Tuesday 1 September 2015

全米2015 男子優勝予想 & パーティー行かなあかんねん

続いて男子です。

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第1クォーター


☆気になる1R 


ロベルト・バウティスタ-アグー(スペイン)[23] vs ピエール-ユーグ・エルベール(フランス)

前哨戦ウィンストン-セーラムで予選から勝ち上がりツアー初の決勝進出、準優勝を果たしたエルベール。ランクは一気に48位アップの92位で、初のトップ100入り。 バウティスタ-アグーは強敵ですが、ワイルドカードで初出場の全米でもうひと踏ん張りを期待したいところ。


フェルナンド・ヴェルダスコ(スペイン) vs トミー・ハース(ドイツ)

下の写真でハースのコメントの意味を理解するまで、しばし時間を要しました。隣りの女性のTシャツ「私が←この人と一緒にいるのはトミー・ハースが現れるまで!」に注目。37歳のハース、全米は17回目の出場。

tommy haasさん(@tommyhaasofficial)が投稿した写真 -


フェリシアーノ・ロペス(スペイン)[18] vs ニコロス・バシラシュビリ(ジョージア)

美人の奥方を連れた新婚のフェリシアーノ・ロペス(画像一枚目)。結婚式の二人も夢のような美しさでした。末永くお幸せに。




マーディー・フィッシュ(アメリカ) vs マルコ・チェッチナート(イタリア)

今大会限りで引退を表明しているフィッシュ。母国のグランドスラムで最後に一花咲かせることができるか?


ファビオ・フォニーニ(イタリア)[32] vs スティーブ・ジョンソン(アメリカ)

ジョンソンを熱烈に応援するアメリカの観客に苛つき、癇癪を起こすフォニーニ――今にも目に浮かぶようです。


ラファエル・ナダル(スペイン)[8] vs ボルナ・コリッチ(クロアチア)

万全とは程遠い状態が続くナダル。初対戦の昨年バーゼル準々決勝で黒星を喫している相手、10代成長株筆頭コリッチとの初戦は見逃せません!



★実現したら面白そうな試合


2R ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)[10] vs フェルナンド・ヴェルダスコ(スペイン)

モントリオール、シンシナティのマスターズ1000でいずれも初戦敗退を喫したラオニッチ。ヴェルダスコ(画像下)には苦戦しそう。




3R フェリシアーノ・ロペス(スペイン)[18] vs フェルナンド・ヴェルダスコ(スペイン)

先月の結婚式の新郎と式に出席した親友が対決。


3R ラファエル・ナダル(スペイン)[8] vs ファビオ・フォニーニ(イタリア)[32]

今年だけで二回ナダルに勝っているフォニーニ。ナダルにとっては難敵が続きます。


QF ノバク・ジョコビッチ(セルビア)[1] vs ラファエル・ナダル(スペイン)[8]

先日書店を歩いていた際、やれ「リバウンド」だ「○○kg痩せた」だのの文字が躍るダイエット本コーナーで唐突にジョコビッチの顔が現れて、予想していなかったので大層驚きました。『ジョコビッチの生まれ変わる食事』――へー。



ベスト4 → ノバク・ジョコビッチ(セルビア)[1]


***


第2クォーター


☆気になる1R 

錦織圭[4] vs ブノア・ペール(フランス)

昨年準優勝を果たした験の良い全米で、キャリア最高の第4シードがついた錦織くん。

錦織圭 さらなる高みへ先日行きつけのスーパーに併設の書店店頭で、錦織くんの本がブックスタンドに立ててあるのを発見しました。『錦織圭 さらなる高みへ』って何これ?!いつの間に出たん?調べたら、もう発売から3ヶ月も経っているじゃないか!近頃滅多に本屋という所に寄らなくなったせいで、全く知りませんでしたよ。滅多にしなくなったと言えばテレビを見ることも同じで、先週は当日の朝まで台風が近づいていたことすら気づかず、それはそれで困ったものです。

閑話休題。早速購入して、豊富なカラー写真で錦織くんの成長ぶりを再確認させてもらいました。ああ、この頃はまだ子供らしいな。こんな事もあったな。この試合は会場で見たわ。ツアーファイナルのコート集合写真はネットでなら何回も見たけれど、良質の紙に印刷してあるのを見るとまた違った感動があるなあ。感想を述べつつページをめくっていると、傍らの夫が「俺もあの試合は勝ててほんまうれしかったわー」「こん時は怪我して悔しかった」等、脳内錦織くんとして反応し始めるので無視を決め込んで読み続けなくてはなりません。グランドスラム初のベスト8入りを決めた2012年全豪4Rツォンガ戦の写真では、客席に夫と自分の姿も確認できて嬉しい限り。錦織くんのこれまでの軌跡が分かり易くまとまった良書です。おすすめ!


ジョー・ウィルフリード-ツォンガ(フランス)[19] vs ヤルコ・ニエミネン(フィンランド)

今年限りの引退を表明しているニエミネンにとって、これが最後のグランドスラム。ジョーさんが妙な優しさを見せたりすることはまさか……。


★実現したら面白そうな試合


2R 錦織圭[4] vs ラデク・ステパネック(チェコ)
3R 錦織圭[4] vs アレクサンドル・ドルゴポロフ(ウクライナ)
4R 錦織圭[4] vs ジョー・ウィルフリード-ツォンガ(フランス)[19]


この私のために作られたようなドローは何事?!でも、ステパネックさんは先日のチャレンジャーのプレーを見た限りでは、正直1R突破も厳しそうなのが悲しいわ。


QF 錦織圭[4] vs マリン・チリッチ(クロアチア)[9]

昨年の決勝の借りを返しましょう!


