全米2012 DAY4でひとりごと

30日、この30歳の誕生日を迎えたアンディ・ロディックが、今大会を最後に現役を引退することを発表。

このタイミングの発表について

「その時が来たと感じた。もう1年続けるのに十分健康でいられるか、出場し続けられるか分からない。理想ではずっとこの大会で現役を終えたいと思っていた。ここには家族、友人がたくさんいるから。1回戦をプレーしている時、その時が来たと分かった」

1回戦で何をきっかけにそう思ったかについては

「分からない。今年は重要な瞬間がいくつかあった。ずっと分かっていたと思う。ウィンブルドンでコートを去る時分かっていたような気がする。ここでプレーしていた時については……それが何だったかは分からない。もう一年自分がここに来ることを想像できなかった。自分がどんな失敗をしてきたとしても、中途半端な事だけはしたことがないとずっと思っていた。ここに座って、心身ともに全力を尽くせるかどうか分からないなんて話すのは、多分僕のキャリアでこれが初めてだ。自分が楽をすることによって競技を軽く見たいか分からない。大会数を減らして来年も続ける計画もあった。でも、考えれば考えるほどオールオアナッシングであるべきだと思った。それがこれまでの自分らしいやり方だったから」

Andy Roddick announces retirement | Interviews | News and Photos | 2012 US Open Official Site - A USTA Event

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帽子を取ってプレーし始める時が、きっとロデのキャリア第二章――その日が来るのを心待ちにしていただけに、突然の引退発表はショック！個人的には辞めるのは少し早いように思うのですが、本人が決めたことだから仕方がないですね。寂しくなります。

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DAY 4: THURSDAY, AUGUST 30 (DAY4の全ての結果はこちらで)


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Men's Singles - 2nd Round
錦織圭 (JPN)[17] def. Tim Smyczek (USA)
6-2 6-2 6-4

第17シードの錦織くんが、2Rも予選から勝ち上がったスミチェクを相手にストレートの快勝で3R進出。ハイライトはこちら。

ウィンブルドン、オリンピックに続き、ここまでは申し分のない勝ちあがり。3Rの相手は第12シードのマリン・チリッチ。

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Women's Singles - 2nd Round
Tsvetana Pironkova (BUL) def. 森田あゆみ (JPN)
7-5 6-2

あゆみちゃんはピロンコワにストレート負け。ハイライトはこちら。

試合後の記者会見ではいつになく涙をこぼしていたとか。挫けずに頑張れよ、あゆみちゃん。

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Men's Singles - 2nd Round
Marin Cilic (CRO)[12] def. Daniel Brands (GER)
6-3 6-2 5-7 4-6 7-5

チリッチはブランズに対し2セットをリードしながら、フルセットにもつれ込んでの辛勝。1Rで3時間57分、この試合は3時間40分と長丁場の試合が続いて、次の錦織戦でどこまで回復しているかが気になるところ。ちなみに、錦織くんのここまでの試合時間は1Rが1時間40分、2Rが1時間46分とチリッチの約半分。

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Men's Singles - 2nd Round
Martin Klizan (SVK) def. Jo-Wilfried Tsonga (FRA)[5]
6-4 1-6 6-1 6-3

第5シードのジョー-ウィルフリード・ツォンガが23歳の52位、マーティン・クリザンに敗れるアップセット。ハイライトはこちら。

1Rが今大会キャリア初勝利だったクリザンは、初のグランドスラム3R進出。次の相手はジェレミー・シャルディ。

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Women's Singles - 2nd Round
Angelique Kerber (GER)[6] def. Venus Williams (USA)
6-2 5-7 7-5

今年54試合を勝ちWTA最多勝利のケルバーと、勢いが衰えたとは言え決して侮れないヴィーナス。注目の一戦は、開始から第5ゲームまでブレークが続く締まらない展開でスタート。第6ゲームでケルバーが初めてキープ、続く2ゲームをケルバーが連取して1セットリード。第1セット5ゲームからケルバーが6ゲームを連取し6-2 2-0となった後、ヴィーナスが第3ゲームで初めてキープに成功した辺りからようやく面白くなり始めた記憶。

