ブライアン兄弟のリターン構えに入るまでの一連の動作が全くシンクロしていた時はびっくり。
地元オージーペアの試合ということで大勢の観客が詰め掛けているが、全然勝てそうな気がしないのか応援も静か。
そんなブライアン兄弟にはこの後驚かされることになるのだが、それはまた別のお話。
Men's Doubles - 2nd Round
Bob Bryan(USA)[2] / Mike Bryan(USA)[2]
def. Adam Feeney(AUS) / Robert Smeets(AUS)
6-3 6-1
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ズボナレワのペアが遠目にすぐには誰だか分からなかったが、ボールを打った時の叫び声でアザレンカだと分かった。アザレンカの隣にいると、ベラ子がひどく華奢で可憐に見えるから不思議 (右)。
少し外したお揃いのラコステのウェアがかわいいコルネとパン(左)。コルネは自分のミスショットにラケットを放り投げてマジギレ。気性が激しいらしい。
圧勝にご機嫌。ファンと会話を交わしながら快くサインに応じるベラ子。
Women's Doubles - 2nd Round
Victoria Azarenka(BLR)[13] /
Vera Zvonareva(RUS)[13]
def. Alize Cornet(FRA) / Camille Pin(FRA)
6-3 6-0
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ベラ子のダブルスが終わった後、向かいのスタンドの最上段に陣取る観客の多くがこちらに背を向けて隣の4番コートを覗き込んでいるのに気が付いた。4番は有名選手がしょっちゅう現れるコート。気になったので私も同じ場所へ上がってみたら、誰もいないコートの周りは大勢の観客で大賑わい。これは・・・誰かが練習に来る予感。
しばらくぼんやり待っていると、隣に座ったお兄さんが「今日も暑いね」みたいな感じで話しかけてきた。これから誰が来るのか知ってる?と尋ねると、
「知らないな。多分ここで待っている全員誰も知らないんじゃないかな」
「君らどこの人?日本?日本ってテニスあんまりポピュラーじゃないんでしょ。今回誰か出てるの?」
ムッ。てめぇ、テニスファンのくせに杉山愛や錦織圭の名前を知らないのか、と言いたいのに、ムカつけばムカつくほど顔では曖昧な作り笑顔をしてしまうのは日本人の性か。お兄さんは話の端々から察するにドイツ人らしい。ドイツと言えばグラフやらベッカーやらを生んだ国ではないか。何も言い返せない。
「良かったらメルボルンでいい刺身が食べられる店教えてくれない?」
ダーさんが思いつく限りの店の名前をメモして渡した。そして、今日お互いが見た試合の感想とかそんな話をしながら随分時間が経ったが、相変わらず4番には誰も現れない。どうやらガセネタだったらしい。コートを囲んでいた人も一人、また一人と立ち去っていく。
「よくある事さ」
「オレはこの後ガスケとゴンザレスの試合を見るんだ。これはいい試合になるぞ」
ああ、そりゃさぞかしいい試合になるだろうよ。ガスケとゴンザレスなんて。なのに、私は知人と約束があるので帰らなければならない。ちくしょー!
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