Tuesday 1 March 2016

島津全日本室内テニス選手権2016 DAY6観戦記 (その2)

『……えっ?今のって……』

目撃したものを理解するのに要すること数秒。


ちょっと待て!今のもしかしてフォアのジャックナイフじゃなかった?!メディアが呼ぶところの、いわゆる「エアケイ」だ。錦織くんは時折見せてくれるが、試合でこのショットを打つ女子っていたっけ?ツアーレベルですら記憶にないような(試合自体を碌に見ていないが)。飛んで打ってみたところで効果はないと一般的に言われているが、見栄えはやはり良い。実はここまで寝不足でぼんやり観戦していたのだが(すみません)、一気にテンションが上がった。




喜島瑞乃(きじま・みずの)選手というのか。20歳。若いな。何でもジュニアでは全国大会の記録がなかったにも関わらず、プロに転向したらしい。去年のお正月の週に、ITF1万ドル香港で優勝あり。





どの瞬間でシャッターを押しても格好良い喜島選手。ボヤボヤ画像でしか撮れなかったのが、この時ばかりは心底悔やまれる。

私のへぼ画像では喜島選手の生きの良さがもう一つ伝わらないので、去年の同大会のものだが喜島選手がバックのジャックナイフを打った画像を見つけた。京都ローンテニスクラブのサイトで拝見したところによると、普段からフォアでもバックでもジャックナイフを打つようだ。


ファイナルセットは一時川崎選手が5-3とリードしていたように記憶しているが、喜島選手がじわじわ追い上げ、タイブレークを制して勝利。

風邪気味の中、はるばる京都まで足を延ばした甲斐はあった。今後の喜島選手の活動に注目したい。

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