続いて男子です。
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第1クオーター
☆気になる1R
アンディ・マレー(イギリス)[1] vs アレクサンダー・バブリク(ロシア)
世界No.1として初めてのウィンブルドンを迎え、先日妻キムさん第二子妊娠の報もあったマレー。 初戦の相手はラッキー・ルーザーのバブリク。ラッキー・ルーザー相手に2連敗を喫しているというマレーですが、今回はいかに?!
ところで一時ダリア・カサキナのいとことの噂もあったバブリクですが、カサキナがテレビで否定したとか。少なくとも子供の頃からの知り合いであり、今も親しいのは確かな様子。
フェルナンド・ヴェルダスコ(スペイン)[31] vs ケビン・アンダーソン(南アフリカ)
クエバスのウィンブルドン欠場により、久々にシードが付いたヴェルダスコ。アンダーソンとの対戦は好カード。
ニック・キルギオス(オーストラリア)[20] vs ピエール‐ユーグ・エルベール(フランス)
臀部を故障が気がかりなキルギオス。本人曰く今は「多分60、65パーセント」の状態だとか。どこまで本気で話しているのかは分かりませんが、元気な姿が見たいもの。
トミー・ハース(ドイツ) vs ルーベン・ベメルマンス(ベルギー)
今年限りの引退を発表しているハースは、ワイルドカードで出場。予選を勝ち上がったベメルマンスとは初対戦。もしかしたら最後に一花咲かせられるかも。
★実現したら面白そうな試合
2R アンディ・マレー(イギリス)[1] vs ダスティン・ブラウン(ドイツ)
全く空気を読まなさそうなブラウンは危険な相手。
3R スタン・ワウリンカ(スイス)[5] vs フェルナンド・ヴェルダスコ(スペイン)[31]
4R スタン・ワウリンカ(スイス)[5] vs ジョー‐ウィルウリード・ツォンガ(フランス)[12]
QF スタン・ワウリンカ(スイス)[5] vs アンディ・マレー(イギリス)[1]
他のグランドスラム3大会は優勝していながら、ウィンブルドンではベスト8が最高のワウリンカ。ビッグネーム揃いのドローを勝ち上がって壁を越えられるか?
ベスト4 → アンディ・マレー(イギリス)[1]
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第2クオーター
☆気になる1R
錦織圭[9] vs マルコ・チェッキナート(イタリア)
錦織くんは初戦で、ウィンブルドン初出場のチェッキナートと対戦。
杉田が修造のキャリアハイを越えた今、錦織くんにも修造のウィンブルドン・ベスト8の記録を越えてほしいと願わずにいられません!頑張れ、錦織くん!
マリン・チリッチ(クロアチア)[7] vs フィリップ・コールシュライバー(ドイツ)
現在のランクは6位と60位で随分開きがありますが、過去の対戦成績はコールシュライバーの6勝3敗。
★実現したら面白そうな試合
3R ジル・ミュラー(ルクセンブルグ)[16] vs イボ・カルロビッチ(クロアチア)[21]
どちらもサーブしか打たない試合(言い過ぎ)。
ベスト4 → ラファエル・ナダル(スペイン)[4]
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第3クオーター
☆気になる1R
ダニエル太郎 vs ミハイル・ククシュキン(カザフスタン)
杉田がトップ50入りした今、太郎くんにはウィンブルドン初勝利を期待します。頑張れ!
ジャック・ソック(アメリカ)[17] vs クリスチャン・ガリン(チリ)
16歳だった2013年2月、地元チリで行われた大会にワイルドカードで出場し、1Rを勝ったことで注目を浴びたガリン。がその後は決して順調ではなく、4年以上経った今回初めて予選を突破してグランドスラム初出場。
もしも芝を全休したソック相手にアップセットなんてしようものなら、チ、チ、チ!レ、レ、レ!ビ!バ!チ!レ!
グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)[13] vs ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)
あーあ、シュワルツマンが勝たないかな。
ロジャー・フェデラー(スイス)[3] vs アレクサンドル・ドルゴポロフ(ウクライナ)
ドルゴさんの膝の具合さえ良ければ、ミラクルショットの応酬が見られそう。
★実現したら面白そうな試合
4R ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)[6] vs アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)[10]
唯一の対戦、今年のマスターズ・ローマ準々決勝はズベレフ弟がストレート勝ち。芝ではどうなるか?
ベスト4 → ロジャー・フェデラー(スイス)[3]
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第4クオーター
☆気になる1R
杉田祐一 vs ブライダン・クライン(イギリス)
前哨戦アンタルヤで、日本人男子としては三人目となるツアー優勝を果たした杉田選手。何度でも言うけどおめでとう!!
連日40度を超える暑さの中でプレーした後では体力的には厳しいところかもしれませんが、クラインはかなりのラッキードロー!逃さない手はありません。この勢いで是非ともグランドスラム本戦初勝利を!
リシャール・ガスケ(フランス)[22] vs ダヴィド・フェレール(スペイン)
フェレールにシードが付かないなんて……なんでも2005年全豪以来のことだとか。何て迷惑なんだ!しかも、よりによってガスケさんを引くなんて!!
ジル・シモン(フランス) vs ニコラス・ジャリー(チリ)
ガリンの他、もう一人予選を勝ち上がったウィンブルドン初出場のチリ男子がジャリー。こちらは全仏に続いての本戦入り。
全豪を現地で見ていた頃はチリ人応援団の熱さが印象的でした。こうしてまた本戦に入る若手が出てきて、かの国の人たちはさぞかし喜んでいるだろうなあと思うと嬉しくなります。
カイル・エドムンド(イギリス) vs アレクサンダー・ワード(イギリス)
今大会地元イギリス勢でただ一人予選を勝ち上がったのが、885位でイギリス19番手のアレクサンダー・ワード(27)。国内選手を対象に行われた予選の予選ではファイナルセットのタイブレで敗れたものの、ワイルドカードで予選にイン。決勝でガバシュビリを下す大アップセットで本戦入りを果たし、2017年バージョンのマーカス・ウィリスとの声も。
1Rでは同国のエドムンドと対戦。
World No.855 Alexander Ward secures Wimbledon first round spot to land £35,000 pay day - Mirror Online
★実現したら面白そうな試合
3R トマシュ・ベルディヒ(チェコ)[11] vs リシャール・ガスケ(フランス)[22]
盲腸病み上がり対決。
QF ノバク・ジョコビッチ(セルビア)[2] vs ドミニク・ティーム(オーストリア)[8]
ワイルドカードで出場した前哨戦イーストボーンを優勝したジョコビッチ。今大会は元世界7位で04年ウィンブルドン・ベスト4マリオ・アンチッチ(画像下左)もチームに迎え入れ芝の備えは万全?今気が付きましたが、「マリオ・アンチッチ」と「マリン・チリッチ」って名前が紛らわしいですね!
あーあ、ティームが全仏の時みたいにまた勝ってくれないかな。
ベスト4 → ノバク・ジョコビッチ(セルビア)[2]
優勝 → (全仏で1セットも落とさずに優勝した年は、ウィンブルドンも優勝しているというジンクスを真に受けて)ラファエル・ナダル(スペイン)[4]
次回の更新はファースト・ウィークの終了後になります。良い試合がたくさん見られますように!
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