初めてでも10回目でも、みんな嬉しい優勝。
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Men's Singles - Final
Rafael Nadal (ESP) [4] def. Stan Wawrinka (SUI) [3]
6-2 6-3 6-1
全仏では9回の決勝で負けたことがない男と、グランドスラム決勝に3回進出して負けたことがない男同士の頂上決戦は、ナダルがワウリンカを下し全仏10回目の優勝！ケン・ローズウォール、ピート・サンプラスに次いで10代、20代、30代でそれぞれグランドスラム優勝を果たした3人目の選手に。グランドスラム優勝15回の記録はサンプラスを抜き、フェデラーの18回に次ぐ2位に。
久しぶりに優勝予想が当たりました！土の上のナダルには優勝カップしか似合わない！それにしても、ナダルは3年もグランドスラム優勝していなかったのか。怪我で調子を落とす前でもとっくにいつ引退しても十分過ぎる実績を残していたのに、よくテニスを止めないでくれたなあ。やはりフェデラーが現役を続けていることがモチベーションになっているのかな？こうなったら、40代になっても二人でテニス界のトップに君臨し続けてほしい。
ところで、ナダルが全仏で1セットも落とさず優勝したのは2008年、10年に次いで三回目のことで、過去二回の年はウィンブルドンでも優勝しているのだとか。もしや……
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Women's Singles - Final
Jelena Ostapenko (LAT) def. Simona Halep (ROU) [3]
4-6 6-4 6-3
ベスト8に残った誰が優勝してもグランドスラム初制覇となった女子シングルス。決勝でアディダス・ウェア＆ウィルソン・ラケット同士の対決を制したのは、ツアーレベルでも優勝がなかったノーシードのエレナ・オスタペンコ。
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お母さんの名前も「Jelena」だと聞いて、『親子で全く同じ名前なんて、不便じゃないのかな？』と思っていたら、お母さんは名字が違うので大丈夫そう。
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5歳から12歳までテニスと並行して競技ダンスも習い、大会優勝経験もあるというオスタペンコ。ウィンブルドンも優勝して、是非チャンピオンズ・ディナーで腕前を披露してほしいもの。一緒に踊る男子のチャンピオンがどうなるかはしらん。
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オスタペンコちゃん、この優勝で晴れて母国ラトビア・セレブ界のDリストからAリストの仲間入りだね！と思っていたら、
「自分の故郷では私の事を知っている人も時々いるけど、リガ(ラトビアの首都)で私の事を知っている人がいるとは思わない。多分私はDリスト」
と語ったのは、昨年全米ベスト8のアナスタシア・セバストワでした。
オスタペンコは今週のランクで、一気に35位アップの12位。19位のセバストワと共にトップ20に二人を擁し、人口196万人で群馬県と同じくらいのラトビアが今や結構な強豪国だな。これでは男子のあの人の影がますます……まさかの引退、結婚なんてオチはなしでお願いします！
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Men's Doubles - Final
Ryan Harrison (USA) Michael Venus (NZL)
def. Santiago Gonzalez (MEX) Donald Young (USA)
7-6(5) 6-7(4) 6-3
2Rでトップ4シードが消え大混戦となった男子ダブルスは、シングルス・トップ50のアメリカ人＆ダブ専のノーシード・ペア同士の決勝に。勝ったのは、幼少時からハリソンのお父さんがコーチだった関係で家族同然の付き合いというハリソン＆ヴィーナス組。サンティアゴ・ゴンザレス＆ヤング組を下し、グランドスラム初優勝。
ヴィーナス(画像上左)について言えば、スコア等で名前しか知らなかった彼をメルボルン・チャレンジャーで関口周一選手と対戦した試合で初めて見て、
「これがATPのヴィーナスか。あんまり『ヴィーナス』感はないな」
と失礼なことを思っていたのが昨日の事のよう。ダブルスに集中したことでツアーで何度も優勝したり、ついにはグランドスラムで3Rの壁を突破してタイトル(と賞金の半額約3333万円)を獲得できたなら、決して悪い選択ではなかったのでは？
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Women's Doubles - Final
Bethanie Mattek-Sands (USA) [1]
Lucie Safarova (CZE) [1]
def. Ashleigh Barty (AUS)
Casey Dellacqua (AUS)
6-2 6-1
女子ダブルス決勝は第1シードのマテック‐サンズ＆サファロワ組がバーティー＆デラクア組を下し、グランドスラム3大会連続の優勝。ウィンブルドンでグランドスラム4大会制覇を狙うことに。
敗れたバーティー＆デラクア組は、グランドスラム4大会で準優勝のやや残念な記録を達成。次こそ優勝だ！
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Men's Singles - Semifinal
Rafael Nadal (ESP) [4] def. Dominic Thiem (AUT) [6]
6-3 6-4 6-0
Men's Singles - Semifinal
Stan Wawrinka (SUI) [3]
def. Andy Murray (GBR) [1]
6-7(6) 6-3 5-7 7-6(3) 6-1
準決勝の内容の差が、一方的な決勝の結果に表れた？
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Men's Singles - Quarterfinals
Andy Murray (GBR) [1] def. 錦織圭 [8]
