた第3試合ではNo.1のロブソン(38位)がオルマエチェア(145位)に、第4試合ではコンタに代わって出場したバルタッチャがイリゴージェンに敗れ、アルゼンチンがワールドグループに復帰。

まさかの敗戦にお通夜状態のイギリス。マレー監督はアルゼンチンを讃えた上で、「それでも私のチームはベストルッキング」とツイート。



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ワールドグループⅡ・プレーオフ

ベルギー 1-4 ポーランド

アニエシュカ2勝、ウルスラ1勝とラドワンスカ姉妹の活躍で、ポーランドが3年ぶりにグループⅡ復
帰。

第3試合のフリプケンス vs アニエシュカ戦では、誤審の目立つ主審、線審についてフリプケンスが再三主審にクレーム。第3セットの始めにはフリプケンスがラドワンスカに審判なしで試合をしたいかと尋ね、ラドワンスカの答えは”Yes, please.”だったとか。フリプケンスは怒りのあまりペットボトルを投げつける場面も。試合終了後、選手は二人とも主審と握手をしなかった、との事。

ラドワンスカは

「残念なことに彼ら(審判)はたくさんのミスを犯した。WTAではこんな事はない。頼りにできるホークアイもなかった」
「私たちは二人とも本当に怒っていた。今日は間違いが多過ぎた。起きてはならない事」

とコメント。

Flipkens niet te spreken over "amateuristische" wedstrijdleiding - Tennis - De Morgen

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ワールドグループⅡ・プレーオフ

ウクライナ 2-3 カナダ

フェド杯初対戦の両国。ウクライナはスヴィトリナが2勝、カナダはフィッチマンブシャールがそれぞれ1勝。ダブルスはフィッチマン&ブシャール組がスヴィトリナ&ツレンコ組に勝って、カナダがワールドグループⅡに3年ぶりの復帰。


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