Wednesday, 27 October 2010

クルム伊達 WCでバリ出場へ ムスター ストレートで敗退

クルム伊達公子選手が、来月4日からバリで開催されるコモンウェルス・バンク・トーナメント・オブ・チャンピオンズ(賞金総額60万ドル)にワイルド・カードで出場することに。

インターナショナル・レベルの優勝者で、ドーハで開催中のツアー最終戦には出場資格を得られなかった選手ら8名で競うこの大会。もう一つのワイルドカードはダニエラ・ハンチュコワに。

他の出場選手は李娜、アラバン・レザイ、ヤニナ・ウィックマイヤー、アナスタシア・パフリチェンコワ、アナ・イワノビッチ、アリサ・クレイバノワ。出場資格のあったマリア・シャラポワは怪我からの回復を理由に欠場。

CommonwealthBank Tournament of Champions 2010: NA LI AND REZAI HEAD BALI FIELD

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11年ぶりのATPツアー大会への出場で注目を集めた、43歳のトーマス・ムスター。

ウィーン1Rの対戦相手は、当初予定されていたエルネスツ・ガルビスが突然、一身上の都合を理由に欠場。代わりにラッキー・ルーザーで出場となったのは同じくオーストリア人選手、157位のアンドレアス・ヘイダーマウアー(23)。試合はヘイダーマウアーが6-2 7-6(5)で勝利。

ムスターは

「祝日にスタンディング・オベーションに迎えられて出ていくなんて信じられなかった。ただ素晴らしい雰囲気だった」
「全てが無駄ではなかった。全ての練習が。それに、良いスタートだった。テニスに関しては、第2セットはとれたかもしれないが、大事なのは痛みがないこと。僕は体調も良く、長い試合もできると分かっている。今日の試合も、もっといいプレーができたかもしれないことを知っている。試合をして、自信をつけて、そのうちどうなるか分かるだろう。プレーに戻るのは素晴らしい」
「ハードなトレーニングを続けて、3月から20~25大会に出場する計画だ」

とコメント。

下は第2セットタイブレークの途中から最後までとハイライトの動画。

 

ATPツアーで勝った史上最年長選手の記録は95年、ドイツ・ハレでQFに進出したジミー・コナーズによる42歳。

TENNIS.com - News Headlines - Muster, 43, defeated in ATP comeback match

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同じ10年以上のブランクを経ての復活ということで、伊達ファンとしてはムスターの動向にも注目せずにいられません。6月の復帰以降のムスターの成績はチャレンジャーの1勝のみですが、伊達だって最初は日本国内の大会からのスタートでしたし、復活から1年も経たないうちにグランドスラム本戦出場を果たしたとは言え、その後WTAでは初戦を突破するまで9ヶ月かかったのは皆さんご承知の通り。

男子で43歳ともなるとなかなか険しい道のりに見えますが、ムスターにも是非クルム伊達公子のような活躍を見せてほしい。とりあえずムスターの現在のランクは974位なので、ここからは上がっていくだけ!……のはずです。


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