2-6 6-1 7-6(0) 6-1
錦織くんの準々決勝は、第1セットと第2セットの前半しかチェックできませんでした。ランク的には順当な結果とは言え、4Rで一瞬見えた希望の光は幻だった？
せっかくベスト8に残ってくれたというのに、悲しい気持ちになるのはどうしてでしょうか。
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Men's Singles - Quarterfinals
Dominic Thiem (AUT) [6]
def. Novak Djokovic (SRB) [2]
7-6(5) 6-3 6-0
ティームが過去5戦全敗を喫していたジョコビッチからストレートで初勝利を挙げ、全仏二年連続のベスト4進出。
ところで、ティームが米俳優マシュー・モディーン(『フルメタル・ジャケット』)の若い頃(画像下左。右はアガシじゃなくてメル・ギブソン)にそっくりだという意見を見かけました。そ、そうなのかな？
Five things we learned Thiem v Djokovic- Roland-Garros - The 2017 French Open - Official Site by IBM
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Women's Singles - Quarterfinals
Jelena Ostapenko (LAT) def. Caroline Wozniacki (DEN) [11]
4-6 6-2 6-2
ウォズニアッキが未だに越えられない壁を、オスタペンコはあっさり越えちゃったんだな。でもまあほら、ウォズニアッキさんにはグラビアアイドルの道があるから。
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Women's Singles - Quarterfinals
Timea Bacsinszky (SUI) [30] def. Kristina Mladenovic (FRA) [13]
6-4 6-4
Women's Singles - Quarterfinals
Karolina Pliskova (CZE) [2] def. Caroline Garcia (FRA) [28]
7-6(3) 6-4
女子ベスト8に残ったフランス勢二人は準決勝進出ならず。
女子フランス勢と言えば、4Rでガルシアに敗れたコルネが
「ブラボー！キャロ(ライン・ガルシア)。キキ(・ムラデノビッチ)と一緒に次も頑張って！ガール・パワー！！」
という主旨のツイートをして、案の定ファンから「lol」といくつか返信がありました。
陰険系フランス女子の戦いはまだまだ続く！
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Boys' Singles - Final
Alexei Popyrin (AUS) [3]
def. Nicola Kuhn (ESP) [11]
7-6(5) 6-3
ジュニア男子の優勝は、ロシアからオーストラリアに移住した両親を持つシドニー生まれの17歳アレクセイ・ポピリン。全仏ジュニア男子でオーストラリア勢の優勝は、1968年のフィル・デント(テイラー・デントのお父さん)以来49年ぶり。
ポピリンは既にトップエリート選手のヒッティング・パートナーのレギュラーで、大会中はティームの練習相手も務めたそう。今大会をもってジュニアを卒業するとの事。
French Open Australian Popyrin wins boys’ singles
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Girls' Singles - Final
Whitney Osuigwe (USA) [7]
def. Claire Liu (USA) [6]
6-4 6-7(5) 6-3
アメリカ勢対決となったジュニア女子シングルスは、15歳のホイットニー・オシグウェが優勝。
お、ヨネックス使い。
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Women's Wheelchair Singles - Final
上地結衣 [2]
def. Sabine Ellerbrock (GER)
7-5 6-4
Women's Wheelchair Doubles - Final
Marjolein Buis (NED) [2]
上地結衣 [2]
def. Jiske Griffioen (NED) [1]
Aniek Van Koot (NED) [1]
6-3 7-5
車いす女子で、上地結衣選手が単複二冠の快挙。おめでとうございます！
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Mixed Doubles - Final
Gabriela Dabrowski (CAN) [7]
Rohan Bopanna (IND) [7]
def. Anna-Lena Groenefeld (GER)
Robert Farah (COL)
2-6 6-2 [12-10]
ミックスダブルスはガブリエラ・ダブロウスキ＆ロハン・ボパンナ組がマッチポイントを2つ凌ぎ、アンナ‐レナ・グローネフェルド＆ロベルト・ファラ組を下して優勝。ダブロウスキとボパンナは失セット0でのグランドスラム初優勝で、ダブロウスキはカナダ人女子として初のグランドスラム・チャンピオンに。
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仏テニス連盟会長ジャン・ガシャサン氏の姿を今年は客席の定位置で見ないな、と気になっていたら、先日会長職は退いたのだとか。2月にはデ杯の応援で東京に来ていたので(画像下)、辞めたのは最近の事のよう。調べていて初めて知ったことには、あの160ちょっとの小さな体で若い頃はラグビー選手だったそう。へー。
お金の不正絡みで昨年自宅が警察の捜索も受けた人ですが、全豪でジュニアまで熱心に応援していたのを見かけて「本当にテニスが好きなんだなあ」と思っていたので少し寂しいです。
でも、お金の不正はダメ！絶対！
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