Wednesday, 30 October 2013

メルボルン・チャレンジャー観戦記 DAY4 (その4) 内山/バンブリ vs クラーン/ヴィーナス

3時を回って雨が降り始めたメルボルン・パーク。すっかり体が冷え切っていたこともあり一度は帰宅したのだが、間もなく雨は止み1時間後に試合は再開。内山靖崇選手のダブルスが残っていたこともあり、もう一度会場へ。

コートに向かっていると、反対側からコッキナキスくんが俯きがちにやって来た。第1シードのエブデンを相手に第1セット先取と健闘した彼。セットオールで雨のため中断、試合が再開してまだ30分ほどだったが、結局負けたらしい。メルボルン・パークは現在マーガレット・コート・アリーナの屋根増設等の工事中で、場内はフェンスが張り巡らされ通路の一部は人一人が通るのがやっとの狭さ。負けたばかりの選手と擦れ違うのは気まずい。

Men’s Singles - 2nd Round
Matthew Ebden (AUS) [1] def. Thanasi Kokkinakis
1-6 7-5 6-1


***

8番コートに戻ると、内山&バンブリ組とクラーン&ヴィーナス組の試合は既に始まっていたように記憶。

Uchiyama and Bhambri

IMGアカデミー出身の二人は第1セットを落とすスタート。

第2セットの途中、ミスショットのボールだったかが勢いよくコートの外に飛び出て、コートを取り巻く植え込みの中に入り込んだ。この試合にはボールキッズが付いていなかったのですぐにうちの夫が探しに行ったが、なかなか帰ってこない。私も手伝いに行ったが、どこにも見つからない。さらに男性がもう一人加わって3人がかりで茂みに頭を突っ込んで探したのだが、どうしても見つからない。おかしい。絶対この辺りにあるはずなのに。焦る。少しボールキッズの気持ちが分かった。そのうち男の子が一人やってきて

「ボールは4つあるから大丈夫」

と教えてくれたことで、ボール探し隊は解散となった。

第2セットは内山&バンブリ組が取り返してイーブン。勝負はスーパータイブレークに持ち越されたが、序盤でクラーン&ヴィーナス組に引き離された。覚えているのは、前衛のバンブリくんがネット際でバックのハイボレーをネットに引っ掛けるミスをした後、ひどく落ち込んでいた事。

melbourne park

こんな時間になってようやくいいお天気。試合終了後、内山くんはさっさと立ち去ったが、バンブリくんは余程ショックだったらしく、しばらくベンチで一人頭を抱えていた。

それにつけても今日は寒かった。メルボルンの春はまだ遠い。

Men’s Doubles – 1st Round
Bradley Klahn (USA) /Michael Venus (NZL) [3]
def. Yuki Bhambri (IND) / 内山靖崇
6-4 3-6 10-5






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