ヴィーナスは続く16ゲームのうち11ゲームを取り、ファイナルセット4-2リード。ここでケルバーは

「サービング・フォー・ザ・マッチを落としてから勝った試合を思い出していた。だから、流れを変えられると分かっていた。時間やスコアのことは考えずに、ただポイントを獲ろうとした」

もう一度自分に流れを引き寄せることに成功したケルバーが3R進出。ハイライトはこちら。

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Men's Singles - 2nd Round
Roger Federer (SUI)[1] def. Bjorn Phau (GER)
6-2 6-3 6-2

ロディック引退について、フェデラーのコメント。

「彼は引退することに満足していた。はっきりした形で終わらせたかった。発表の仕方には決まりがない。多くのチャンピオンが違うやり方でしてきたのを見てきた。彼はこういう風にしたかった。彼のために本当にうれしく思う。彼のキャリアは素晴らしかった。もっと良いものを期待していた人もいれば、その逆の人もいる。でも、彼は自分が成し遂げたことに満足しているのは確かだ。彼が望んだほとんど全てを達成したんだから。ウィンブルドンのタイトルは逃したかもしれないが、それは忘れよう。彼はウィンブルドンで何度か決勝に進んだ。優勝できたかもしれない。それは09年、僕が彼に勝った時にも言ったこと。彼もこのタイトルに値する。僕の心の中では彼もウィンブルドン・チャンピオンで、競技の素晴らしいアンバサダーだ。彼がこのスポーツにしてくれた全ての事に感謝する。特に、ここアメリカで。アガシ、サンプラス、クーリエ、チャン、コナーズ、マッケンロー…きりがないけど、彼らの後では簡単ではなかった。多分僕が名前を挙げ損ねた選手が大勢いると思うけど、ここには過去大勢のいい選手がいたから。彼にとっても辛い時が何度もあった。彼は常に自分ができるベストを尽くしてきたと僕は思う。それがアンディのような人間に要求できる全てだ」

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Women's Singles - 2nd Round
Serena Williams (USA)[4] def. Maria Jose Martinez Sanchez (ESP)
6-2 6-4

同じくセリーナのコメント。

「しばらく前、昨年にこれが最後になると彼から聞いていた。彼はもう一度話した。年末にオースティンの彼の家にいた。その件について話をした。私はただ『考え直して、アンディ。考え直して』と思っていたけど、彼はそうしないとも思っていた。私がツアーを回るようになってから、少なくともほとんどの時間アンディがいたような気がする。今年はこれまで多くの人が引退している。彼はアメリカの男子テニス、全米にとって素晴らしい人で、いろいろな事をして、しょっちゅういいプレーをして素晴らしい選手だった。素晴らしい心構え。信じられないほど見ていて楽しくて。私はアンディ・ロディックを尊敬している人をたくさん知っている。そういう人間に私はなりたい。グランドスラムや男女共催の大会で会うのを楽しみにしていたツアーの友人を失うことを、私はとてもとてもとても悲しく思う。辛くなるわ」
「アンディはたくさんのことを成し遂げたと思う。3年連続だったと思うけど、ウィンブルドン決勝に行ったし、一度は優勝寸前だった。惜しかった。文字通りあと一ポイントだった。でも、彼は観客をたくさん呼んで、米テニスのためにたくさんの事をしてきた。男子ツアーには彼そっくりのサーブを打つ選手がいる。ビッグサーブのトレンドの大きな流れを作った。ビッグサーブと言えばアンディ・ロディックよ」

tennis.com - Player reactions to Roddick's retirement

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Men's Singles - 2nd Round
Tomas Berdych (CZE)[6] def. Jurgen Zopp (EST)
6-1 6-4 6-2

