Wednesday, 10 June 2015

全仏2015 2ndウィークでひとりごと

またまた更新が開きましたが、9日目から最終日の話題などです。

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Men's Singles - Quarterfinal
Jo-Wilfried Tsonga (FRA) [14] def. 錦織圭 [5]
6-1 6-4 4-6 3-6 6-3


準々決勝でツォンガと対戦した錦織くんは、フルセットで敗退。




錦織くんは立ち上がりから本来のものからは程遠い動きで、第1セットを落とした後も調子が上がる気配は一向になし。「2セットダウンになったら寝ようかな」と思い始めた矢先に、あの事故が発生。中断後はようやくらしいプレーが出始め、顛末は皆さんご承知の通りなのですが、一体何だったんだ最初の2セット?

序盤のプレーは残念でしたが、今回の全仏は自己最高記録となるベスト8入り。この一年のグランドスラムは4R、準優勝、QF、QFと当たり前のように大会二週目まで残ってくれています、それがどれほどものすごいことでファンにとって有難いことか!幸せです。

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眠気に耐えかね錦織くんの退出を見届けるやディスプレイの電源を落としたため、ツォンガの”ROLAND, JE T’AIME”のパフォーマンスは見逃しました。


"Roland, je t'aime" écrit par Tsonga (Roland... 投稿者 tuxboard


ツォンガにとってvs 錦織戦がいかに大きな壁だったといえども、ベスト4でこれはいくら何でも喜び過ぎだろうと不安視していたら、案の定準決勝でワウリンカに敗退。もう一つ勝つのは無理だと思っていたのかな?まさか今年で引退するつもりとか?それはまだ少し早いんじゃないの?気になります。

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Men's Singles - Quarterfinal
Novak Djokovic (SRB) [1] def. Rafael Nadal (ESP) [6]
7-5 6-3 6-1


10年近くの長きに渡りクレーの絶対王者の名を欲しいままにしてきたナダルは、大方の予想通り準々決勝でジョコビッチに敗退。

全仏の試合結果でナダルの名前が右側にあるのは、どうにもしっくりきません。ついでに言うと、ランキングトップ10の一番下に名前があるのも違和感ありまくり。いつかきっと再び以前のような他を圧倒するプレーを見せてくれる日が来ると信じています。大体、錦織くんはまだナダルに勝っていませんから!勝ち逃げは許しません!

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Men's Doubles - Final
Ivan Dodig (CRO) [3] Marcelo Melo (BRA) [3]
def. Bob Bryan (USA) [1] Mike Bryan (USA) [1]
6-7(5) 7-6(5) 7-5


2013年ウィンブルドン決勝の再戦となった男子ダブルスは、ドディグ&メロ組がブライアン兄弟を下し雪辱。



全仏において、ドディグはクロアチア人として初のタイトル獲得。メロは、ブラジル人として01年男子シングルスのグスタボ・クエルテン以来の優勝。

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Women's Singles - Final
Serena Williams (USA) [1] def. Lucie Safarova (CZE) [13]
6-3 6-7(2) 6-2


女子シングルスは、セリーナ・ウィリアムズが初のグランドスラム決勝進出を果たしたルーシー・サファロワをフルセットで下し、グランドスラム20回目の優勝。



大会を通して体調不良が囁かれ続けたセリーナ。人間というものは本当に追い詰められるまで底力が出せないことが多々ありますが、ファイナルセット0-2から一気に6ゲーム連取したプレーはさすがの一言でした。セリーナのグランドスラム優勝記録はまだまだ伸びそうです。

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Women's Doubles - Final
Bethanie Mattek-Sands (USA) [7] Lucie Safarova (CZE) [7]
def. Casey Dellacqua (AUS) [12] Yaroslava Shvedova (KAZ) [12]
3-6 6-4 6-2


今大会は単複ともに決勝進出のサファロワ。マテック-サンズと組んだダブルスではデラクア&シュウェドワ組を下し、全豪に続く連覇。




個人的に応援していたのはデラクア&シュウェドワ組でしたが、サファロワが今大会少なくとも一つはタイトルが獲れたことは、素直に良かったなと思います。

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Men's Wheelchair Singles - Final
国枝慎吾 [1] def. Stephane Houdet (FRA) [2]
6-1 6-0


Men's Wheelchair Doubles - Final
国枝慎吾 [2] Gordon Reid (GBR) [2]
def.Gustavo Fernandez (ARG) Nicolas Peifer (FRA)
6-1 7-6(1)


車いす男子は、国枝慎吾選手が全仏では5年ぶりとなる単複優勝。おめでとうございます!

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Men's Singles - Final
Stan Wawrinka (SUI) [8] def. Novak Djokovic (SRB) [1]
4-6 6-4 6-3 6-4


ジョコビッチの圧倒的有利と見られていたシングルス男子決勝は、1セットダウンからの逆転でワウリンカが勝利。昨年全豪以来となるグランドスラム二度目の優勝。

最後は彼のシグネチャー・ショット、バックハンドのダウン・ザ・ラインが完璧な弾道で決まりゲームセット。ああ、何度見ても美しいです。





それにしても、ワウリンカが一度ならず二度もグランドスラムで優勝するなんて、一体誰が想像できたでしょう。全ては、選手としてだけでなくコーチとしても超優秀であることがさらに実証されたマグヌス・ノーマンのおかげ(おい)。前回昨年全豪のチャンピオン・フォト・セッションを見学していた時、「貴重な一回に立ち会えてラッキー」なんて考えててすまんかった。

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ジョコビッチはキャリアグランドスラムならず。何だか「全仏でナダルを倒した選手は優勝できない」というジンクスが生まれそうな。

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「全仏でナダルを倒した選手」と言えば09年全仏4R、ローラン・ギャロスで初めてナダルに黒星を付けたことで一躍名を挙げ、2011年7月から現在に至るまで伝染性単核症により長期ツアー離脱中のロビン・ソダーリング(30)が、半年ないし一年後辺りに100%のトレーニングができるまで回復したいとの希望を持っていることが明らかに。

来年はツアーに戻ってこれるかも?

BBC Sport - Robin Soderling hopeful of 2016 comeback after five-year absence

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私事ですが、今回は初めてドローを印刷して、一試合ずつ勝敗の予想を試みました。男子はベスト8でベルディヒ以外の7人について予想通りの勝ち上がりでしたが、女子は同じ時点で当たったのはセリーナだけという惨状。なかなか手強かったです。

とか何とか言っている間に、ツアーはとっくに短い芝シーズンに突入。ウィンブルドンはもう目の前です!

2 comments:

  1. お待ちしてました!(って、またまたワウリンカとともに登場してすみません)
    私もワウリンカの全仏優勝は「あってほしいけれどそうなるとはとても信じられないもの」だっただけに
    本当にうれしいです!
    芝は全く期待しないで北米シーズンを待とうと思っていますが、
    こちらも何があるかわかりませんね。(

    女子は今年も難しかったですね。
    風邪菌をまきちらして去っていったシャラポワが回復したのか気になります…

    ReplyDelete
    Replies
    1. ふーみんさん、こんにちは!
      コメントありがとうございます。

      考えてみれば前回も今回も時のNo.1、No.2を下しての優勝ですから立派なもんですよね。ロジャー先輩の記録に追い付くのは難しいにしても、十分胸を張って立てる成績ですね。

      そう言えばシャラポワがいませんでしたね。どうせ負けるんならサムさんに負けて欲しかった。

      Delete

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