3R ジョー・ウィルフリード-ツォンガ(フランス)[19] vs ガエル・モンフィス(フランス)

ツォンガ(画像一枚目)とモンフィス(画像二枚目)のお二人には、馴れ合いラリーではなく素敵なショットの応酬を期待します。




3R ダビド・フェレール(スペイン)[7] vs ジャレミー・シャルディー(フランス)

右肘の故障により、6月のノッティンガム以降試合出場がなかったフェレールが復帰。順調に勝ち進んだとしても、3Rで当たる予定のシャルディーはまだ痛みが残る状態ではちと難しい相手かも。


ベスト4 → 錦織圭[4]

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第3クォーター


☆気になる1R

西岡良仁 vs ポール-アンリ・マテュー(フランス)

予選決勝で過去六度の対戦で勝ったことがなかったカイル・エドムンドと対戦、マッチポイントを3つ凌いでの大逆転勝ちを収め二年連続の全米本戦出場を決めた西岡くん。マッチポイントからの模様は何回見ても涙が出ます。やはりグランドスラムはこうでないといかん。



初戦の相手は、西岡くんと同じく予選を勝ち上がったマテュー。昨年の1R当日発熱に苦しんだ経験を生かして、今年は体調万全で臨めますように!


アンディー・マレー(イギリス)[3] vs ニック・キルギオス(オーストラリア)

先の舌禍事件で、ツアー関係者やファンから多くの批難を浴びている初戦の相手キルギオスについて、マレーは

「彼を悪い奴だとは思わない」
「少し学ぶ必要があるだけで、大丈夫だろう」
「数週間前に起きた出来事自体は間違っている。その事を庇ったりはしないし、きっと彼も今は間違っていたと分かっていると思う」
「でも彼はかなり若くて、自分自身やある状況でどう振舞うべきかについてまだ理解している途上にある」
「彼はいくつか間違いを犯したけれど、僕たちは皆人間なんだって心に留めておくことが重要なんじゃないかな」
「彼は自分の言ったことで誰かの心を傷つけたけれど、20歳の身でこの数週間コートに出る時にブーイングを浴びた」
「ソーシャルメディアでは恐らく全方位から罵倒されている。記者は彼に対して極端に辛辣だったし、選手も彼に厳しく当たって、これらはまだ続いている。ATPからも出場停止処分の警告があった」
「辛いことだし、この先何週間かはとても困難なものになるだろう」
「時にはかなり孤独を覚えたに違いないし、起きた事から学んで、その経験を通じてより良い人間になってほしいよ」

と語ったとか。

優しい人だな、マレーさん。ありがとう。

BBC Sport - US Open 2015 Murray defends Kyrgios from 'bad guy' label


エルネスツ・ガルビス(ラトビア) vs アリアス・ベデネ(イギリス)

顔がいい者同士対決。


★実現したら面白そうな試合


3R ケビン・アンダーソン(南アフリカ)[15] vs ドミニク・ティーム(オーストリア)

前哨戦ウィンストン-セーラムでツアー3回目の優勝を果たしたばかりのアンダーソンと、今年だけで3大会優勝のティーム。但し、ティームの優勝は全てクレーでのもので北米シーズンは未だ勝ち星なしとなると、アンダーソンにやや有利?

QF スタン・ワウリンカ(スイス)[5] vs ニック・キルギオス(オーストラリア) アンディー・マレー(イギリス)[3]

過去の対戦成績はマレーの8勝6敗。但し、直近の2試合はワウリンカが勝利。


ベスト4 → アンディー・マレー(イギリス)[3]

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第4クォーター


☆気になる1R 


レイトン・ヒューイット(オーストラリア) vs アレクサンドル・ネドヴィエソフ(カザフスタン)

来年の全豪を最後に引退を表明しているヒューイットも、これが最後の全米。01年には優勝を果たした思い出の地で有終の美を飾ってほしいです。


ユルゲン・メルツァー(オーストリア) vs デニス・クドラ(アメリカ)

私としたことが、メルツァーとベネソワが離婚していたニュースを2ヶ月も知らなかったなんて!


リシャール・ガスケ(フランス) vs タナシ・コッキナキス(オーストラリア)

当初コッキナキスはキルギオスとのペアでダブルス出場を予定していたものの、直前に取りやめたとか。



★実現したら面白そうな試合


2R レイトン・ヒューイット(オーストラリア) vs バーナード・トミッチ(オーストラリア)

正直ヒューイットは初戦突破すら難しそうですが、仮にこの対戦が実現してしまうと、トミッチは引退を決めていたロディックと対戦した2012年全米2Rのように、無気力プレーでわざと負けてしまいそうです。でも、散々目をかけてもらってきたヒューイットに対しても同じ事ができるかな?


3R ジョン・イズナー(アメリカ)[13] vs イボ・カルロビッチ(クロアチア)

ビッグサーバー中のビッグサーバー対決。

4R トマシュ・ベルディヒ(チェコ)[6] vs リシャール・ガスケ(フランス)[12]

ベルディヒが英女性誌『コスモポリタン』の前立腺ガン啓発キャンペーンでヌード(過去のモデルにはロブレド、ヴェルダスコ、ツォンガ、フォニーニ)になっていたことも、この2ヶ月知りませんでしたよ。

Tennis ace Tomas Berdych gets fully naked for a Cosmo centrefold

この対戦はガスケが勝つんじゃないかと予想。


QF ロジャー・フェデラー(スイス)[2] vs リシャール・ガスケ(フランス)[12]

過去の対戦成績はフェデラーの14勝2敗で、現在フェデラーが失セット0で6連勝中。ガスケに多くは期待できなさそうですが、見たい!


ベスト4 → ロジャー・フェデラー(スイス)[2]


優勝 → ノバク・ジョコビッチ(セルビア)[1]





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