Men's Singles - 2nd Round
Nicolas Almagro (ESP)[11] def. Philipp Petzschner (GER)
6-3 5-7 5-7 6-4 6-4

Men's Singles - 2nd Round
Gilles Simon (FRA)[16] def. Jimmy Wang (TPE)
6-4 4-6 6-4 6-4

Men's Singles - 2nd Round
Jeremy Chardy (FRA)[32] def. Matthew Ebden (AUS)
6-4 6-2 6-2

その他男子シード勢はベルディヒ、アルマグロ、シモン、シャルディが3R進出。シャルディの全米3R進出は初めて。

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Men's Singles - 2nd Round
Mardy Fish (USA)[23] def. Nikolay Davydenko (RUS)
4-6 6-7(4) 6-2 6-1 6-2

Men's Singles - 2nd Round
Sam Querrey (USA)[27] def. Ruben Ramirez Hidalgo (ESP)
6-3 6-4 6-3

Men's Singles - 2nd Round
James Blake (USA) def. Marcel Granollers (ESP)[24]
6-1 6-4 6-2

Men's Singles - 2nd Round
Jack Sock (USA) def. Flavio Cipolla (ITA)
6-2 6-2 6-4

長くエースとしてアメリカ勢を引っ張ってきたロディックが引退発表したこの日、目についたのが他のアメリカ男子勢の活躍。

第23シードのフィッシュはダビデンコに対し2セットダウンからの逆転勝ち。第27シードのクエリーはイダルゴに、先日初めての赤ちゃんが生まれ、今大会はワイルドカードで出場の32歳ブレークは第24シードのグラノジェルスに、ワイルドカードで出場の19歳で243位のソックはチポラにそれぞれストレート勝ち。ソックはキャリア初のグランドスラム3R進出。

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Men's Singles - 2nd Round
Milos Raonic (CAN)[15] def. Paul-Henri Mathieu (FRA)
7-5 6-4 7-6(4)

1Rが全米キャリア初勝利だったラオニッチ。2Rもアンリ・マテューにストレート勝ちで3R進出。

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Men's Singles - 2nd Round
Feliciano Lopez (ESP)[30] def. Pablo Andujar (ESP)
6-4 6-1 6-7(5) 3-6 7-5

ウィルソンのFacebook企画で当選したジェニファーさん。F-Loと夢のデートのためいざニューヨークへ。



谷間とかいろいろまぶしいワンピースのウェアはウィルソンからの指定だったのか、それともジェニファーさん自ら希望したのかが気になります。

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Women's Singles - 2nd Round
Agnieszka Radwanska (POL)[2] def. Carla Suarez Navarro (ESP)
4-6 6-3 6-0

第2シードのラドワンスカは、スアレス-ナヴァーロに1セットダウンから逆転勝ち。

負けたけど、今日もいいバックハンド。

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Women's Singles - 2nd Round
Maria Kirilenko (RUS)[14] def. Greta Arn (HUN)
6-3 6-2

キリレンコのボックスには今日もオベチキン。

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Women's Singles - 2nd Round
Roberta Vinci (ITA)[20] def. Yaroslava Shvedova (KAZ)
3-6 7-5 7-5

終盤シュウェドワに彼女らしい思い切りの良さのようなものが感じられなかったのが残念。

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Women's Singles - 2nd Round
Andrea Hlavackova (CZE) def. Galina Voskoboeva (KAZ)
6-2 6-7(3) 6-3

82位のフラバーチコワがキャリア初のグランドスラム3R進出。次はキリレンコと対戦。

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Women's Singles - 2nd Round
Dominika Cibulkova (SVK)[13] def. Bojana Jovanovski (SRB)
7-6(3) 7-6(3)

とあるニュースサイトで、チブルコワのダンロップの新しい広告バナーを見かけたのですが……



腕の金色のは何？鱗？どういう意味？

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Women's Singles - 2nd Round
Ana Ivanovic (SRB)[12] def. Sofia Arvidsson (SWE)
6-2 6-2

Women's Singles - 2nd Round
Jelena Jankovic (SRB)[30] def. Lara Arruabarrena-Vecino (ESP)
6-4 6-2

セルビアが誇る二大美女で元世界No.1コンビ、イワノビッチ＆ヤンコビッチが仲良く3R進出。

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Women's Singles - 2nd Round
Sloane Stephens (USA) def. Tatjana Malek (GER)
5-7 6-4 6-2

地元スローン・スティーブンスが141位のタチアナ・マレクに1セットダウンと苦戦したものの、逆転勝ちで2年連続の3R進出。

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Women's Singles - 2nd Round
Ekaterina Makarova (RUS) def. Elena Vesnina (RUS)
6-3 6-4

Women's Doubles - 1st Round
Ekaterina Makarova (RUS)[6] / Elena Vesnina(RUS)[6]
def. Marina Erakovic (NZL) / Heather Watson(GBR)
3-2 Ret.

ダブルスペアのマカロワとベスニナがシングルス2Rで対戦し、勝ったのはマカロワ。ダブルス1Rはエラコビッチ＆ワトソン組のリタイアにより勝利。

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Women's Doubles - 1st Round
Chia-Jung Chuang (TPE) / Shuai Zhang(CHN)
def. Kim Clijsters (BEL) / Kirsten Flipkens(BEL)
6-3 6-4

シングルスは前日2Rで敗退したクライシュテルス。ダブルスでは初戦で敗退。残すはボブ・ブライアンと組んだミックスダブルスのみ。

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Women's Doubles - 1st Round
Julia Goerges (GER)[11] / Kveta Peschke(CZE)[11]
def. クルム伊達公子 (JPN) / Aleksandra Wozniak(CAN)
6-1 6-3

クルム伊達選手はダブルスも初戦敗退。

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Mixed Doubles - 1st Round
Melanie Oudin (USA) / Jack Sock(USA)
def. Katarina Srebotnik (SLO)[5] / Nenad Zimonjic(SRB)[5]
4-6 6-3 1-0(13)

スレボトニクとジモンジッチが昨年の優勝ペア、ウダン＆ソック組に敗退。二人はそれぞれのダブルスでも初戦敗退。

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前日ストーサーのボックスに座っていたLMFAOのレッドフー。この日はラコステのラウンジでセバスチャン・グロージャンと、フィッシュ vs ダビデンコ戦の客席では日本人ジュニアの奥野彩加選手と一緒の画像が出回っていて、彼の人脈の謎がまた深まったのですが、奥野選手については彼がコーチをしているのだとか。

何でもレッドフーはお父さんの影響を受けてテニスを始め、ジュニアのサーキットにも出場していたそうで、6、7年はテニス漬けの生活だったとか。大人になった今、ビジネスでテニス界に進出。彼のファッション・ブランドが今月ラスベガスで行われる5万ドルの大会の冠スポンサーになり、その名も「パーティー・ロック・オープン」。

Q&Aより。ミックスダブルスを組むなら誰と？「コーチをしているから彩加だね。いけると思う。でももし彼女と組めなかったら、マリア・シャラポワとプレーしないといけないね」

ベガスでパーティー・ロックするなら誰と？の質問には、「サマンサ・ストーサーだね。昨日彼女の試合を見ていた時、僕のためにグース・シャッフルをしてくれたんだ。だから、パーティー・ロック・グース・シャッフルだ。彼女は今晴れてパーティー・ロッカーだ。僕は彼女とパーティーしたいし、僕をジムで鍛えてももらいたい。彼女は間違いなく鍛えてるからね。最高だろうね」

LMFAO's Redfoo: Party rocking on the court | News and Photos | 2012 US Open Official Site - A USTA Event

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伊紙のサイトが報じたところによると、マリア・シャラポワの婚約者サーシャ・ブヤチッチが、二人が3ヶ月前に破局したことを認めたとか。

Sharapova-Vujacic addio, E' finita gi・da 3 mesi - La Gazzetta dello Sport


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